夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京郊外の調布市の片隅みの地域は、錦繍の情景が続き、私は微笑みながら・・。

2012-12-04 18:09:04 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
昨夜から雨が降りだし、今朝は雨脚で目覚め、本降りとなっていた。

地元の天気情報に寄れば、朝の6時は8度、昼下りは13度前後、夜の6時は9度前後、
雨のち曇り、昼過ぎから晴れ間と報じていた。
私は雨が降りしきる小庭を眺めたりし、昨日より確かに暖かいが雨じゃねぇ、と苦笑したりした。
その後、9時過ぎに雨は止んだが、どんよりとした曇り空が続き、
空が明るくなり青空を少し増してきたのは昼過ぎであった。

私は午後の2時過ぎに、雨上がりの清々しい情景を甘受しょうと自宅を出て、付近を散策した。

私の住む世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みの地域は、
平年の11月23日の『勤労感謝の日』の頃になると、
周囲一帯の落葉樹の葉は朱色、紅色、黄色などに染め錦繍(きんしゅう)の情景となり、
やがて数多くの葉が舞い散る中で、公孫樹(イチョウ)の黄色い葉が彩(いろど)りを見せてくれる。
そして周囲に公孫樹(イチョウ)のあまたの葉が黄色い絨毯を重なるようになるのが、
12月の『師走(しわす)』の初旬となっている。

しかしながら今年は、秋に平年より暖かった為か、
ここ数日でも朱色、紅色、黄色のなど彩(いろど)りが一部では見られる。

歩きだして、自宅の近くに流れる野川の遊歩道を上流に向って歩きだした・・。
まもなく桜並木のような下を歩いたりした。
              
この後、この武蔵野地帯に古来からある欅(ケヤキ)、クヌギ、コナラ、イヌシデなどの落葉樹が
植えられている小公園に入った。
この小公園の落葉樹の四季折々の情景に魅せられて、
特に定年退職後の2004〈平成16〉年の秋以降、こよなく愛してきた公園のひとつであった。
                     
こうした私の真情は幼年期に農家の児として育てられ、
欅(ケヤキ)、クヌギ、コナラ、エンジュ、イヌシデなど生家の雑木林にあったり、
垣根代わりに植えられた樹木であったので、何かしらやすらぎを感じるのである。
             
          
             
こうした情景を長らく見惚(みと)れたりした。
                      
このような小路も好きであり、遠い昔の幼年期に歩いた村道を思い重ねたりした。

そして帰路に向かい、桜並木のような下を歩いていると、彼方の前方に小学生の数多くの学童が見えた。
                    
川沿いにある小学校の下校時に、たまたま出会った。

このような時の少し前の時刻になると、
《 学童が下校の時となりました・・みんなで~学童を・・護(まも)りましょう・・》
と私の住む街の調布警察署から、小学校の下校時に、街中に聞こえるように広報されている。

まもなく学童が数人グループ、或いは10人ぐらい群れて歩いてくるのが見えて、
それぞれ談笑を重ねながら、ときおり歓声もまじえて、歩いてきた。

こうした情景は愛らしいが、残念ながら昨今は個人情報はもとより、学童たちの治安保護もあり、
私は見知らぬ人に対しては、安易にカメラを向けることが出来なくなっているのが、
ここ10数年となっている。

やがて私は自宅の近くになると、
                    
欅(ケヤキ)は落葉し、公孫樹(イチョウ)のあまたの葉は黄色に彩(いろど)れ、
私は立ち止まり、しばらく眺めたりした後、自宅に向った。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村
散文 ブログランキングへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブログの投稿文に写真を添付... | トップ | 『へそくり』、『タンス預金... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

定年後の思い」カテゴリの最新記事