中華料理「四川食府」 (シセンショクフ)
最寄駅は川崎。駅を背に、県道101号線を進行した道沿いの左手。
食べログによると徒歩14分です。
奥行きのある店内は入り口近くに、小あがりの個室(座敷)を有し、テーブル席でレイアウト(円卓有り)。
利用は入り口に近い4人掛けのテーブル席です。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:醤油、酢、辣油、ブラックペッパー
その他:箸(箸箱内)、爪楊枝、メニュー
着座後:業務用タオルおしぼり(手渡し後、直置き)
料理はグランドメニューからのアラカルトチョイス。
ドリンクは生ビール(アサヒスーパードライ)@500×3からのスタートで、のちに真露@1,980、
ボトルセットで氷@100×2、緑茶@300×2を注文しました。
醬牛肉(牛スネ煮物)@380
千切りキャベツをクッションに、味の染みた牛スネ肉は、繊維のほどける柔らかさ。
仕上げにニンニクソースを垂らしてあります。
(レンタロー) キャベツは、かさ増し的な嫌らしさはねえよ。一緒に食べても美味いんだ。
蒜泥白肉(ゆで豚肉のニンニク和え)@280
甘ずっぱい醤油だれをベースに、生のニンニクをがっちり効かせたもの。
注文しやすいお値段で、この味に何ら不足なし。むしろ、有り難いことです。
干鍋牛肉(牛肉の鉄鍋炒め)@880
直に炒めたものではなく、鉄鍋は器として活用。
柔らかな牛肉に、野菜は、シメジ、タケノコ、茄子、タマネギ、ニンニクの芽など。
花椒は微量、辛さは控えめで、調味にはクミンを使っているのかしら。
エスニックな味わいにインドっぽさも。
香りと辛さにキレのある四川というより、油の使い方に秀でて、中国東北的なコクを感じます。
(レンタロー) 食べやすく、まとまりのある味だで。うめえよ。
干煸四季豆(インゲンと唐辛子炒め)@880
辛めにお願いできますか?とリクエスト。
細かい挽肉には漬物も混じり、塩気がきっちりと効いて、香ばしい。
辛さのインパクトはありませんでしたが、ついつい箸がのび、飽きを感じさせない
気安く、チャーミングな味わい。酒のつまみにも好相性で、侮れない美味さです。
また、今回チョイスした料理たちは、ケミカルな要素もほとんど感じられず、
その使い方も健全であると思いました。
会計は、1人当たり3,500円(百円未満四捨五入)
人の手できちんと作ったことが伝わるぬくもり中華。
温かみのある接客に情が感じられ、見ると地元常連さんもしっかりついている様子。
アクセスが良いとは言えない立地のため、万人にお勧めできるかはわかりませんが
近ければ、断然、普段使いの1軒にしたいお店であります。
四川食府 (シセンショクフ)
神奈川県川崎市川崎区新川通11-13
TEL 044-200-0218
営業時間/月~土 11:00~15:00 17:00~23:00
日 11:00~23:00
定休日 木曜日 -店舗情報「食べログ」より-