今年は丑年です・・・。じゃ、ありがたーく、牛をいただきましょう。
お店に入り、予約の旨を伝えると左手で靴を預け、エレベーターで2階に
あがってくださいとのこと。
エレベーターの前には、見事なお正月用のお飾り が出ていました。
2階に上がるとお部屋の係りの方が、定員2名の個室へと案内してくれました。
掘り炬燵、接待にも使えそうな綺麗なお部屋です。
まずは、飲み物でビールを注文(エビス生)。予約時確認したのですが、お正月、
個室利用にあたっては、お一人様一万円以上のお料理でご注文を願います
とのことでした。 お正月です 老舗のすき焼きの味を楽しみましょう。
特選銘柄牛 すき焼き/しゃぶしゃぶ/ヒレステーキ御膳@12600で
すき焼きを選び注文。
内容は先付、前菜五点、特選銘柄牛すき焼き、食事の構成になっています。
ワイン(左)はラ・キュベ・ミティーク@5250を注文しました。
先付(右) 黒豆豆腐
もっちりと甘く、回りのタレは練り胡麻が入っているかのように
甘めで美味しい。
前菜五点 左より、とこぶし、穴子の昆布巻き、数の子、くわい、わかさぎ南蛮漬け。
(左)・とこぶしは上手に煮あがっており、肝が美味しい。
・穴子の昆布巻きはくどくなく、上質な昆布の旨みがでていました。
(右)・わかさぎ南蛮漬けは骨までとろとろ、甘ったるくなく、さっぱっりと
漬け上がっていました。
・人参には細工包丁があしらわれ、皿を彩っております。
特選銘柄牛すき焼き
南部鉄のすき焼き鍋を使用(左) 生卵、割り下、足し水(右)
最初はお部屋係りの方が、すき焼き鍋に割し下を入れ、熱したところで
特選銘柄牛を焼いてくれます。(割り下を使い、焼くように煮るのです。)
サシがきれいに入った肉は言うまでもなく、口の中でとろける甘さがありました。
1枚お肉をいただいたあとは、再び、少し野菜をすき焼き鍋へ入れてくれました。
この段階でお部屋係りの方から、すき焼き鍋をまかされます。
やった~ 鍋奉行の私は自分でやりたくてウズウズしていました。
野菜は、白菜、焼き豆腐、タマネギ、春菊、しらたき、ネギ、椎茸、丁子麩。
丁子麩は煮物に使っても煮くずれをしません。
もちもちとした食感となめらかな舌触りが特徴で、部屋係りの方のお話に
よると1日半かけて戻したものだそうです。
割り下は少なめに、途中で濃くなったら水をさします。
この割り下を使っていただいたすき焼き、食べ進めても強烈な喉の渇きを
感じることはありませんでした。絶妙な味の均衡が計られているのかと思います。
お部屋係りの方に用があるときは、テーブルのインターホンを押します。
お食事を持ってきてもらいました。これも最初だけお茶碗に、ご飯を盛っていただけます。
食事 赤だし(なめこ、豆腐、三つ葉)、香の物(胡瓜、しば漬け、白菜の浅漬け)
嬉しいことにおひつで持ってきていただけますので、心おきなく食べれます。
お米も上質のもの、赤だしの出汁と味噌の加減もよく、最後まで美味しく
いただけました。
お部屋で会計を済ませると、お土産として手ぬぐいと凧をいただけ、
お部屋係りの方が、1階まで預けた靴を出しに付き添ってくださいました。
サービス満点です。このサービスもいずれは料金に入ることになります。
さて、お会計ですが、2名で、
上記コース料理12600×2、お通し315×2、ビール808×2、ボトルワイン5250、
サービス料10%で3431。合計37743円なり~。
いやぁ~。お正月で大フンパツいたしました。 1年に1回くらいはいいかな。
ちなみにお店は、カードでのお支払いも可です。
チビーズも、個室でゆっくりご飯いただけました。感謝。
元旦からご馳走食べれたよ~。浅草って素敵な街だね。
浅草今半
〒111-0035 東京都台東区西浅草3-1-12
TEL 03-3841-1114
営業時間/ 11:30~21:30(L.O.20:30)
定休日 無 休