23日、クリスマスイブのお食事に変えて、イタリアンの「Cucina Amano」に
予約を取っていました。
お店は、曙橋から靖国通りを新宿方面に歩いた通りに面しています。
店内は、カウンター4席とテーブル席合わせて16席ほど。
厨房は大き目のオープンキッチンになっており、男性のシェフと
ホールの女性が二人でお店をきりもりなさっています。
手書きのメニューはとても素朴。今回はPranzo C @3570のコースを注文。
利用は2名です。
前菜 本日の前菜盛り合わせ
ちょっとズームアップしてみましょう。
左の写真から順に、ハム類と葉もの、焼きかぼちゃと茄子・いわしのマリネ、
スモークチキン・パプリカ・モッツァレラチーズ、タコ・大根のマスタードドレッシング、
右の写真にうつりまして、ホタテのスモーク、ボイル海老にドレッシング、
サーモン・トマト・魚のスモーク?、白身魚の揚げたものにタマネギと人参の
オイル漬け、ほうれん草のキッシュ、ツナとタマネギにフランスパン
(お料理の説明がなかったので、あくまでも見た目と味から判断したものです)
・・・と、長いお皿に充実の前菜がずらりと並び、こんな具合に盛りだくさんです。
目にも楽しく、食べても味良しです。
しかし、残念なことに取分けは禁止ということなのです。
なので、半分食べて、お皿を交換しながらお料理をいただくことにしました。
前菜 カリフラワーのパンナコッタ 生うに添え えんどう豆のソース
口さわりの良いパンナコッタに、えんどう豆のソースがからまり
最高に美味しい前菜です
パンです。 パンと言えばチビーズ。
くんくん、今日はイタリアご飯だね~~。
パスタ(左)
有機野菜とアンチョビのスパゲッティ カラスミ添え
ブロッコリー、アスパラ、ズッキーニ、キャベツにカラスミが
刻んでかかっています。麺はやや太めのスパゲッティーニ。
オリーブオイルの乳化の具合、ガーリック、カラスミを含めて塩加減も
良く家庭的でもありながらも、プロの味が完成されていました。
パスタ(右)
バベッティーネ 魚介のラグーソース サフラン風味
バベッティ-ネは、バベッティを細くしたもので、スパゲッティを押し
つぶしたような断面が楕円形をした平たいパスタであり
リングイネとも呼ばれます。
オイルベースや魚介のソース、クリーム系の濃厚なソースとも
良く合います。
このバベッティ-ネにホタテ貝柱、トマト、イカ、アサリ、ムール貝
などをあますことなく使ってます。
魚介との絶妙な味のバランスが取れていました。
主菜 真鯛と帆立のポアレ カポナータ添え
野菜使いが実に美味く、カポナータが真鯛と帆立のポアレに
マッチし、双方の素材の旨みが出ています。
主菜 和牛 ホホ肉の赤ワイン煮 パプリカ風味 “グーラッシュ”
ホホ肉は、すでにとろとろ、タマネギの甘みの出たソースは逃す
ことなくいただきたい主菜です。
ワインもボトルでいただいていますよ~。
白ワイン、赤ワインとも3000円台からリストにありました。
各テーブルには、お花も添えられてます。こういうのっていいですね。
デザート(左)
カラメルのババレーゼ 当家風
コーヒーリキュールのきいたババレーゼ(ババロア)バナナがまた
アクセントになって美味しい。
デザート(右)
オレンジとグレープフルーツのテリーヌ ブラッドオレンジのソルベ添え
さっぱりとフルーツの酸味の美味しい一皿。癖になりそうです。
エスプレッソ又は紅茶
エスプレッソにしました。このエスプレッソもなかなかのもの。
お料理はフレンチのテイストが入ったイタリアンとも感じられました。
最後まで、納得のいくコースがいただけました。お勧めしたいです。
お店のお料理は文句なし。 お皿もシンプルながらお店の雰囲気にあって
素敵なのですが、一つ述べさせていただけるとしたら人件費カットでしょうか?
二人でまわしていますので、ホールの方の無愛想さには、
とても寂しくなってしまいますね。
ちなみに、似た名前の「CUCINA DA AMANO」さんとは違うお店であります。
さて、お会計ですが上記3570円のコースにワイン赤・白フルボトル
グラスワインを合わせて15330円です。 酒飲みは高くつきますね~。
いいにおいがスルよ~。
シェフはとても優しいハートのあるお料理を作ってくれま~す。
Cucina Amano (クチーナ アマノ)
〒162-0067 東京都新宿区富久町8-27 ニューライフ新宿東ビル 1F
TEL 03-3355-0044
営業時間/ 12:00~14:00 18:00~22:00
定休日 月曜日