夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

久しぶりに私たち夫婦は、都心に買い物をして、やがて疲れ果てて・・。

2022-09-27 16:23:12 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


私が年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

こうした中で、私たち夫婦は3週間に一度ぐらい最寄り駅の付近で買物して、

私は家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらいしている。

或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物をしてきた。




しかしながら2019年の4月、家内は初期の膵臓がんに遭遇して、
 家内は2泊3日で検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。


もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。

そして転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、ひとり住まいなどを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりした。

やがて手術後、3年3カ月が過ぎた9月1日、

定例の精密検査をし、幸運にも転移がなく、私たち夫婦は安堵をしたりした・・。

この間、2020年の2月、新型コロナウイルスの烈風に伴い、
長らく感染防止で、閉塞感のある日々が続いてきた。


ここ一カ月、終活の延長戦として、私たち夫婦は、
子供いないため一世一代となるため、仏壇のことも検討してきた・・。



本日、たまたま私が満78歳の誕生日を迎え、
お日柄も良き日であるので、久しぶりに私たち夫婦は、都心に買い物をしたりした・・。

仏壇として名高い『はせがわ』の都心にある店に行き、
仏壇と多岐な備品を確認した後、買い求めたりした。

もとより私たちのどちらかが亡くなった時、
残された方が心の負担を軽減したい為、
或いは生前に仏壇をお互いに確認しておきたい、思いであったりした。

この後、私たち夫婦は、新宿の小田急、そして京王デパートに寄ったりした。

私のスポーツシャツで外出用が古びてきたので、
家内は私のお誕生日のプレゼント代わり、選定したりした。
結果的には3枚ばかり買い求めたりした。




こうした中で、久しぶりに私たち夫婦は、
人出の多い都心に買い物をした為か、お互いに疲れ果てて、
遅い昼食代わりの食事処もパスしてしまった・・。

やがて我が家の最寄駅にある駅ビルにあるスーパーで、
お弁当を買い求めて、帰宅した。

帰宅後、遅い昼食のお弁当・・私たち食べながら談笑して、
今日の買い物・・仏壇と備品、そして私のスポーツシャツ・・
おかしな買物をしてきたが、一生に一回の買い物だ、
と微苦笑したりしている。
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4 コメント

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Unknown (charlotte622)
2022-09-27 21:44:26
お誕生日おめでとうございます。これからも奥様とご一緒にお健やかな日々を過ごされますように。
杏子
返信する
今後とも、よろしくお願い致します。 (夢逢人)
2022-09-27 22:53:53
charlotte622さま。

初めまして・・。

>お誕生日おめでとうございます。
>これからも奥様とご一緒にお健やかな日々を過ごされますように。
>杏子

私たち夫婦は年金生活を過ごして、丸18年近くになるが、
46年ばかり寝食を共にしてきた結婚生活の中で、幾重かの人生の荒波を乗り越えてきたが、
年金生活は、定年退職するまで何かと悪銭苦闘が多かった為か、
予測した以上に安楽の日々を過ごしてきた次第です。

定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきました。

そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりしました。

或いは昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、
お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしているのが実態です。

そして午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。

こうした中で、家内は料理、掃除、洗濯などを従来通りしてくれるので、
せめて家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしたりしています。

そして人だれしも長所、短所はあるが、
私は短所の方が多いので、家内の短所には目をつぶり、長所を伸ばそうと心がけてきた次第です・・。
             

家内は料理、洗濯、掃除などを積極果敢にする専業主婦の優等生であるが、
血液型A型となっています。

そして我が家では一年に数回、私はB型、家内はA型の為か、
ボタンの掛け違いのように差異が発生し、険悪になることもある。

やがて私は、映画、文學、音楽に関しての粗雑なコメント以外は、
私たちの人生に大勢に影響がないと判断して、
いつまでも心のわだかまりを残すことは、夫婦としてよくないと思い、15分以内に妥協して、
『ボクが悪かった・・XXちゃんのおしゃる通りです!!』
と家内の前で、私は床に伏して詫びたりしています。

このように我が家は家内安全となり、離婚などは無縁である、
と私は微苦笑したりしています。

こうした中、私たち夫婦の年金生活を、ご近所の方の奥様たちが見かけて、
あなたたちは仲良し恋しねぇ、と社交辞令のお世辞を頂くこともある。

しかしながら日常生活の実情は、私は家内のことを、
婚約する前の頃から、『XXちゃん・・』と呼んでいるが、
家内は日頃の多くは、私のことを『あなた・・』と呼ぶことが多いが、
ときには、たわむれで、『XXクン・・』と苗字で呼ぶこともあります。

やがて2004年(平成16年)の秋、年金生活を始めてまもない頃、
私は家内から依頼された買物の購入品などで間違えたりすると、
『ボケチィンねぇ・・』と家内は笑いながら、私に言ったりしました。

この日以降、私が何かで日常生活で失敗した時、『ボケチィンねぇ・・』とか、
ある時は『ダメオ(駄目夫)クンねぇ・・』と家内は微苦笑しながら、
私に言ったりしているのが実態です。

​このように私たち夫婦の実態ですので、世の中の78歳と73歳の御夫婦は、
どのように過ごされているか、判りません。

コメントありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (k1931i)
2022-09-28 11:52:35
頑張ってますね私も老後を色々考えて今85歳でございますいつも見ていただいてありがとう
返信する
貴兄は御高齢の身でありながら・・。 (夢逢人)
2022-09-28 21:46:26
k1931iさま。

初めまして・・。

先程、貴兄よりコメントを頂いたことに気付き、
大変失礼を致しました。

>頑張ってますね
>私も老後を色々考えて今85歳でございます
>いつも見ていただいてありがとう

私は過ぎし年に貴兄のブログ【仏教と日記主体に書いてゆきます宜しく】を拝見し、
私は株式投資には興味がありませんが、仏教には少しばかり関心があり、
読ませて頂いた次第です。

貴兄は御高齢の身でありながら、心身ご健在の御方と感じた次第です。

コメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
返信する

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