その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(花咲か…)

2012-05-02 08:32:47 | 夢屋工房

『夢屋農園』では、「白梅」、友人『ノロ君』が植えた「桃」、前オーナーが花見をしたいと畑の中央に植えた「八重桜」が一気に開花しました。さらには、「李」の花が開き、「桜桃」の白い花まで咲き出しました。「瀧桜」で有名な福島県三春町の名前は、「梅・桜・桃」の花が一気に咲く…三つの春が同時に訪れることから由来するなどという説もありますが、今年の『夢屋農園』は、『五春国』の状態であります^^;
汗ばむような陽気で、実に長閑な気候でありますが、春の訪れが遅れた分、農作業が一気に溜まってしまいました。自宅前は雑草が伸び放題(コチラは、長女『有季菜先生』に草むしりを外注しております^^;)、水田の元肥散布に水田畦畔への除草剤散布、耕運作業。『夢屋農園』の畑の除草、耕運。春野菜の播種、菊の植え替えに、ジャガイモとネギの植え付け…我が家の古老から受け継いだ3年前ならばパニックを起こしそうな忙しさでありますが、2年間の経験は、頭の中で作業の優先順位を思い描き、物によっては放置する余裕が出て来ました。

今年は、さらにメロン栽培用3間×6間の雨除けハウスを建設中であります。農家の育苗ハウスを見よう見真似で造り始めたハウスは、あと2本だけ骨材を打ち込めば仮完成を向かえるところまで来ております。子どもがプラモデルを作るように、一旦作業を始めてしまうと、ある程度完成するまで無心でやってしまう…結果的に、他の作業(宿題)が疎かになってしまうのであります^^;
デラウエア(ぶどう)の樹液が動き始め、枝の切れ目から樹液が滴り落ちています。昨年作ったぶどうの雨除けハウスにもビニールを被覆しなければいけませんが、骨材の間隔を適当に配置してあるので、微調整しながら作業しなければならないだろう…期待していた農業研修生『貧乏父さん(H.N.)』はサービス業のため、GW中は仕事で『夢屋農園』の実習という名の強制労働に参加させることは期待出来ないのであります^^;
結果、今夜もビールひと缶飲んだところで、瞼が重たくなってしまいました。早寝早起き医者要らず…健康なのか過労状態なのか良く分かりませんが、疲れが溜まれば出稼ぎ先で、昼寝しながら仕事をし、体力を回復するだけなので大丈夫でしょう^^;
山道で見つけた「タチツボスミレ」の花言葉は「小さな幸せ」だそうであります。少々、お疲れモードではあるけれど、『夢屋農園』の『花咲爺さん』は、「小さな幸せ」を感じているんだよなぁ…^^;

コメント
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