夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

今年、残すところ2週間ばかりとなり・・!?

2008-12-15 07:24:32 | 時事【社会】
東京郊外の調布市は、冬のような寒さあるが、
穏(おだ)やかな朝の陽射しの朝を迎えている。

先ほど、地元の天気情報を報じていたが、
朝の6時過ぎは1度、日中も8度前後の冬晴れ恵まれ、
夜の6時は5度前後が予測され、
平年並みの寒さとなります。
尚、日の出は6時43分、そして日の入りは16時29分です、
と報じていた。

先ほど、カレンダーを見ていたら、
26日の金曜日は『官庁御用納め』と明示されて折、
今年も2週間ばかり、と心の中で呟(つぶや)いたりした。
そして、私が勤めていた民間会社は、いつ仕事納めかしら、
と思ったりしていた。

私は定年退職後の年金生活5年生ので身であるので、
冬晴れの本日は、買物と散策とするか、
或いは落葉した朱紅色、紅色、黄色の葉を掃き清め庭の手入れをするか、
少し迷ったりしているのである。

そして、この後、このサイトに投稿した一文を読んだりしたのである。

【『御用納め』、そして『仕事納め』・・♪】と題して、
2006年12月28日に投稿している。

【・・
官公庁は、本日が通常業務に携わる方達は本年最後の勤務日、
とニュースで報じていた。

私は定年退職後の三年生の身であるが、
新聞、テレビ等で、御用納め・・或いは仕事納めと見たり、聴いたりしている。

どのように使い分けしているのか、調べたりしていた。

インターネットを検索していたら、NHK放送文化研究所に於いて、
【現場の疑問 ことばQ&Q 視聴者の疑問】
とコーナを設定し、明確に回答している。

私はこのコーナーには無知であったが、回答、そして解説を読んで笑ってしまった。

何で笑ってしまったのかは、本当に官公庁のお方達が実用し、実感しているか、であった・・。

無断であるが引用させて頂きます。


【問い】
年末年始のニュースにでてくる『御用納め』『御用始め』について、
最近『仕事納め』『仕事始め』という言い方の方を多く耳にするのですが、
放送ではどのような使い方をしているのでしょうか。

【回答】研究主幹・豊島秀雄 2000.12.01.
原則として『仕事納め・仕事始め』を使っています。
官庁の場合にも、なるべく『仕事納め・仕事始め』を用いるようにしています。

【解説】
『御用納め・御用始め』の『御用』は、
本来は宮中・幕府・政府などの執務・仕事を指す言葉でしたが、
放送では民間会社などについても『御用納め・御用始め』という言い方が、
1960年代中頃まで一般に使われていました。

しかし、この言い方には、《いわゆる『お上の御用(仕事)』という古い感覚が感じられる》、
《固(かた)い官庁用語をもっと分かり易(やす)い、親しみ易いものにしてほしい》
などの意見や要望もあって、
今では民間の会社などに限らず、
官庁の場合にもなるべく『仕事納め・仕事始め』を使うようにしています。

以上、無断であるが、引用させて頂きました。


私は1970年に中途入社で民間企業に勤めだしたが、
この頃の風潮としては、上司の方達も最後の勤務日の夜6時からに納会をして、
立食パーティーの中で、『御用納め』などとさかんに言ったりしていた。

民間会社さえ社会情勢と入社の年代により、
日常の用語も変るということである、と改めて実感したりしている。

・・】


このように綴って折、私は微苦笑しながら読んだりしたのである。




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『年賀状』を発行しながら、そのお方を思い・・♪

2008-12-14 13:54:10 | 定年後の思い
私はここ数日、年賀状の親族、親戚、知人、友人等に
数種類の文面を考えた結果、昼前後のひとときプリントした。

宛名のソフト『筆まめ』を愛用しているが、
葉書の表面をプリントしている時などは、そのお方のことを思ったりしていた。

わずか、その人、そのお方はたった1分前後であるが、
幼児、少年期にあの叔母さんにお世話になった・・、
中学時代の時の友に、あの時は助けられた・・
就職、結婚の人生の節目に、あの奥様に多大な暖かな言葉を頂いた・・
サラリーマンの時代にあの上司に、あの時のアドバイスがなければ・・
友のさりげない激励・・

このような人生のさまざまな瞬時の情景が甦(よみがえ)るのである。


私は年金生活の五年生であるが、
こうした折、私なりに拙(つたな)い人生を歩んできたが、
改めて多くの助けを頂き、今日を迎えることが出来ている、
と実感したりしている。


そして、過日、私は【たとえ年賀状でも、創意工夫で認(したた)め・・♪】
と題して、
このサイトに投稿した綴りを読み返したりしていた・・。

【・・
私は年金生活の5年生の64歳の身であるが、
年賀状を頂くのも、ひとつの楽しみとしている。

元旦の朝の10時頃に配達されるのが、毎年の慣(なら)わしとなっている。

そして、知人の近況などが付記されていると、
お元気でお過ごし・・と知り、安堵したりしているのである。

一番困るのは、定例型の挨拶文だけで記載されている場合である。

例えば、

 賀正
本年もよろしくお願い致します


  謹賀新年
輝かしい新年を迎えまして
皆様のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます

 
私はこうした年賀状を拝読すると、がっかりするのである。

たとえ年賀状の一通でも、少なくとも近況とか、
何か創意工夫が必要である、と思っているのである。


私は小学生の時、『習字』の授業は怠けていたので、毛筆で達筆は夢の世界であり、
『図画』の授業も不得意であったので、イラストで絵を描くのも駄目である。
或いは、デジカメでその人なりの心を込めた情景で表現すれば良いかしら、
と思ったりしたが技量がなく、断念しているのである。

やむえず、私なり散文で綴っているが、
独創性のある文体で、的確に近況の知らせを短い文章で表現しているが、
私は毎年、12月の中旬になると数日思案しているのである。

この近況の知らせを親族、親戚、知人、友人等に数種類書き分けているのである。
現役時代の頃は、上司、同僚なども当然として加わっていたので、
私なりに工夫した文面を作成している。

古人から、文は人なり、という至言があるので、
たった年賀状一枚と云えども、粗末にはできないのである。

・・】


このように私は少し気負って綴っていたが、
まだ私は人生のなかばで青臭いかしら、と微苦笑したりしている。



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冷たい雨の降る日となり・・。

2008-12-14 08:15:46 | 時事【社会】
東京郊外の調布市は、雨が降りしきる朝となり、
モミジの紅色、朱紅色の葉をわずかに残し,
樹木の周辺が落葉したたわわな葉が彩(いろど)っている・・。

先ほど、地元の天気情報を報じていたが、
朝の6時過ぎは8度、日中の最高気温は6度前後となり、
昼下りまで雨の降る寒い日中となり、夜の6時は6度前後が予測され、
本格的な真冬日となります。
と報じられていた。

ここ一週間は11月のような暖かさに恵まれていたが、
一転して冬に気候に変わり、私は少し戸惑ったりしている。


今年もあと2週間ばかり残しているが、
こらからは本格的な真冬日となるので、お勤め方たちは大変と、
雨の降りしきる情景を見つめ感じたりしたのである。

昨今、政治の混迷はもとより、経済の悪化で雇用の不安のなる中、
私は民間会社のサラリーマンの方たちに心を寄せたのである。


私は定年退職後、年金生活の5年生の64歳の身であるが、
かって日本はバブル崩壊や、そしてベルリンの壁の崩壊後、
アメリカ型の経済が世界中に一色となり、
日本経済の足かせになってきた企業の「雇用・設備・債務」の三大過剰問題に対し、
過酷なほどに経営改革が行なわれ、リストラ渦中で、殆どのサラリーマンが翻弄された。

私の勤めていた外資系の中小業の会社も、
1995年頃からリストラ渦中となり、多くの人が業界から去ったり、
私も1999年に出向となったりした。

私はこうした体験もあるので、
今の現役世代の民間会社のサラリーマンの心情が痛いほど解かるひとりである。
幾たびか障害レースのような競争をさせられたが、
ともかく目の前の問題を乗り越えて、頑張るしかないのである。

このような思いで雨を見つめたりしていた・・。




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遅ればせながら『ネット流行語大賞』を知り・・♪

2008-12-13 17:10:38 | 時事【社会】
私は年金生活の5年生の64歳の身であるが、
先ほどネットを検索して偶然に未来検索ブラジルに寄る『ネット流行語大賞』があることを、
生まれて初めて知ったのである・・。

そして恥ずかしながら、たったひとつだけ知っていて、
苦笑したのである。


【金賞は「あなたとは違うんです」 ネット流行語大賞】
と題された記事で、配信は12月3日にされている。

記事の本文は、

【・・
未来検索ブラジルは1日、
インターネットユーザーからの投票によって決定する「ネット流行語大賞2008」の結果を発表した。

金賞は「あなたとは違うんです」、
銀賞は「~ですね、わかります」、
銅賞は「ゆっくりしていってね!!!」が選ばれた。

投票は9月14日から11月29日まで、
同社のアンケートシステム「コッソリアンケート」上で実施。
のべ4万3352票を集めた。

金賞の「あなたとは違うんです」は、
9月1日に行われた福田元首相の辞任会見での発言。

また、銀賞の「~ですね、わかります」は、
「こうですか?わかりません」との対比で使われたという説があるほか、

銅賞の「ゆっくりしていってね!!!」は、
「東方project」という同人ゲームが起源だとしており、
ともに2008年初頭からネット上で頻繁に使われ、年末まで人気を保っていたという。

4位には「毎日変態新聞」、
5位には「わしが育てた」、
6位には「いいえ、ケフィアです。」がランクインした。

・・
未来検索ブラジルでは、昨年と比較すると、
キーワードというより「ネット上でよく使われる言い回し」が
上位にランクインする傾向が見られたと指摘する。

同社によれば、これらの言い回しは「ガイドライン」とも呼ばれ、
一度ガイドラインとして認識され、まとめサイトなどに掲載されると、
使用される頻度に拍車がかかることがあるとしている。

「今後この傾向は加速する可能性があり、
いわゆる世間で言うところの一般的な流行語とネット流行語は
さらに乖離していく可能性もある。

ネットで “使いでのよい言い回し”が流行すると、
あらゆるコミュニティのあらゆる文脈で頻出するようになり、
その伝播力は単なるキーワードより強力。」(未来検索ブラジル)

・・】

以上、無断であるが、記事の本文を掲載させて頂いた。
注)記事の原文より、あえて改行を多くした。


http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/201204/


私が知っていたのは、金賞だけであり、あとは解からないので本音である。
そして、【言い回しは「ガイドライン」とも呼ばれ・・】と解説されたりすると、
私は尚更、混乱し混迷するのである。

私は悔(くや)し紛(まぎ)れにたったひとつ知っている『ネット流行語大賞』の言葉を
かってこのサイトに投稿したこと思いだしたので、
あえて再掲載をする。


【石原・総理&小池・副総理・・!?】と題して、
9月3日に投稿している。

【・・
一昨夜、NHKの『ニュースウオッチ9』を視聴していたら、
臨時記者会見として、『福田首相、辞任表明』が行われ、私は驚いた・・。

私も国民のひとりとして、真摯に会見の内容を見ていたが、
ただ、最後のある記者の質問にも大胆に質疑されたことも驚いたのである。

質問
『・・首相の退陣会見を聞いても「ひとごと」のような印象があります。
安倍前首相に続き、このような形で辞めることが・・
自民党を中心とする政権に与える影響をどう考えますか?・・』

福田首相
『・・自民、公明両党の政権が順調にいけば、それに越したことはない。
しかし、私の先を見通す目の中には、決して順調ではない可能性がある。
その状況の中で、不測の事態に陥ってはいけないとも考えた・・。
「ひとごとのように」と言われたが、
私は自分自身を客観的に見ることができる。
あなたと違う・・。
そういうこともあわせて考えてほしい・・』


私はこれまでの答弁を真摯に受け止め、そして憂いていたのであったが、
この答弁の最後には思わず笑ってしまったのである。

私は中小業の民間会社を定年退職し、年金生活の4年生の身であり、
政治の世界に疎(うと)く、少しボケた身でもある。

私の記憶に間違いがなければ、このように聴こえたのである・・。
私は思わず笑ったのは、生活に苦労されず裕福な育ちで、
エリートに多く観られるプライドの強い人だなぁ、
と素直に感じたのである。


昨日のニュースは、自民党の後継者選びが多く、
政治混迷の中で、景気回復の経済対策、道路特定財源、
消費税など問題が山積みとなっている昨今、
無力な私はため息をしながら、
新聞を読んだり、テレビのニュースを視聴したりしていた。

何かしら、後継者が麻生幹事長が有力視されていると知り、
禅譲のパターンか、と感じたのである。
これでは、流行ことばである「国民の理解は得られない・・」
という格言を思い浮かべたのである。

過日、『北京オリンピック』の柔道で、
輝かしい金メダルを獲得した石井選手のことばを思い出し、
民主党に『勝つ』力量、何より国民に理解され、投票に応じて下さる人は・・
と思ったのである・・。


何より自民党が国民から信頼される政権与党にするには、
党内で思い切った改革が前提であり、
まずは60歳以上の方は長老役に徹し、
経験不足の若手の知恵袋となり、支援に徹する。

そして若手の布陣の中から、総理、副総理を選定し、長老の1部がやむえず3役に配陣し、
多くの大臣は若手とする。

このような妄想の中で、
渡辺喜美・前行政改革相は日頃から好感し、最有力と思ったのであるが、
全国のご婦人の投票を配慮すると、
残念ながら弱い、と感じるのである。

このように消去すると、『勝てる布陣は』、
石原伸晃・元政調会長を総理大臣にし、副総理大臣は小池百合子・元防衛相、
新鮮で強力なコンビかしら、と思ったのである。


私は日頃から、民主党の元党首だった岡田克也、前原誠司の両氏には
好感しているひとりある・・。
しかし残念ながら、両氏に支援するどころか、党内の足の引っ張り合いで、
この両氏の英知、力量が発揮されていない、
と思ったりしているのである。

こうした思いから、私の理想としては、
前原誠司・民主党副党首を党を超え、
彼の秘めたる英知を国家の為、何より国民の為に自民党に引き込んで、
総理大臣に任命させ、
今後の少なくとも10年先までの日本の針路の基盤形成を託(たく)す、
この程度ぐらいは、自民党の現在の長老の責務と思ったりしている・・。

このような妄想を少しばかりボケた63歳の私は、
ため息をしながら願ったりしている。

・・】

このように綴っていたのであるが、流行語はもとより、
たった百日ぐらい過ぎているが、政治・経済・社会は予測以上に混迷したり、
悪化していることに驚いている。


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ふたりだけの忘年会・・?!

2008-12-13 09:31:29 | 定年後の思い
私は年金生活の5年生の64歳の身であり、家内と2人だけの家庭である。

昨夜、夕食の準備を家内がしている時、
『XXちゃんさぁ・・世間では忘年会シーズンだょね・・
我家も忘年会の真似事をしょうよ・・』
と私は家内に云ったりした。

家内は少し微笑んだので、
私はいつものように弐合徳利とぐい呑みを選んだりしたのである・・。
我家の夕食は1時間ばかり家内と話し合いながら頂いているのが定例であり、
私は弐合の純米酒かビールを呑んだりしている。

通常の夕食より、少し多めの料理を頂き、
私は特例として弐合徳利をお変わりして、
家内は350mlの缶ビールを、コブレットのグラスに入れて呑んだりしたのである・・。

カレンダーを食卓の端に置いて、年末年始に向けて予定を談笑したのである。

今年の残された日々に於いては、
12月21日より札幌に5泊6日の滞在旅行となっている。

このことは、このサイトで、
【 余りにも予想外の半日を過ごし・・♪ 】と題して、
10月13日に投稿しているので、1部を再掲載する。

【・・
今朝、家内と食事をしていた時に、
12月下旬の家内の誕生日の話題を私達夫婦は話していた。

結果としては、家内は動物好きであり、
旭山動物園で雪の上でヨチヨチ歩きをするペンギンの群れを観たい、
と云った。

『そんなに観たいの・・
旭山動物園は3年前の5月の下旬・・
知床観光船のクルーズを目的に行った時、
4時間近く寄ったじゃない・・

そして、お義母(かあ)さんと2年前の晩秋に北海道に3人で行った時、
あえて旭川市に泊まり、ふたりで1日かけて観に行ったじゃないの・・』
と私は微笑しながら、家内に云ったりした。

家内の母が、元気なうちに1度は北海道に行って観たい、
そして旭山動物園もゆっくりと観たいわ、
という要望があり、私達夫婦は色々と思案し、
7泊8日間で、家内の母と3人で道央、道東を周遊観光したのであった。

そして、最初の日に旭川市に宿泊した後、
朝から家内たちは2人で旭山動物園に寄ったのである。

私は動物が苦手であるので、
当日は宿泊予約している層雲峡の観光ホテルに早めに行って、
周辺の景観を眺めたりしていた。


このような思いで話をしていたが、
『でもねぇ・・雪の上でのペンギンは観たことないわ・・』
と家内も笑いながら、私に云ったのである。

私達夫婦は長年国内旅行をしてきたが、
こんなに廉(やす)い価格で、大丈夫かしら、と不安もあったのも事実である。
羽田より千歳の航空便、市内の安価なホテルに4泊、
そして1日に旭山動物園観光ツアー付きなのである。

このプランは、この時節になると、
札幌市内の大通公園で、ホワイト・イルミネーションが飾られ、
街の中を散策するのも良いかしら、
と私達は微笑んだのである。

・・】

このように綴っているので、この一週間は何かしら、
天気情報を視聴したりしていると、地元の天気より、
札幌と旭川が気になり、話題としていたのである。


この旅行を終えた後は、ここ4年ばかり恒例となっている年末年始を迎える。
独り住まいの家内の母に来宅して貰い、
年末年始を我家は3人で共に過ごすのであり、
今年は28日より新年の4日まで7泊8日となっている。

家内は布団、炬燵などの準備はもとより、料理も加わるので、
平素よりも何かと忙しく、
私も買物の出陣が多くなり、
庭の手入れも丁重にした後は、掃き清めなければならないのである。

このようなことを昨年のペースを思い出しながら、
今年は・・と話したりしたのである。


結果として、2時間ばかり、料理を頂きながら、
私は特例として4合ばかり呑み、話し合った最後は、
『少し酔ったよ・・俺も齢だよ・・弱くなったょ』
と私は家内に云いながら、食事の後片付けをはじめたりした・・。


今朝、家内と天気情報を視聴していると、
『旭川の今日の最高気温・・マイナス5度だって・・
動物園のペンギン・・ヨチヨチ歩きの散歩・・
寒すぎて大丈夫かしら・・』
と私は笑いながら、家内に云ったりしていた。

尚、私達夫婦は知床の流氷、札幌の雪祭りなどで、
マイナス10度・・風が吹いた時はマイナス15度前後しか、
体験したことのない気弱な夫婦でもある。



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私の買物の時、最良の友は『キャリーカート』・・♪

2008-12-12 18:18:56 | 定年後の思い
私は民間会社を定年退職後、年金生活の5年生であり、
日常の買物は私が担当している。

家内は料理、掃除、洗濯などをし,
ときおり私は庭の手入れぐらいであったので、
私は定年退職後まもなくして、家内と分業し、
買物を担当したり、家内にコーヒー、煎茶をいつでも淹れる茶坊主に専念したりしたのである。

そして私は、スーパーのチラシに家内に赤丸で明示して貰い,
これを必須の購入品とし、あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めている。

食料品の野菜、果物、肉類などはもとより、
コーヒー、ビールなどの嗜好品、お醤油、ソースなどの調味品もあり、
衣服の洗剤の数々、台所の洗剤に加わったり、
そしてティシュ・ペーパー、トイレット・ペーパー等もあり、
その上、時折お米なども加わるので
我家は2人だけの家庭でも、ある程度の量となるのである。


我家は東京郊外の調布市に、古惚けた一戸建てに住んでいるが、
ご近所の多くは、殆ど自動車を所有しているが、
我家はないのである。

私は若い頃は、自動車の運転をしていたが、ここ30年間は
ペーパー・ドライバーである。
定年退職後、車を購入して、ゆったりとドライブするのも、
ひとつの楽しみと思ったりした。

しかし、齢を重ね感覚が衰えているので、
自身の過ちで事故を起こした場合のことや、
何より人様に対して人身事故で傷つかせたりした場合を考慮すると、
単なる保険の支払いで済まなくなるので、自制し、
退職後まもない更新時に免許書を破棄することにした。

私は一時的な自動車の快適さより、
万一、私が加害者となった時、多大な賠償の上、
何より被害者の心身の痛切な思いを想像したり、
或いは交通刑務所などに服役したりした場合のことを考えたりすると、
定年後の大切な生活が狂うのが困るというのが本音でもある。

このような小心者の私は、幸いにして公共交通のバス、電車の便に恵まれて折、
ときたまタクシーを利用しても程々の費用で済んでいる。


買物を担当しはじめた頃、両手に買物袋を提げたりしていたが、
家内が買物をしていた頃、ときたま買物の引き車と称される『キャリーカート』を利用していたので、
私も真似たのである。

http://www.northeagle.co.jp/carry/carry.html

この『キャリーカート』を私は引きずりながら買物に行き、
スーパーの店内で買物をし、支払いが終った後、段ボールを頂き、
この中に購入品を入れるのである。
これだったならば、特売品を多めに購入しても、負担がないので、
私は小躍りしたりした。

私は住宅街の歩道をこの『キャリーカート』に段ボールを載せて引いていた時、
ご近所の奥様方にお逢いし、少し驚かれたご様子であった。

私は家内と国内旅行に行く時は、
旅行バックのカートを引きずったりしているので、
これと同じと思い、平素のような明るく大きな声で挨拶をしたりしたのである。



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熟睡こそ、何よりの健康の源・・♪

2008-12-12 07:39:33 | 定年後の思い
朝6時に目覚め、私は少しぼんやりとしていた。

私の住む東京郊外の調布市は、この時節の日の出は6時半前後であるので、
早朝かしら、と微苦笑している。

私は定年後は、起床は日の出前、とモットーとしてきたが、
ここ1週間は狂いはじめている・・。

昨夜は午後10時より敬愛する倉本 聰・脚本の『風のガーデン』を視聴した後、
布団にもぐり総合月刊雑誌の『文藝春秋』を1時間ばかり読み、寝付いたのである。

ここ一週間は、年金生活の私さえ何かと忙しく、
この上に『文藝春秋』の10日発売であり、精読したりしているので、
睡眠時間が変則で寝不足ぎみであった。

私は健康の源は、薬などに頼らず、熟睡こそ肝要で、
そして生きがいのある言動をしていれば、
たとえ齢を重ね体力が衰えても、心身は溌溂(はつらつ)と確信している。

ここ数年、私は風邪ぎみの時は、早めに布団にもぐり、
本を読み、そして睡眠時間を多めにしている。
これは年金生活の自在の身だからできることなので、
この世で一番贅沢なことと確信しながら、と甘受している。

このように思ったりしているので、久々に熟睡した、
と私は微苦笑しているのである。


そして7時過ぎから、陽射しが射し込んで、
私は眩(まぶ)しげに見つめたりしている。


尚、私は民間放送のドラマは、ここ10数年失望し、
殆ど視聴することはないが、敬愛している倉本 聰・脚本の作品なので、
『風のガーデン』を観たりしているのである。
そして、最近の民間放送のテレビの広告の改めて観て,
少し驚いたりしている。




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ときには、家内のお供(とも)の買物となり・・♪

2008-12-11 17:09:11 | 定年後の思い
東京郊外の調布市は、11月上旬のような暖かさに恵まれて、
私は11時過ぎに家内と買物に出かけた。

私は年金生活の5年生の64歳の身であり、
日常の買物を担当しているので、殆ど独りで食料品などの買い求めている。

そして家内とは、ときおり衣料品などの購入の際などで、
お供をつかまわって、ときおり買物をしたりしている。

今回は、部屋のドア・ノブと日用雑貨を買い求めに、
家内と2人で、最寄のホームセンターの『ユニディ』に出かけたのである。

このホームセンターで買物に訪れたのは初めてであり、
店内の広さと販売している対象商品が多く、
ひとつの商品さえ多彩な種類が置いてあった。

家内は、『購入してから、あとで後悔したくないわ・・』という性格なので、
ひとつの商品さえ、時間をかけて選定するので、
私は客用の休憩室で、たびたび待機ひと休みをしたりしたのである。


帰路、私は重い買物品を提げて、家内と談笑をしながら歩道を歩き、
3時半過ぎに帰宅したのである。

この後、私は煎茶を飲みながら、少し疲れを感じながら、
古来より、お供とは従者として従うこと、
名言を思い出し、独りで苦笑している。




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『年賀状』の由来、そして元旦に配達は・・♪

2008-12-11 03:51:37 | 時事【社会】
昨日私は、日中に郵便局に立ち寄り、
25日までに支払う『固定資産税』、『国民健康保険』の手続きをしていた。

待機している間、郵便局の客用マガジン・ラックでひとつの小雑誌を手に取り、
読んだりしたのである。

郵便局ではじまる季節の情報マガジンと称された『モヨリノ』(2008冬用)であり、
この中のひとつの記事を読んで、少し笑ってしまったのである。

【まごころ込めた、新年のごあいさつ】と題され、
年賀状の由来が綴られていた・・。

【・・
年賀状の起源には、いろいろな説があります。
古くは、11世紀中ごろ(平安時代後期)に書かれた手紙模範集『雲州消息』に、
すでに年始の挨拶を含む例文が収められています。

また、江戸時代中期(18世紀はじめ)以降、寺小屋の教科書は、
年始状の例文が多く取り上げられていました。

現代のお年玉付年賀はがきが生まれたのは、
いまから約60年前、昭和24年(1949年)のこと。
戦後の混乱のなかで、
「年賀状が復活すれば、お互いの消息がわかる。
お年玉が付けば夢も広がる」
という思いが込められていました。

いまでこそ、12月中に年賀状を書くのが当たり前ですが、
その習慣が生まれたのは、明治32年(1899年)以降のことです。
当時はまだ、「回礼」といって、
元旦に直接、知人や親戚のお宅に訪問して年始の挨拶を交わすことが中心で、
回礼をすませた後に、直接うかがえない方に、年賀状を書いていました。

それが、同年に、「年賀郵便物の特別取り扱」が開始され、
年内に出した年賀状が1月1日に配達されるようになると、
ごく普通に12月に年賀状を書くようになっていったのです。
・・】

このように綴られていたのである。
注)記事の原文より、あえて改行を多くた。


私は齢ばかり重ね無知なことが多く、
こうしたひとときに、『年賀状』にまつわる由来、そして元旦に配達などを
たまたま学べたのでのである。



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今宵は、改めて青山テルマの『そばにいるね』を何度でも視聴し・・♪

2008-12-10 18:53:08 | 音 楽
私は年金生活の5年生であるが、
先ほど、【YAHOO! JAPAN】のトップページの下段で、

【いま、知っておきたい エンターテインメント情報】を何気なく見ていて、
思わず『テルマちゃんだぁ・・』
と心の中で呟(つぶや)いたのである。

そして、
【・・
本日、ニューシングルをリリースした青山テルマをはじめ、
楽しいおすすめコンテンツや、エンタメ情報をご紹介。】

と副題されて、
青山テルマ 青山テルマが歌うラブソング 等がメニューされて折、
私は青山テルマちゃんの写真が掲載されていたので、
見惚れたのである。

そして、今宵も何度か 青山テルマちゃんの『そばにいるね』を
視聴しょう、と思ったのである。


http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00101/v05734/v0573400000000506087/

私はこのサイトに、
【年金小父さん、青山テルマの『そばにいるね』も聴いている・・!? 】
と題して、12月4日に投稿しているが、
私なりの熱い思いもあるので、あえて再掲載する。

【・・
私は年金生活の五年生の64歳の身であるが、
昨夜.ネットでニュースを検索していたら、

【 2008年、「iTunes Store」で最もダウンロードされた楽曲が発表 】

と題された記事があり、私は読んだりしたのである。


私の定年後の年金生活は、小説・随筆などの読書することが多いが、
居間に保存しているでビデオ・テープ、DVDの映画を観たり、
或いはカセット、CD、DVDの音楽を聴いたりしている。


そして、遅ればせながら、この半年は『YouTube』も愛用し、
ときたま聴いたりしているのである。

私が初めて『YouTube』を知った時は、
これは音楽業界はバンドラの箱が開けられた、と思いながら衝撃を受けたのである。

この時の思いは、私はこのサイトに於いて、
【 遅ればせながら、『YouTube』・・♪】と題して、
今年の6月3日に投稿している。

【・・
私は齢を重ねた63歳の身であるが、音楽を聴いたりするのも好きである。

現役時代は、たまたまレコード会社に勤めていたせいか、
若いアーティストの音楽も、ときおり聴いたりしている。

しかし退職後の年金生活の4年生の身となれば、
アーティストと曲、そして世間の流行っている音楽が解からないのである。

こうした折は、流行の曲は、『オリコン』サイトで、
シングル、アルバム別のベストテンで知ることが出来るが、
困ったことに肝心のアーティストと曲の内容が解からないのである。

こうした時、私は無料の動画《音楽サイト》を検索して、
こういうアーティストだったの・・、意外と良い曲ね、
と感じたりしている。

昨年の秋の頃、私はこれらについて、
下記のように綴り、このサイトに投稿している。



・・この後、何気なしに最近の音楽を視聴し、
【YAHOO! JAPAN】の動画サイトで、
コブクロ、GLAY、徳永英明、セリーヌ・ディオン等の歌の数々を10数曲を視聴した・・。

無料でプロモーション・ビデオのような曲を視聴できるので、
びっくりするほど享受できるのである。

10数年前の頃であったならば、
音楽CD、DVD、ビデオ・テープの販売店で、
プロモーション・ビデオが店の一角で映し出されていたが、
現世は簡易にネットで自分の好みの曲を選定し、ある程度視聴できるので、
時代の流れにため息をしたりし、視聴していた。



私はこれ以前に、ラジオでたまたま聴いた綾香ちゃんの『三日月』が、
発売日まもなくして聴き、瞬時に魅了させられ、
【YAHOO! JAPAN】の動画の音楽サイトで百回以上視聴した体験があった。

そして、コブクロの名曲の数々も教示したりしていた。


私は音楽の無料公開のレパートリーを増やしたく、
本日『YouTube』の無料入会登録をした。

ここ昨今、世界中の話題と数多くの方たちが利用している『YouTube』、
遅ればせながら、どのような範囲までの音楽が視聴できるのか、
そして最近の風潮として著作権の許容はどこまでクリアーできているのか、
少しボケた年金小父さんは関心があったりしている。

・・】
以上、私はこのような思いで、ため息をしていたのである。


このような思いで齢を重ねた年金小父さんも何かと音楽に興味があったので、
昨夜報じられた、

【 2008年、「iTunes Store」で最もダウンロードされた楽曲が発表 】
12月3日9時13分配信 BARKS

と題された記事を精読したりした・・。

無断であるが、この記事を転載させて頂く。

【・・
800万曲以上の楽曲をそろえる世界最大の音楽配信サービス「iTunes Store」で、
2008年に日本国内で最もダウンロードされた楽曲およびアルバムが発表された。

【関連情報】「iTunes2008 トップソング」チャート(全100作品を掲載)

iTunesの発表した2008年の年間「トップソング」チャートによると、
1位となったのは、青山テルマ feat. SoulJaの「そばにいるね」。
1月23日にシングルリリースされたこの楽曲は、
着うたフル(R)で史上初の200万ダウンロードを突破。
ギネスブックにも「日本で最も売れたダウンロード・シングル」として掲載されるなど、
2008年、圧倒的な支持を集めた楽曲といえるだろう。
ちなみに、7位には青山テルマの楽曲「何度も」がチャートインしている。

また、2位にチャートインしたのは、GReeeeNの「キセキ」。
TBS系ドラマ『ROOKIES』の主題歌だったこの楽曲。
こちらも着うた(R)、着うたフル(R)でともにミリオン突破するなど、
若者を中心に大ヒットした。
またGReeeeNは、メンバーHIDEの実兄であり、
プロデューサーでもあるJINとのつながりで、
BACK-ONとのコラボレーションバンドBAReeeeeeeeeeNとしても2008年デビューを飾り世間を騒がせた。
なおGReeeeNは、「愛唄」が8位にもチャートインしている。

・・(略)

・・】

注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000376-bark-musi


私は6月の下旬に、若い人から話題となりヒットしている青山テルマの『そばにいるね』を視聴し、
最近の若い方たちはこのような曲を聴いているのか、
と思いながら、6度ばかり視聴し、才気を秘められた女性に、
私なりに魅せられ好感したのである。


しかし私が今年一番聴いたのは、
【・・
旅先の富山市の呉羽山に温泉滞在をした旅行の時、
高速道路にあるサービス・エリアで、


♪帰りたくなったよ 君が待つ街へ
 大きく手を振ってくれたら 何度でも振り返すから

【『帰りたくなったよ』 作詞・水野良樹 】


水野良樹と山下穂尊、そして同級生の妹・吉岡聖恵によるスリーピース・バンドで、
『いきものがかり』というバンド名で、
『帰りたくなったよ』という曲を知ったことである。

吉岡聖恵の若き女性の歌声に魅了され、
一昨年の秋、綾香ちゃんの『三日月』以来、
夢中に聴いたりしている。
・・】

そして、コブクロの『赤い糸』、一 青窈の『ハナミズキ』、徳永英明の殆ど全曲であり、
やはり私は64歳の衰えた身かしら、と微苦笑しているのである。


・・】




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雨上がりの暖かな朝を迎えて・・♪

2008-12-10 08:38:40 | 定年後の思い
東京郊外の調布市は、昨日は朝の9時半過ぎに、ポッリと降りはじめて、
早くも降りだしたか思い、買物と散策が断念したのである。

この後しばらくすると雨は止(や)み、どんよりとした曇り空となり、
午後2時半過ぎに雨が降りだしたが、暖かな感じであった。
私はときおり、玄関庭の軒下で煙草を喫いながら、
雨の中のモミジの真紅、朱紅色を眺め、誉(ほめ)めたりしていた。

深夜、布団にもぐり、雨脚の音を聴きながら、眠りについたのである。


今朝、目覚めると雨脚の音がないので、雨は上がったと感じたりしたのである。
この後しばらくして、雨戸などを開けたりしたが、
清々しい庭を眺めたりしていた。

7時過ぎから、薄日が射し込んで、眩しげに私は見つめたりしている。

先ほど、地元の天気情報を報じていたが、
朝の6時過ぎは11度、天気は急速に回復し、快晴となり、
日中は17度前後の陽気となり、夜の6時は13度前後が予測されいる。

私はこのような暖かさは,11月の上旬の頃かしら、
と恵まれすぎているので、戸惑ったりしたのである。

私は日中のひととき、晩秋のような陽射しの中、
銀行、郵便局、買物、そして散策と私なりに忙しいが、
周辺のモミジ、イチョウの色合いがどのように深められているか、
何よりも関心がある・・。
うつろう時節に心を寄せて10数年になるが、
齢を重ねるたびに深まっているのである。


このように主庭を眺めながら綴っているが、
雨粒を湛えた小枝に陽射しを受けて、光帯びている。
私は見惚(みとれ)れながら、少しため息をしたりしている。




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我が人生の最も愛読する本は、『サラ川』・・♪

2008-12-09 11:41:44 | 読書、小説・随筆
私は年金生活の5年生の64歳の身であり、
新聞の朝刊などは、サラリーマンの現役時代と一変し、
煎茶などを飲みながら、ゆったりと精読するのが好きである。

今朝も読売新聞を読んでいたのであるが、
政治・社会の混迷したニュースが多く、
心の節度を失くした方たちに、馬鹿なこと、と心の中で呟(つぶや)いて、
憂(うれ)いたりしていた。

今朝の新聞で思わず、微笑させられたのは、
書籍の広告で、講談社の新刊案内であった。

この中の一冊に、【『サラ川』傑作選 はらはちぶ】(定価1,050円)の解説に魅せられたのである。

【 約2万3千句から厳選した5百句で贈る、第18弾 】

「忘年会 娘ミシュラン 父酒乱」

「減っていく・・ボーナス・年金・髪・愛情」

等々、泣いて笑って年忘れ!

このように宣伝文が明記されていたのである。


この後、私はネットで、第一生命の提供に寄る【サラリーマン川柳】のサイトを開いたのである・・。

http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

私は1時間ばかり見ていて、この人生の苦楽を改めて感じ、
そして微苦笑したりしたのである・・。


そして私は、このサイトに於いて、幾たびか『サラ川』に関して投稿してきたので、
しばらく読み返したりしたのである。



第一話  【『サラ川』、この人生に微笑みを・・♪】 
                        《初投稿日2008年2月5日》

    第一章

昨夜、第一生命が主催されている第21回の『サラリーマン川柳コンクール』で、
100選が公表された。

私はネットで知り、読みながら、微苦笑をしていたのである。

私はサラリーマンを35年間過ごし、
定年退職後の年金生活4年生の身であるが、
何かと『サラリーマン川柳』が好きで、現役時代から愛読し、
励まされたり、人生の哀歓を感じたりし、『サラ川 傑作選』の本を四冊を所有している。

私は『サラ川』は、日常の生活の優れた哲学書と思い、
限りなく人生の愛惜と確信し、ときには本を開いたりしている。

今回の投稿された100選を拝読し、
笑い、悲哀、社会に憤(いきどお)りを感じたりしている・・。

この中で、独断と偏見の多い私は、
私の偏屈な心に残った作品を幾つかの作品を転記させて頂く。


現役世代であったならば、


喫煙所 皆が何故か 情報通

         雅号・紫煙ファンテーター


この作品を感銘したのは、昨今の禁煙ブームで、
肩身の狭い喫煙者は喫煙所で煙草を喫いながら、
お互いにさりげない話をしている・・。

私は9年前に中小業の本社に勤めていて体験したことであるが、
他部署の同期の方と煙草を喫いながら、
『また・・早期退職優遇制度・・始めるらしい・・
昨夜、後輩の人事部にいる奴から・・
こっそり聞いてしまったの・・
今度は・・30名前後が秘かな目標らしい・・
明日あたり公表されるから・・
ここだけの話にしてね・・』
と同期の輩(やから)は私に教えてくれた。

このような話は、サラリーマンを長年勤めれば、
限りなくある、と今の私は微苦笑したのである。



   第二章              

次の一句は、私なりに苦慮される名句である。


定年の 延長決まり 妻元気

          雅号・うつ蝉


主人は会社人間で朝は早く、帰宅は遅い生活を40年間前後されて、
子供の養育をすべて妻にまかせ、
定年の時を迎えた。

こうした途上で、子供たちは巣立ちして、
それぞれが独立した家庭を過ごされている。

妻は妻なりの日常生活のリズムが出来て折、
主人が定年退職後、妻としてはなるべく今までの生活ペースを変えたくないのである。

料理、掃除、買物、そしてささやかな自由時間を活用されて、
ご自分の趣味の時間で過ごす・・。

こうした今までの生活ペースを、
主人が家に居て、昼食などの用意をしたり、何かと束縛されるようで、
ささやかな自由時間が楽しめないのであり、
妻としては次第に鬱積がたまる・・

このような情景を私は思い浮かべたりしている。


私達の場合は、子供に恵まれなかったせいもあるが、
定年退職の5年前に、定年後の生活設計を老後の資金も含めて、お互いに話し合った。

退職後からはどのように過ごしたいか、
この命題に基づいて、家内と徹底的に話し合ったのである。

私は退職後は自分の趣味で過ごしたく、
定年後は働かない。
そして、多少の家の手伝いをする。

お互いの趣味は尊重して、干渉はしない。
いずれはどちらかが先にたたれるので、
趣味を強く持てれば、片割れとなった時にも立ち直りも早く、
その後の歳月も充実した日々を過ごせるだろう、
と思ったからである。

但し、共通の趣味はひとつだけ共有しようとして、
家内とは国内旅行と決めたのである。


このように話し合い、
私は何よりも読書が好きなので、小説、随筆、歴史書、現代史などの本を読んだり、
文章を綴ることも好きなのであり、このサイトに綴り、投稿している。
ときには、居間のソファで映画のビデオ、DVDを観たり、
音楽をカセット・CD・DVDなどで聴いたりしている。

そして、ときたま庭の手入れをし、
家内と国内旅行に行ったりしている。

日常の肝要なこととして、私は買物を担当し、
ささやかに家内の煎茶、コーヒーの茶坊主に徹している。

年金生活の4年生となっている今、
お互いの思いやり、労(いた)わり合いを言動で表現することは、
いうまでもないことである。


しかし、寝食を30数年共にした家内でも、
ときおり日常に於いて、ボタンの掛け違いが発生するのである。

こうした折は、私は素直に、
『XXちゃん・・そう解釈していたとは・・判からなかったょ・・
俺が悪かった・・』
と家内に謝(あやま)ったりしている。

私は秘かに、負けるが勝ち、そして何より早期解決の道はこれだ、
と思ったりしている。

ただし、この方法は何回もすれば薬と同様に効果は薄れるので、
年に一回ぐらいは、
家内の前で土下座して、謝(あやま)ったりしている。

これは殆どの家庭内の難題でも、解決の効果があり、
後日、私は独りで微笑んでいるのである。



   最終章

私は年金生活の4年生の身であり、家内と2人住まいであるが、
ここ10年でまたたくまに普及した携帯電話が使えなく、
お互いに持っていないのである。


無料でも 家族間での 通話なし

         雅号・栗ポン


私は携帯電話会社の過熱競争で、電話会社のサービスの一環として、
同じ電話会社同士であれば、家族間で無料制度と解釈している。

私は子供に恵まれなかったが、家内とはお互いに会話を続けて、
30数年過ごしている。

私は現役時代を含めて、晩酌をしながら夕食を頂く時、
かって『夕刊フジ』のように夕刊専用紙があったように、
日中の出来事をお互いに話したりしている。

お互いに心に思っていること、感じたことなどを互いに発露し、
たとえ現役時代に深夜に私が帰宅し、睡眠時間が削られても、
何より重要なことを思って、
寝食を共にした結婚以来、私達夫婦は続けている。

この句は、父親と母親の会話の少なさ、
そして父親と息子、娘の会話の少なさの家庭と想像されるが、
私から見れば、余りにも淋しい父親の姿を感じ取ってしまうのである。

現代、一部の家庭で見られる状況を切取った一句と思われ、
会話の機具である携帯電話などで、
たとえ無料でも親子の会話が乏しいのは、余りに皮肉で哀しいことである・・。

今回の『サラ川』としては、古来からの川柳の意義からすれば、
私としては最優秀作品と感じている。




第二話  【サラリーマンの哀歓・・♪】
                    《初投稿日2005年8月10日》

           前章

バブル崩壊後、
日本経済の足かせになってきた企業の「雇用・設備・債務」の三大過剰問題に対し、
経営改革が行なわれてきた。

民間企業は、血のにじむようなリストラとして、
(事業の再編成)、人員の削減、銀行の不良債権処理が
過酷な程に行なわれ、自助努力の名の基で達成してきた。

この間、殆どのサラリーマンは、翻弄されてきた。
この心情を表現するのに、小説、随筆、論評は、数多くあるが、
川柳は直感的に表現できる強みがある。


私もサラリーマンの一人であったので、長年苦楽を共にした身として、
『「サラ川」傑作選』を読んだりし、
自分が置かれたい位置、会社の大幅な改革、
急速に移り変わる社会に対して、照らし合わせ、なぐさめや励ましを得た。

誰しも直接か間接で、特に2002年の初めの景気回復が始まるまで、
それぞれの方が、苦い体験をしていると思われるのである。

昨日、本屋で山田昌弘・氏の『希望格差社会』を購入した際、
『「サラ川」傑作選』シリーズで、
私が保有していないのがあったので購入した。

『平成サラリーマン川柳傑作選 ⑤』で、
1999年・2000年の傑作選から再編集された文庫本である。

あの過酷な時代を写す鏡であるので、
私なりに感動したり、哀歓、そして悲哀を深めたり、
いずれも共感できた作品を無断であるが、転記させて頂く。

尚、私は涙を浮べて、うなずいた作品も多くある。


    本章 『平成サラリーマン川柳』より、私なりの選定

《九回裏》1999年より

退(や)めよかな つぶやきなのに 送別会 
       作・ダフリン

この広い 世界にボクの 職がない
       作・泉正太郎

コストダウン さけぶあんたが コスト高
        作・四万十川信彦

仕事しろ 残業するな 成果出せ
        作・頭古風男 

家族愛 体こわして わかるもの
             作・清秋

率直で 公平無私で 出世せず
              作・寒月

リストラが あんないい人 連れて行く
               作・詠み人知らず

リストラ案 出して誉められ 「君からだ」
             作・年中夢中

ちょっとした 意識を持つと 左遷され
               作・あのね

反省会 反省はなく 盛り上がり
               作・熟女

出向者 後方からの 支援なし
               作・流人

決裁は 上司の機嫌に 左右され
              作・起案者

合併で 昨日の敵は 今日も敵
              作・石川暁

再異動 避けた上司に また出会い
              作・四苦八句



以上、私が読み返したのは5通ばかりで、特に2通は懐かしく、
あえて掲載させて頂いた。

そして5通綴った中で、今でも独断と偏見の多い私にとっては、
心に残り不滅の作品であると感じたのは、

破れてる ジーパン繕い 怒られた

                《作者 優しいばあちゃん》

うちのパパ おとなのくせに ママとねる 
     
                《作者 めだかの学校のせんせい》

この2人の作者には、私は小説、随筆を濫読してきた身であるが、
短かな言葉で人生の機敏を表現する川柳の世界に於いて、
このお2人の文才に思わず脱帽したのである。




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雨の降る前に、買物そして散策・・!?

2008-12-09 08:16:42 | 小庭の情景を眺めながら
東京郊外に住む私は、先ほどの7時過ぎから
朝の陽射しが射し込んで、眩しげに私は見つめたりしている。

しかし今朝目覚めた時は、寝ぼけ眼で雨が降ると聞いたので、
何時ごろから雨が降るの・・と一番気になっていたのである。

先ほど、地元の天気情報を報じていたが、
朝の6時過ぎは5度、9時過ぎから雨となりますが、
日中の最高気温は17度前後となり、
夜の6時は13度前後で明日の朝まで雨の一日になります。
と報じられていた。

私は平年より暖かな雨の日、と私は感じていたが、
私の関心は年金生活の5年生であるので、
雨の降り前に買物、散策をする予定なのである。

朝の陽射しを眩しげに見つめていると、
9時から雨は少し延びて昼過ぎかしら、と思ったりしている。

何より買物の時に傘を差すか、差さないかは、
両手に買物袋、或いは片手に傘と買物袋となり、格段の差があるのである。

果たして何時から降るかは、私の最近の行いの成果で判断される思っている身なので、
やはり予測通り9時過ぎからかしら、
と独り苦笑している。


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たとえ年賀状でも、創意工夫で認(したた)め・・♪

2008-12-08 17:55:37 | 時事【社会】
私は年金生活の5年生の64歳の身であるが、
年賀状を頂くのも、ひとつの楽しみとしている。

元旦の朝の10時頃に配達されるのが、毎年の慣(なら)わしとなっている。

そして、知人の近況などが付記されていると、
お元気でお過ごし・・と知り、安堵したりしているのである。

一番困るのは、定例型の挨拶文だけで記載されている場合である。

例えば、

 賀正
本年もよろしくお願い致します


  謹賀新年
輝かしい新年を迎えまして
皆様のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます

 
私はこうした年賀状を拝読すると、がっかりするのである。

たとえ年賀状の一通でも、少なくとも近況とか、
何か創意工夫が必要である、と思っているのである。


私は小学生の時、『習字』の授業は怠けていたので、毛筆で達筆は夢の世界であり、
『図画』の授業も不得意であったので、イラストで絵を描くのも駄目である。
或いは、デジカメでその人なりの心を込めた情景で表現すれば良いかしら、
と思ったりしたが技量がなく、断念しているのである。

やむえず、私なり散文で綴っているが、
独創性のある文体で、的確に近況の知らせを短い文章で表現しているが、
私は毎年、12月の中旬になると数日思案しているのである。

この近況の知らせを親族、親戚、知人、友人等に数種類書き分けているのである。
現役時代の頃は、上司、同僚なども当然として加わっていたので、
私なりに工夫した文面を作成している。

古人から、文は人なり、という至言があるので、
たった年賀状一枚と云えども、粗末にはできないのである。


私の年金生活になると、綴る内容もある程度一定してくるので、
少し困ったなぁ、というのも本心である。
先ほど、このサイトで年賀状に関して、私が投稿した綴りを読んで、
独り微苦笑したのである。


【改めて、『清く貧しく美しく』・・♪】と題して、
本年の2月28日に投稿したが、再掲載する。

【・・
私は2004年(平成16年)の秋に民間会社を定年退職し、
私の趣味の時間が欲しくて、働くことをやめて、年金生活に入った。

私は昭和19年生まれであるので、満62歳にならないと年金は満額を頂けないのであり、
この間の2年間は満額の6割弱の片翼飛行のような、年金生活を過ごすことになった。

程々の貯金を崩しながら、つつましく退職後の生活を過ごす予定で、
私は秘かに人生の信条を掲げた。

このサイトに加入する以前は、
別サイトに2年前にも同じ様な思いを投稿したことがある。


定年退職後・・野に咲く花のように、と生活信条を掲げていますが、
身過ぎ世過ぎの年金生活ですので、
清く貧しく美しくが適度な目標です。

このようなことも年賀状にも明記したのである。

野に咲く花のようにの発想の語源は、
茶人の利休の『花は野にあるように・・』の名言からヒントを得た言葉である。

『清く貧しく美しく』の発想は、
松山善三・脚本・監督の『名もなく貧しく美しく』(1961年=昭和36年)、
そして宝塚歌劇団の『清く正しく美しく』から、
言葉を重ね合わせ、
何かしら年金生活に相応しいと確信して、明記したのであった。



このような、ささやかな年金生活後の信条で4年目を迎えているが、
昨夜は驚き、ため息を吐(つ)いたのである・・。

嵐山光三郎・著の『人妻魂』(マガジンハウス、2007年に発刊)を読み残した章を読んでいたら、
情熱的な天才俳人と著作者が明記した杉田久女の章で、


「清き貧しく美しく」というのは理想の人妻像として広くいきわたっておりますが、
ここのポイントは「貧しい」ところにあって、
どれほど清く美しくても、その人妻が成金であると、
ワンランク落ちてしまうのです。

清純で美しく、「貧しい」人妻であってこそ、
男心はモヤモヤくすぐられる。
どうもそのようです。
しかし、あまりにも貧しいすぎてもいけない。
そのころあいが難しい。・・



私の敬愛する作者・嵐山光三郎・氏が綴られていたのであり、
私なりに渾身の言葉として発露し掲げた人生信条は、
既に近世の世情より明示されていたのである。

そして深夜、布団に正座し、私の無知にしばし呆然とため息を吐(つ)いたのである。

・・】

このように私は投稿していたのであるが、
たとえ短じかな文章を綴り、独創性のある文体で、
近況を認めるのも、苦楽を伴うのである。



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『大雪(たいせつ)』の時節も過ぎれば・・♪

2008-12-08 07:54:55 | 定年後の思い
東京郊外に住む私は、先ほどの7時過ぎから
朝の陽射しが射し込んで、眩しげに私は見つめたりしている。

先ほど、地元の天気情報を報じていたが、
朝の6時過ぎは2度、午前中は冬晴れとなるが、
午後は曇り空となり、日中の最高気温は11度前後であり、
夜の6時は9度前後が予測されているので、
この時節としては平年並みかしら、と私は感じていた。

暦の上では、『大雪』の時節を迎えてるが、
知識人の方は、山岳ばかりでなく平野にも雪が降り積もる季節ということからついた呼び名で、
街はクリスマスの飾りでにぎやかになる頃です、
と明示されたりしている。

そして私は、昨年の今頃は、このサイトを於いては・・
と思いながら読み返していたのである。


【今年も、あと三週間ばかりとなり・・♪】と題して、
昨年の12月10日に投稿している。

【・・
東京の郊外は、初冬の陽射しに恵まれ、
風なく、穏やかな朝を迎えている。

私は主庭に下り立ち、昨夜の風で、
朱紅色のモミジのたわわな葉が散りはじめたのを知った・・。

この1週間、白梅の淡い黄色、花梨(カリン)の樹木も昨日から散りはじめ、
樹木の周辺に落葉の彩(いろど)りとなっている。

先程、居間で見たカレンダーで、
今年も残すところ三週間ばかりとなったことを知った・・。

私は年金生活の4年生の身であるが、
昨今はともすれば曜日の感覚が薄れたりしている。


現役のこの時節であった時は、
サラリーマンの中小業に勤めていたので、
日曜日を除いて、朝は4時半過ぎに起床し、帰宅が10時過ぎが多く、業務に追われていた。
歳末の仕事納めの日まで、あと何日と心に言いきかせ、奮闘していた時期であった。
今年のカレンダーで表現すれば、
あと三週間頑張れば、ということである。

日曜日は平日通りに起きて、午前中に庭の手入れをして、
昼過ぎに酒を呑みながら、注文した寿司をつまみながら食べたりしたのが、
定年前の10年の実態であった。

家内は大掃除を少しづつ進めながら、
年末・年始の料理の献立を思案、素材の購入しはじめる時期も加わっていたので、
家内なりに平常月より何かと多忙であった。

私は昼食後、寝室の布団で本を少し読んだ後、昼寝をした。

そして夕暮れ4時前後に目覚め、
1週間が終わった、と心身実感していたのである。

このような繰り返しをしながら、歳末を迎えていた。


私は庭の淡い黄色、朱紅色の落ち葉をいつ掃き清めるか、
と考えあぐねている・・。

落ち葉の彩(いろど)りを享受するのもよいが、
風が強く吹くと、庭の外れに吹き寄せとなったりし、困るのである。

かといって、落ち葉を掃き清め、黒土となった地表も少し淋しいのである。

現役の時代であったならば、
疲れ切った身体で日曜日の午前中に、待ったなしで掃き清めていた、
と微苦笑している。

このような思いで、私は庭に佇(たたず)んで、
白梅の残り少なくなった淡い黄色、
朱紅色に染まったモミジを眺めたり、
朝の陽射しを受けている庭を見つめたりしている。

・・】

このように綴っていた・・。


一昨年、昨年、そして本年も同じように思いであるが、
私は確かに齢を重ねている・・。


こんな思いで何を綴ろうか、と思案していたら、
唐の初期時代の詩人の1作が脳裏をかすめた・・。

年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず

私なりに解釈すると、
数多くの花は、毎年この時節に花を咲かせ、変らないように咲いている。
私は毎年歳を重ね、そして歳と共に老けていく。

このように解釈をしているが、
私自身は歳を重ね身体は確かに老化しているが、
心の思いは深化し続けたい、と思ったりしている。

このようなとりとめのないことを思索していたら、
主庭の白梅の枝は夜露をたたえているが、朝の陽射しを受けて、
光を帯びていた。




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