『 霊柩車運転手が明かす
「宮型霊柩車」が減ってしまった理由 』、
と題された見出しを見たりした。
40歳になった頃までの昭和の終わりの頃まで、
「宮型霊柩車」見かけることはあったが、
この後は見かけることがなかった・・と思ったりした。
今回、《・・「宮型霊柩車」が減ってしまった理由・・》、
真摯に学びたく、こっそりと読んでしまった。
この記事は、【 マネーポストWEB 】ん2018年6月21日に配信され、
無断であるが、記事の前半を転載させて頂く。
《・・
車の話題が溢れるなか、霊柩車が取り上げられることは少ないが、
「霊柩車の運転手」とはどんな仕事なのか?
霊柩車の運転手歴が30年近くに及ぶ男性Aさんによれば、
苦労は色々あるようだ。
「私は、御遺体を乗せている時に、交通事故を起こしたり、
交通違反で捕まったりしたことはありませんが、
同僚には、交通事故に遭ったという人もいます。
交差点で停車した時に、後ろからぶつけられ、
そういう時は、通常の交通事故と同様、警察を呼んで処理をするそうです。
そもそも運転をしている限り、事故をゼロにすることはできません。
自分ではいくら気をつけていても、“もらい事故”は避けられませんから」(Aさん。以下同)
緊急車両を除けば、道路上ですべての車は対等だが、霊柩車は、やはり少々特殊な車。
ただ、霊柩車なら後ろから煽られたり、クラクションを鳴らされたりしないかと思えば、
そうでもないという。
「20年ぐらい前までは、『宮型霊柩車』というお神輿のようなタイプのものが多く、
周りの車は、車間距離をとってくれたものでした。
しかし最近は『宮型』が減り、『洋型霊柩車』が増加。
『洋型』は、霊柩車だと分からない人もいるようで、急な割り込みをされたり、
『エラそうな外車に乗りやがって』と言わんばかりに、
クラクションを鳴らされたという話も聞きます」
黒塗りでキンキラキンの宮型霊柩車は、確かに見かける機会が激減している。
その裏には、こんな事情があるそうだ。
「ウチの会社には、霊柩車が10台近くありますが、『宮型』は1台もないので、
リクエストが入った時は、ヨソから借りてきます。
『宮型』が減ったのは、遺族側の『派手にしたくない』という意識の変化もあるようですが、
葬祭場の近隣の住民から嫌われる、という理由のほうが強いようです。
多くの葬祭場の周囲では、霊柩車乗り入れ禁止区域があって、
霊柩車が通るルートが定められています」・・ (略)・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
霊柩車にまつわること・・多々教示されたりした。
たとえば、《・・葬祭場の周囲では、霊柩車乗り入れ禁止区域があって、
霊柩車が通るルートが定められています・・》
こうしたことも私は無知であったりした。
或いは、「宮型霊柩車」が減ってしまった理由は、
《・・遺族側の『派手にしたくない』という意識の変化もあるようですが、
葬祭場の近隣の住民から嫌われる・・》
我が家から10キロ近く遠方に葬祭場はあるが、
こうした葬祭場の近隣の住民から嫌われる心情は、
無知であったりした。
私が微苦笑させられたのは、
《・・20年ぐらい前までは、『宮型霊柩車』というお神輿のようなタイプのものが多く、
周りの車は、車間距離をとってくれたものでした。・・》
私が23歳の独身時代、生家の自動車を盛んに運転していた時、
年に数回、お神輿のような『宮型霊柩車』が前方に走行していた・・。
こうした時は、なお一層、追突したら『御遺体』はもとより、
御親族、火葬場の関係者まで、大変なご迷惑をかけると思いながら、
慎重に気配りしながら走行したりしてきた。
このようなことを思い馳せたりしたが、
昨今は、《・・『洋型霊柩車』が増加し、霊柩車だと分からない人もいるようで、
急な割り込みをされたり、『エラそうな外車に乗りやがって』と言わんばかりに、
クラクションを鳴らされた・・ 》
これには自動車免許証を自主返納した私でも、苦笑させられたりした。