『 血圧の上昇が悪影響を与える 室温が低いと「脳」が老化する 』、
題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。
こうした中、寒い季節には居間のエアコンを暖房にして、
お互いに日中のひとときを過ごすことが多くなっている。
今回、《・・室温が低いと「脳」が老化する ・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読してしまった・・。
この記事の原文は、公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルス+』に
2020年2月7日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・「暖冬だぁ~」と油断していたら、日本列島に寒波が押し寄せた。
気象庁は、北海道など北日本が大雪になると注意。
東京は5日の千代田区の最低気温は2・4度だったが、けさは1・4度だった。
本格的な寒さの直撃で気になるのが、最近注目の「室温が低いと、脳が老化する」という説だ。
慶応大理工学部の伊香賀俊治教授が、高知県梼原町の40~80代の男女150人の脳をMRIで分析。
それぞれの家の居間の温度を測ったところ、
室温が1度低い人は、脳の老化が2歳分進んでいることが分かった。
家の中で寒い思いをすると、脳が年を取るわけだ。
「脳が若返る30の方法」(中経出版)などの著書がある医学博士の米山公啓氏が言う。
「医学的見地から言うと、65歳以上の高齢者は、
寒い場所にいると血流が悪くなって、脳にブドウ糖や酸素が届きにくくなり、
結果的に慢性的な脳の老化を招くということです。
また、寒いと血圧が上がり動脈硬化が進むため、脳の血管が詰まったり破れたりする。
いずれも脳にダメージを与えてしまいます」
こうした理由から、寒さによる高血圧症が、アルツハイマー型認知症や、
脳血管性認知症を誘発する危険もあるそうだ。
伊香賀教授の研究では、入浴の際の脱衣所の室温が、
15度の家と13度の家では、住む人の健康寿命に差が出た。
13度のほうが要介護認定を受けやすく、健康寿命が4年短かったというのだ。
原因は寒い場所で裸になって、収縮した血管が、風呂の中で温まって一気に血管が広がること。
米山氏は「高齢者が血圧が急激に下がって、脳に血流がいかなくなり、
心筋梗塞などで倒れることがある」と警告する。
そうしたことからWHO(世界保健機関)は、冬の最低室温を18度以上にするべきだと勧告している。
「暖房はストーブよりも、居間全体を暖めるエアコンがいいでしょう。
その場合、加湿器があると空気の乾燥を防ぎ、カゼなどのウイルスの動きを抑制できます。
暖房を使わずセーターを重ね着する高齢者もいますが、
加齢により自分で発熱できにくくなっているため、体が温まりません。
お茶やコーヒーのような温かいものを飲むほうがいい。
エアコンを18度に設定しても、実際はそれ以下のことがあるので、室温計で温度をチェックしてください。
北海道の寒冷地でも健康な人が多いのは、冬場の家の中が暖かいからです」(米山公啓氏)
健康のためにやせ我慢せず、しっかり暖を取りたい。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
多々教示させられたりした・・。
我が家は雑木の多い小庭に築後40数年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。
こうした中で、我が家は寒さを感じた時は、
暖房は居間にあるエアコンを使用せずに、ガスファンヒーターに頼りしてきた・・。
新築した1978年(昭和53年)初春の当時は、
周辺の家は電力は20アンペアが多かったらしく、我が家も東京電力より20アンペアが配盤された。
そして室内の灯り、冷蔵庫、洗濯機、レンジ、炬燵(こたつ)などを活用し、
これ以上するとブレイカーが降りて、電気は遮断されたりした。
やむなく東京ガスが配管した各部屋に設置されていたので、
暖房はガスファンヒーターを使用してきた。
この後、今から30年前の頃には、電力は30アンペアに増強されたが、
相変わらずガスファンヒーターを幾たびか買い改めてきたりした。
そして過ぎし年に修理を依頼した時、想定したより修理代が高く、
結果的には、新たに買い改めてきた苦い体験もあったりした。
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そして過ぎし確か5年前の秋に、ガスファンヒーターを取り出して準備稼働をさせたが、
何かしら排出される清浄機動が衰えたらしく、
まもなく家内は、今年の冬はエアコンの暖房で過ごしましょう、と私に提案して、
これ以来エアコンの暖房に頼っている・・。
こうした根底には、私たち夫婦は高齢であり、少し重いガスファンヒーターを新たに買い求めても、
やがて私は後期高齢者となり、重量とガスの取扱いなどを配慮すれば、
やむなくエアコン一台で暖冷房ですませよう、と思惑があったした。
そして熱い時節は、長年に電力に頼るエアコンの冷房を稼働させてきた体験はあったが、
エアコンの暖房は、我が家として初めてであった・・。
こうした中で、我が家の居間は17畳ばかりあるが、居間全般として、
エアコンの暖房は稼働させている・・。
室温は25度に設定して、実質は20度ぐらいで夜まで継続している・・。
そして私たち夫婦は、午後の大半は居間で過ごすことが多くなっている。
そして私は小心者の為か、エアコンの暖房に伴う電気料金は、
果たしてどのくらいなるか、と漠然と思ったりしている。
こうした心情もあったりしたが、私の知人より、
エアコンは「つけっ放し」の方が節約、と私は教えられてきたので、我が家は準拠してきた。
こうした冬の時節、私は冬用のスポーツシャツの上に、ジャンパー型のフリースで室内で過ごしているが、
しかしながら経費節約の余りに、今より低下させて過ごせば、風邪で通院するも困るよなぁ、
と軟弱な私は思案しながら、微苦笑したりしている。
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そして今回、《・・加湿器があると空気の乾燥を防ぎ、カゼなどのウイルスの動きを抑制できます・・》、
と学んだが、無念ながら我が家にないのである。
そして私たち夫婦は、居間の乾燥を防ぐ為、
洗濯・乾燥機を終えたタオル、ハンカチ、靴下など、それぞれの干し物用ハンガーに吊るしたのを
居間のはずれに干したりしている。
やがて私が夕食前に入浴しているが、この中のタオルを2枚取り、
あたたかなタオルに微笑んだりしている。