入浴の基本を押さえておけば、免疫力アップ、疲労回復はもちろん
心の安定や美肌効果も得られます。
その方法を、温泉療法専門医の早坂信哉先生に教えてもらいました。
☆入浴で健康に。毎日、40℃の風呂に10分つかろう
「最も身近ですぐにできる健康法は、入浴。
毎日湯船につかっている人は、週に2回以下しかつからない人に比べ、
心疾患や脳卒中、糖尿病のリスクが低く、
さらに介護状態になるリスクが3割少ないという調査結果があります」
そう語るのは、お風呂や温泉の医学的効果に詳しい温泉療法専門医・早坂信哉先生です。
入浴の健康効果は、体温が上がって血管が広がり、血流が上がることに起因するといいます。
「体内に酸素や栄養素を届けて、代謝を促す血流は、健康の土台。
血流がよくなると、免疫力がアップし細胞が活性化。睡眠の質も上がります。
また老廃物をしっかり排出し、肌のターンオーバーを促すため、体を若々しく保てます」
入浴は、心にもよい影響を与えます。
温かい湯につかると、幸せな気持ちになるのは、
「ストレスホルモンの『コルチゾール』が減り、
幸せホルモンの『オキシトシン』が増えることに関係しています」
こうした効果を最大限に得るには、正しく入浴することが欠かせません。
基本の入浴法は「40℃の湯に10分、肩までつかる全身浴」です。
「熱めの湯の方が体が温まると思いがちですが、
42℃以上になると交感神経が優位になり、血液の粘りが増したり、
血圧が過度に上がったり、体に負担をかけます。
少しぬるめの40℃の湯に10分ほど入ると、
体温が0.5℃から1℃上がり、血流が改善されることがわかっています。
また、リラックスや血流改善を促す『浮力』と『水圧』の効果もしっかり得るためには、
全身浴がいいのです」
☆安全な入浴のために知っておきたいこと
入浴でより免疫力を高めるには、
目を閉じて湯船に肩までつかり、腹式呼吸で3秒息を吸い、
口をすぼめて5秒かけて息を吐きだすのを、繰り返し行いましょう。
体調が優れないときは、無理に入らないことも大切です。
入浴前に上の血圧が160以上、下の血圧が100以上、
体温が37.5℃以上のいずれかに当てはまる場合は、入浴は避けるべきです。
また、もし入浴中に不調をきたした家族を見つけた場合は、
まずは溺死を防ぐために、湯船の栓を抜きます。
次に、窓やドアをあけて涼しくさせて、湯船の外で横向きに寝かせます。
このように、安全に留意して、「健康で長生き」を引き寄せる入浴を楽しみましょう。
☆入浴から最高の睡眠をとるための時間割
夜、帰宅して、すぐの入浴はおすすめできません。
効果を高めるには、入るタイミングも重要。
疲労回復と良質な睡眠につながる理想の流れは、「食事→休憩→入浴→睡眠」の順番です。
いったん体温を上げることがポイント。
お湯の温度は、副交感神経が優位になる40℃で。
リラックスして過ごし、じっくり体温を上げましょう。
☆体温がほどよく下がったら 就寝する
入浴で上がった体温が下がることで、寝つきがよくなり、
睡眠の質を左右する「深い眠り」につけます。
ESSEonline編集部・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
我が家のお風呂場は、洗面所と脱衣所の隣接し、近くにはトイレもある。
洗面所と脱衣所、近くにはトイレまで、電気ストーブで暖めている。
私は原則として、毎日、夕食前に必ず入浴している。
浴室を湯気で温められているので、
そして洗面所で、高齢者は清潔感が大切ょ、と家内から日頃から叱咤されている私は、
髭(ヒゲ)剃り後のクリーム、そして髪の毛にはヘアートニック、わずかなヘアークリームで整髪した後、
下着そしてパジャマを着たりしている。
この後、私は『お先に・・』と居間にいる家内に大きな声で伝え、
まもなく家内の入浴タイムとなるのが、年金生活を始めた当初より、
ここ20年近い年金生活の中で、我が家の習(なら)わしとなっている。
私の入浴している中で、自身に注意していることがある。
過ぎし20年前、私の会社時代の先輩で、70歳少し前に、
入浴している中で脱水症状となり、まもなく死去してしまった、
と私は知人から教えられて、動顛してしまった・・。
何かしらお酒を呑んで入浴していた、と私は知り、
私はこれ以来、お酒を呑んだら、入浴は厳禁と、
たとえ家内と旅行の時でも、私は実行している。
このように学んできた私は、浴室内で素肌で救助されることは、
少しボケた私でも、恥ずかしいことであり、湯舟に身も心もゆだねても、
ある面、注意しながら、倖せのひとときを享受している。
今回、《・・少しぬるめの40℃の湯に10分ほど入ると、
体温が0.5℃から1℃上がり、血流が改善される・・》学び、
私は5分前後の昨今より、10分ぐらいにしょう、と微笑んだりしている。