突然ではありますが、アブラナ科(十字花科)植物の代表…キャベツの花からご覧いただきます^^;
四枚の花弁が十字架のように見えることから、昔は「十字花科」植物と呼ばれたのでありますが、最近の植物分類体系では「アブラナ科」と呼ばれるようになりました。ハクサイ・ダイコン・キャベツにカブ?当然、アブラナも同じ十字花植物なのであります。ちなみに、ナズナはアブラナ科、ハコベはナデシコ科であります。
さて、本日の『夢屋国王』は、昨日の補植を終えて遅いお目覚め…それでも、5時30分には起きておりました。重い身体を引き摺りながら、朝から追肥を撒こうと思うのであります。硫安…「硫酸アンモニウム」を追肥として与える。
一昨日、量販店から硫安2袋を買い求めており、動噴で撒くぞぉ~と思った刹那…あることに気付いたのであります。
画像の左も右も、同じ硫安であります。硫安(NH4)2SO4 は、無色の結晶であるはずなのでありますが、左は白い塊であります。「何じゃい、こりゃ~!!!」今は亡き松田勇作ばりの叫びを上げた『夢屋国王』は、製造元を確認するのであります。「Made in China」…見事に輸入品でありました。右の製品は、某総合商社『みんなの農協さん』の物であります。それぞれ、一袋20Kg包装で重量的には変わりありませんが、左の中国産は成分比20.5%に対し、農協さんは21%であります。お値段は当然、中国産の方がお安いのであります。
しかし、『夢屋国王』は、ちょっとばかり疑ってかかります。お値段が安くて、成分比がさほど変わらないのなら、断然中国産の「硫安」を使うべきなのでありますが…中国産と聞いただけで、不純物が混じっているのではないかなどと、疑いの眼差しを向けてしまうのであります。(中華人民共和国の皆さん、有らぬ疑いを掛けてご免なさい^^;)
中国産と聞いただけで、不純物を想像してしまうのは、日本では使用禁止の農薬が、輸入品として平然と売られていたり、生産物の残留農薬が心配になってしまうからに外なりません。一度、失われてしまった信頼関係を取り戻すためには、並々ならぬ努力が必要なのであります。農業は真摯に取り組まなければいけません。築き上げた信頼関係、安心・安全を食べていただいているのですから、そのイメージを脆くも崩壊させるようなことは、厳に慎まなければならないのであります^^;