台湾料理「光春」(コウシュン)
アラカルトの注文は続きます。
次は何にする?
しじみの醤油漬を大コールする連れ(寝太郎さん)を無視して
私の目は塩玉子に釘付け。
だって、横浜中華街「龍鳳酒家」でまかない用のものをお店の方のご厚意で
譲っていただけたけど、ダイレクトにどんなものか味わってみたいよ。
塩玉子あるならこっちがいい! しじみも醤油漬ならまたチャンスがあるよ!
(シェフ) 一口食べてみますか?
そうした私達のやりとりがカウンター内のシェフに聞こえたのかは不明ですが
シェフが貴重な塩玉子の黄身と白身を一口分、味見という形でくださったのです。
(シェフ) 同じ大きさだとアヒルの卵のほうが黄身の割合が多いんだ。
普通だとクセがあるのだけれど、ピータンや塩玉子にはコクがでていいんだよ。
白にがうりと塩玉子炒め@945
塩玉子は半分を使用。
味見をさせていただいた時点での感想ですが、白身は塩分がきついのですが、
黄身はマイルド。 白身も黄身も、とても味わい豊かで
食感を残した白にがうり炒めとの相性も良かった。
(シェフ) ちまきでは黄身のみを使うことが多いね。
残った白身は揚げ物の衣にすると衣に味がつくよ。
下味のついた揚げ物は油が汚れてしまうのだけれど、これは汚れにくいんだ。
また、塩玉子だけ欲しいというお客様もいるのだけれど、お断りしているんだよ。
カウンターには、お店に入店したときから気になっているものがありました。
余熱をとっているのかしら?大きいボウルに入ったお肉たち。作りたてです。
(シェフ) こちら、どうぞ。
サービスとしていただけたのは、薬味として入れていたニンニクとタマネギ。
豚肉のうまみを吸ってタマネギはとろとろ、ニンニクはほっくりです。
やわらか豚の角煮@1900
大本命はお店の看板メニュー、やわらか豚の角煮。
まわりには小松菜の炒め物が緑鮮やかに皿を彩っています。
お箸で切れる柔らかなスペアリブ。
肉のくさみが抜け、なおしっとりとした旨みが残っていて素晴らしい。
(ノブロー&レンタロー) おっちゃんは気さくでええ人だな。オラ達ご機嫌だでー
「春」の字をさかさまに貼るのは、両手を広げて「日」を受けているイメージなんだと。
春を待ちわびるっちゅーんで「春」は玄関のすぐ入ったとこに逆さに貼るだよ。
おっちゃんに教えてもらっただー!
(みに) キミたち、シェフとお呼びしなさい・・・(汗)
大越凍年貴酒8年物 120ml@630
大越酒造の加飯酒。口あたり、まろやかです。
(ノブロー) 予約料理あるだ。魔神さんと食べに来てえな。
シェフは釣りもお好きとのこと。 立派な魚拓をみせていただけました。
現在も定期的に釣りに出かけられると言うので
運がよければ、シェフの釣ったお魚料理がいただけるかもですね。
さて、飲んべえですので、デザートを省いてしまうことが多いのですが、
こちらのデザートもいただいてみたい。 初チャレンジです。
地瓜球>台湾芋団子@300
強い弾力をもったモチモチデザート。
甘さを期待していたのだけれども、素朴な美味しさが広がった。
(ハチロー) 見た目は「アイスの実」みてえだけんど、もっちもちの台湾デザートだでぇ。
揚げたてアチアチだで、ハフハフしてごっちゃんになるだ。ふーふー。
(みに) あれ?レンちゃんはどこ??
(レンタロー) えへへ。オラ、ここ気にいっただ。うめえもんいっぺえある。
(みに) こらっ、早く降りてきなさい!お仕事の邪魔したらたいへんだよ
もう、帰るんだからね!
(シェフ) またお電話お待ちしています!
京王井の頭線池ノ上駅近の「光春」
スタッフはキッチンに若い男性が2名、(台湾のかたなのだろうか?)シェフのもとで
修行中。 そのやりとりを拝見していても、シェフはとても面倒見がよろしい方だと
わかりました。シェフやフロアスタッフお姉さんの温かみのあるお人柄も魅力だなあ。
同店は、スタンダードな台湾料理からこだわりの中国野菜を使った独自色のある
お料理まで幅広く楽しめそうだ。
コンスタントに足を運びたくなるお店がまた増えました。
お会計は、2人で上記お料理とお酒で合計10805円。
アラカルトで飲んで食べて、その内容からしてもお会計は良心的。
中国料理満足度数は、★★★★☆ とってもお気に入りです。 必再訪(*^・^)ノ
光春 (コウシュン)
東京都世田谷区代沢2-45-9
TEL 03-3465-0749
営業時間/18:00~01:00(L.O.翌0:30)
定休日 火曜日