我が家の近くに「定川(さだめがわ)」という名の農業水利があり、
「定橋」という橋が架けられています。
『すべてを水にながしては 生きて行けない さだめ川』石本美由起 作詞
1975年の「ちあきなおみ」さんの歌を思い出すようじゃ、かなり古いですね。
高度成長期に生まれ、この雪深い山形の地に生まれ、小作農の長男として生まれる。
「天の時、地の利、人の和」なんてあったもんじゃない。
と言いつつ、今夜からの妻夫木聡さんの「天地人」に期待している自分がいます。
さて、吾助さんとお華ちゃんが手に手を取って渡った幸橋(創り話ですが)、
この橋から南へ100m。「昭和縁結び通り商店街」があります。
空き店舗などを利用した昭和ミニ資料館が現在21号館まであります。
通りに面した「勢至観音」の「ごんぼの実」祭りは、若い男女の縁結びの
お祭りとして、ちとユニークなお祭りでもあります。
http://videocast.yahoo.co.jp/video/detail/?vid=288230376152263736
こうして見ると吾助とお華の恋の物語もあながち創り話でもなさそうな
気がしてくるから不思議です。
天の時:郊外型大型店舗が主流となった現在、
地の利:鉄路や主要国道からは遠いが、
人の和:商店主が工夫と知恵(協力)を出す。
恵まれないと嘆くよりも、新たな物を創造していく力には頭が下がります。
「幸橋」も地元「高畠石(凝灰岩)」を使った明治の産物であります。
幸橋の話題のつもりが、地元の氷漬けの沼に泳ぐカモの画像になりました。
今夜は、NHKで「天地人」を見ることにします。