その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(ひ・れ)

2012-05-03 12:09:12 | 夢屋工房

朝5時30分…『夢屋国王』が耕作する田んぼに、朝日が霞がかって昇るのであります。ここは、都市計画上の準工業地域…藪の中の桜の木の向うは、かつて誘致企業が作った野球グランドであります。『夢屋国王』の田んぼも、どこかの生産工場が買い取って工場社屋を建て、地元青年たちの就労場所を確保する…そんな計画だったのでありましょうが、今では進出する企業もなく、田んぼは地権者の思惑が交錯して、今でも未整理地のまま、不便な耕作地として残っております。

 

荒地の中に造られた調整水田(養魚池)に、ガーモ夫妻(カルガモ)がやって来ました。望遠レンズを警戒して、少しずつ離れて行きます。『夢屋国王』は、朝から他所さまご夫妻の仲を裂くような無粋な人間ではありません。今朝は、田んぼに元肥…化成肥料を撒きに来ただけなのであります。
夕方、出稼ぎ先を早めに引けて来た『夢屋国王』は、パイプハウスの骨材を打ち込み、遂に骨組みを完成させました。25組…50ヶ所に鉄管を打ち、骨材を差し込み、ジョイント金具で止めていく。只々、単純な作業の連続なのでありますが、防風ネットを張り巡らせれば、病害虫を予防出来るのだから、『ほぼ完全無農薬』栽培が出来るはずである…単純作業をしながらも、新たなアイディアが沸々と湧き出すのであります^^;

 

最後の一本を打ち込んだところで、缶ビールで祝杯を上げる…そんなところへ、友人『ノロ君』が仕事から帰って来た。「それなら、仮完成パーティをやろう!」…呑兵衛オヤジたちは、何でもパーティのネタにしてしまうのであります。
この冬、強風で『第1サティアン』の屋根を吹き飛ばされた彼は、意気消沈気味であります。連休後半の部を迎え、彼も材料を調達し、『第1サティアン』の復旧を目指しているのではありますが、3年程前の気力が湧いて来ないという。重ねる年齢は、行動力も減退させてしまうのでありましょうか?アグレッシブ『夢屋国王』は、彼のために「復興一番 ふかひれラーメン」をご馳走したのであります。
「何故、日本人は金儲けすることを蔑むのだろうか?」
「庶民が寄付を行うことは悪いとは言わないが、某テレビ局の24時間チャリティは嫌いだ!」
「消費税を上げても良い…ただ、国のやるべきことと、金持ちのやるべきことを分けて考えるべきだ!!!」
オヤジたちの呂律の回らない議論は続くのであります^^;
夜も更け、暗闇にロウソクを灯す…『第2サティアン』の原点はこれだぁ~!
友人『ノロ君』のボルテージは上がるのであります。そうだ!オラも原点に返ろう…麺は食べても「ふかひれ」だけは残して、「オッカー!!!これがふかひれだぁ~!」と我が原点(自宅)に帰る『夢屋国王』でしたとさ…。

『夢屋国王』の連休は、まだまだ続くのであります^^;

追記)連休初日は、無情の雨…

コメント
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