「カタ雪ワタリ」の出来る朝、雪中のキャベツを収穫しました。
自家用の米を搗いて(精米して)、妻のご機嫌をうかがいながら
今日も釣りにでかけます。
精米所では、糠を持ち帰らない方がいるため、結構な量の糠を自宅に
持ち帰ることになりました。さて、これをどうするか?
畑にまいて、スズメの餌にすることにしました。
最近では、鳥インフルエンザを恐れて、白鳥の餌付けを止めたり、
自宅の餌箱を取り払う方も多いようですが、見えないウイルスは
確かに恐怖かもしれませんが、鳥インフルエンザが直接人間に感染した
事例は無いと聞いています。
大量の死者を出した「スペインかぜ」も鳥インフルエンザの突然変異型が
何らかの形で人間に感染したという説が現在有力なようですが、大量死の
原因は、当時、インフルエンザによる高熱と脱水症状に対応する術が稚拙
だったからだと主張するお医者さんもいらっしゃいます。
何はともあれ、大量のスズメが冬の間に餓死することも事実であり、
作物を荒らす奴でも、ここは武士の情けとばかり、半量を畑にまきました。
ここで、一句。
「雀の子 庭に来ぬか(小糠)と 親心」 二茶ん お粗末