お一人ランチは自由が丘「銀座 天一」
場所は自由が丘駅北口を出て右手側。すぐに2階建ての同店が見えます。
自由が丘の老舗居酒屋「金田」や「ほさか」はこの「天一」の左側の道を入った通り。
この「天一」も古くからこの地で営業なさっています。外観も変わりません。
店の入り口にはテイクアウト用の天ぷらや丼たれが販売されており、昔ちょっと
贅沢な内ご飯をしたいときに購入。フンパツをして自宅で天丼を作ったものです。
そのフンパツの言葉とおりテイクアウト天ぷらもけっこういいお値段なのです。
当時は(当時も?)余裕がありませんでしたから、自宅天丼がたまの楽しみで、
お店でいただくのは今回がはじめて。 軽く緊張します。
自由が丘「天一」もう十数年いただいていませんが、記憶の底にある同店の
天ぷらはそれはそれは美味しいものでした。
店内に入って右手にレジ。ここでコース料理か丼ものかを聞かれます。
コース料理は1階カウンター席へのご案内。
私はお財布の関係上、丼がやっとですから2階のテーブル席に向かうことに
なりました。 ゴマ油の香り漂う店内、メニューを開き、同店ではリーズナブルな
お値段になる季節の野菜天丼を注文。
卓上には塩。お茶はほうじ茶。
お客様は地元の方と思われる老夫妻や旦那衆、外人さんを交えた男女の
グループ客。 おそらくご一緒の日本人のかたが日本食のご案内ということで
老舗のこちらに訪れているのでしょう。
おっ!周囲の人間観察を済ませた頃合いで天丼が運ばれてきました。
風格のある器です。いいねぇ、ソソルよ。 赤だし、お新香付きです。
季節の野菜天丼@1680
蓋をオープンしたところ、まず目に付いたのは丼タレの飛び散り。少し気になる。
大き目のしじみを使った赤だし、お新香はキュウリ、大根、キャベツの浅漬けと梅干。
野菜の天ぷら7品は、さつまいも、アスパラ×2、ししとう×2、エリンギ、ナス、
レンコン、野菜の小さなかき揚。
個人的な偏好によるものかもしれませんが、丼タレが濃すぎます。
天ぷらもさっくりというかウェット な感じでくどさが残りがち。
ベタつき感を卓上の塩を使って微調整。
赤だしやお新香は品の良い味わいで、丼ものとのバランスは良好です。
当時の私の憧れのだった「天一」の天丼を店内で実食。
残念ながら記憶を書き換えることになりそうです。
しかしランチ満足度数は・・・
個人的なセンチメンタル指数を加えて、★★★ で記録したいと思います。
銀座 天一 自由が丘店
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-12-7
TEL 03-3718-0123
営業時間/ 11:30~21:30
定休日 年末・年始