台湾屋台料理「思郷村」 (シコウソン)
最寄駅は蒲田。
西口より日本工学院正門前のりそな銀行を目印に、多摩堤通りを蓮沼方面へ直進した
道沿いの右手側。
赤い中国提灯が吊るされた店内はカウンター席をメインにした造りですが、
奥には1卓だけ小上がり席を設けています。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り
その他:爪楊枝、メニュー、灰皿
着座後:タオルおしぼり(直置き)
カウンター席の端に腰を下ろし、まずはドリンク選び。
当店、お酒の品揃えも豊富なのですが、紹興酒は私と連れが苦手とする
台湾紹興酒になってしまうのです。
ビールは生と台湾ビールもありますが、キリンラガー(中瓶)@600を。
そののちに、JINRO(ボトル)@2,500(ボトルキープ2カ月)を頼むのですが、
当店はボトルセットが、みな有料。
チョイスした氷もジャスミン茶も、各@350だから、飲ん兵衛の財布を直撃です。
(寝太郎) 仕方ないよ。「喜来楽」さんが神すぎるんだよ~。
当店、カウンター内で調理を担当するのは白衣を着た台湾人のママさん。
常連と思しき台湾の女性客が多く、はじめはわからなかったのですが、フロアで接客対応する
お姉さんは娘さんのようで、この日、お店は2人体制。
グランドメニューから鹹蜆を注文すると、台湾からの入荷待ち状態とのこと。
オーダーが入り提供できるほどの量はないのですが、とサービスでもらえました。
醤油味をベースに、ニンニク、唐辛子を効かせ、しじみは生で仕上げています。
とろ~っとして、酒のつまみに最高!
持論ですが、鹹蜆の美味い店は信用できる。当店は間違いなしですよ。
炸鶏排(鶏の唐揚げ)@800
五香粉がふわりと香り、衣はからっとして肉しっとり。うんまい!
屋台で食べる鶏排より品の良さを感じますが、本場感を失っていません。
葱抓餅(ネギと卵のクレープ)@700
ネギ入りオムレツを包む生地は薄らとグリーン。説明によると、ほうれん草を練りこんだそう。
外側には、香ばしい焼き目をつけ、タレもチープな甘さがなく、屋台のB級グルメ「葱抓餅」
と同じカテゴリに括ってしまっていいのかしら?と思うほど。抜きんでた感ひしひしです。
炒A菜@1,000
野菜は黒板メニューからのチョイス。調理法を聞くと醤油で、とのこと。
シンプルにニンニクで炒めるものと思っていたのですが、ここまでどれも、外れがなく、
いい意味で、驚きの連続。ママさんにお任せすることにしました。
すると、やっぱり大正解。ニンニクも効いているのですが、フライドオニオン?なのかなあ、
甘みのある醤油はコクたっぷりでA菜と相思相愛。夢中になれる本気の美味さです。
筒仔米糕(台湾おこわ)@600
四神湯(薬膳スープ)或排骨湯(スペアリブスープ)をセットした筒仔米糕セットもあり、
最初はそちらを予定していましたが、料理の美味さにボトルJINROが進み、腹が膨れてきました。
そのため、泣く泣くスープは次回に。でも、近いからすぐ来れちゃうんだもんね。
――う・美味いーー!!!
干しシイタケパワー炸裂。
干しエビの風味に豚肉の旨みもしっかりと働いて、ちょっぴり濃いめの味だけれど、
まったく嫌味がない。このままで、ばくばく食べれてしまうところに、さっきのA菜を
合わせ食べすると、泣けるほどに幸せ。
私達の大好きな「喜来楽」さんとは別の魅力をもつ台湾菜のお店。
メニューには日本人向けの料理もありますが、台湾屋台名物のページや店内黒板などに、
分かりやすく紹介されているので、ビギナーの方も身構えずに楽しめますよ。
また、カウンター席中心なので、一人で来店されるお客様も多かったです。
会計は、ボトルセットのお替わりがあるため、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)
お姉さんもびっくりしていたけれど、飲み切っちゃったわ。
自分にとっても意外だったのですが、蒲田は台湾料理の美味しいお店があります。
当店の主力となる台湾菜の攻略も目指したいと思います。(๑و•̀ω•́)و
思郷村(シコウソン)
東京都大田区西蒲田5-27-15 東武ハイライン 104
TEL 03-3733-3718
営業時間/17:00~24:00(料理L.O.23:30 ドリンクL.O.23:30)
定休日 月曜日 -店舗情報「食べログ」より-