その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(か・ける)

2012-05-22 19:52:07 | 夢屋工房

昨日は、朝から金環日食の話題で持ちきりであります。今回のように日本列島の広範囲で金環日食という天体ショーが見られるのでありますから当然でありますが、山形県は緯度の関係で部分食の状態であります。『夢屋国王』は、二日間にわたる田植作業で、上半身が異常な筋肉痛を覚えております。起き上がるのも辛い状態でありますが、昨夜の宴の後片付けを終えると、田んぼに出掛け水の調整をする。植え付けてから約一週間で根がしっかりと張り(活着)、葉が伸びて分けつ(株の増加)を繰り返します。初期生育を順調に経過させることは、秋の収量に大きく影響しますので、この時期の水管理は重要な作業なのです。とは言え、自力による機械植え、初参戦の『夢屋水田』は手直し(補植…欠株を補うこと)が必要なようであります。これは当初から織り込み済みなので、今年は時間をかけて対応するつもりです^^;
他人様(プロ)の倍の時間を掛ければ、国王にも出来る…その位の悠長な気持ちで臨んでおりますが、少々、焦りが無い訳でもない。こんな時は、敢えてお昼の散歩コースである「大沢山」に向かうのであります。お決まりのカメラによる昆虫採集を行っていると、笹の茎で、ベニボタルが愛を語り合っておりました。「クシヒゲベニボタル」という種類ではないかと思うのでありますが、♂の触覚が櫛状で特徴的であります。このように触覚が発達している種は、♀の性フェロモンを感受する場合が多いのですが、これはあくまで『夢屋国王』の推量であって、正確性に欠ける記述であります^^;

7時39分…『夢屋国王』がお昼の弁当を作っているというのに、オッカーは厚紙のピンホールで「日食」を写し出して歓声を上げておりました。テレビに映し出される全国の金環日食の映像を見ながら、珍しく早起きした長女『有季菜先生』は狂声を発し、お隣さんでは庭石が必要無くなったからと言って、重機を投入し大きな庭石を削岩機で砕いている…我が家の愛犬『柴犬コウ(本名:さくら)』は、カミナリを恐がらないのに、初めて聞く重機のエンジン音に恐怖を感じて家の中を右往左往しております。何と騒々しく、品位に欠ける一家でありましょうや^^;
『夢屋国王』は、ひとり冷静を保ちながら、朝のお努めであるトイレに…電気を点けるのでありますが、何故か今日は暗いのであります…日食を見るためにサングラスを掛けていることを忘れておりましたよ…とほほ^^;


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする