農家の嫁

「結構、作付しているみたいだね？」

お嫁さんと言っても、もう、若いオバアちゃんですけれど…農業共済組合の合併で、水稲作付細目書の確認のために、印鑑を頂きに三軒ほど農家を回りましたけれど。
夕刻の時間帯を選んで訪問したつもりですが、まだ家に寄っている旦那さんは少ない。（皆、働き者であります^^;）
夕食に食卓に出るであろう枝豆の収穫をしながら、「私は虫が嫌いで、食べる気がしない。」などと言われましても（まぁ、農家の嫁さんだから、虫が大丈夫というのは、大きな誤解でありますなぁ。）それでも、約40年嫁ぎ先で甲斐甲斐しく勤めておられますから。ようやく、家の中での発言力が増して、口説き文句のひとつ、ふたつ出てもおかしくないかぁ…果樹農家と違って、稲作農家の朝は少々遅いが、それでも家内は夏場、朝の4時半には起きている。農作業にはノータッチ（会社勤め）でも、回りがそんな生活だから…若い頃の自分を思い出しながら、共感したり、突然笑い出したり。今風はどうなんでしょうねぇ？