横浜中華街、北門通りの「福満園」(フクマンエン) 本店。
中華街にも数店舗有する当店ですが、本店では四川・福建料理がいただけます。
利用は2名、1階テーブル席。
週末ということもあり、店内は大盛況。ピークタイムの時間帯の訪問に際し、予約は正解だった。
さて、本日のお目当ては福建料理。四川料理を封印してオーダーします。
卓上には、醤油、酢、胡椒、からし、爪楊枝、取り皿数枚、紙ナプキン、呼び出しベル、灰皿。
着座後にはタオル地のおしぼりをいただけた。
ベルを押し、グランドメニューを開き真っ先に狙いをつけたマテ貝をお願いする。
すると、接客にあたってくれたスーツ着用のホールスタッフさんから
マテ貝はまだ入荷が不安定なため、提供不可との返答を受けた。非常に残念だ(涙)。
まあ、ないものは仕方ないので、再び組み立てを検討。4品のアラカルトチョイスです。
茘枝肉(福建風スブタ)@1,500
福建料理。
具材はシンプルに芋と豚肉のみ。このコンビ好相性。
揚がった芋もふちがかりっとして、美味い。
調味にはニンニクも使われ、ほんのりと甘酸っぱく日本の酢豚とは一線を画する
味わいですが、食べやすいため一般受けが期待できる。
海蛎煎餅(牡蠣のお好み焼き)@1,500
福建料理。
玉子の皮の上には、ネギと小さな牡蠣がみっしり。
素材力を発揮し、牡蠣は香りが高く、旨味が濃縮されている感じだ。
台湾の蚵仔煎とは異なり、甘ったいソースがかけられてないため酒のつまみにもってこい。
炒空芯菜(空芯菜のニンニク炒め)@1,400
ここで少しインターバル。季節料理よりチョイス。
店員さんに季節野菜を聞いてみたら、小松菜とのこと。パス。
空芯菜は、鮮やかなグリーンで見た目にもフレッシュ感がすごい。
口に運ぶと、ニンニク使いも上手く、味にどぎつさがないため、あっさりいただけ品も良い。
太平燕(タイピーエン・福建風ワンタン)@1,500
福建料理。
ワンタン皮は豚肉を煉りこんだ燕皮(エンピ)で作る。
肉にフィットした小ぶりなワンタンを口にすると素朴だけれど味はしっかり。
ひょっとしたらラードも入っているのかしら。
独特の食味で、冷めてくると動物系の味が濃く感じられるように思えた。
鶏出汁ベースのスープは優しい味で、底に沈んだ春雨はちょびっと。
ころころとした揚げ物は何かのすり身揚げかと思ったらウズラのたまご。チャーミングでしょ。
2人での利用だと、1人2品が適量かな。
お茶もポットでいただけるし、横浜中華街の中でもサービスは上々。
酒は、メガ角ハイボール@680、ジンジャーハイボール@530、花彫紹興酒ボトル@2,450、
紹興酒1合@580を注文。 ※料理及びドリンクは外税。
お会計は、1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)
楽しい福建料理の夕食でした。
福満園(フクマンエン) 本店
神奈川県横浜市中区山下町200 トキワビル 1F
TEL 045-662-5185
営業時間/ 日~木 11:00~翌1:00 金、祝前日、土 11:00~翌2:00
定休日/ 無休 -店舗情報「食べログ」より-
※横浜中華街満足度数は、4.0~5.0