その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

鬼の居ぬ間に…

2023-08-03 08:57:10 | 転職

サボテンの花言葉は「枯れない愛」^^;

夏の課題に『妖怪』を調べてみた。「あ」から始まる日本の妖怪だけでも約88件(Wiki情報)あるようだから、数え上げるのは早々に断念した^^; 人間の理解を超える異常な現象は、日本に限ったことではないから、生物・無機物を問わず総てのものに『霊魂』が宿っている(アニミズム)という信仰・考え方は万国共通のようであります。
我が在所のとある集落に『おしめ様』という社があって、子どもの頃から「おしめ(おむつ)」とは不思議な名前であると思っていたのだけれど、『妖怪』を調べていたら『おしら様』『おしんめ様』(養蚕・農業神)という項目にあたり、もしかすると『おしんめ様』…『おしめ様』と訛ったものに違いないなどと勝手に解釈し得意になっている。本当は『おっか様』なる『妖怪』が存在しないだろうかと検索していただけなのだけれど^^;
婦人病、眼病、農業神とされる『おしら様』には、(そして掲載のなかった『おっか様』も)無沙汰にすると、恐ろしい『祟り』があるという伝承があるらしい。連日、うだる暑さの中で、身をヒヤリとさせるには『もっけの幸い』…ところで『もっけ』って何なんだという新たな疑問が(笑)


冷菜づくしも『もっけの幸い』?

さて、『勿怪・物怪(もっけ)』とは、①思いがけないこと。②不吉なこと。とある。『物怪(もののけ)』が転訛した言葉のようだから、なるほど、思いがけず『妖怪』に出くわすような、稀な幸せのことかいと、『妖怪』つながりに驚いておりますが…^^;
はてさて、涼を求めて『幽霊』『妖怪』を調べていたはずなのだけれど、身の毛もよだつ『祟り』とは『霊の宿るモノ』を粗末に扱うことへの戒めと言えなくもない。『鬼の居ぬ間の洗濯』などと、『鬼(オッカー)』が居てもいなくても、毎晩、『命の洗濯』をしている『おやじぃ』たちに、その内、大きな『祟り』が降りかかるに違いない。大丈夫です!昨夜は、頂き物ではありますが「うなぎの蒲焼き」を『お供え物』として献上いたしましたから…。オッカーの母方の実家は、山形県庄内地方…祖母が「高畠のあんちゃ、もっけだのぅ(ありがとうというニュアンス)!」と良く言ってましたっけ。もしかするとこの方言も『物怪(もっけ)』の転訛だったりして…『お供え物』の頻度を上げるべきか否か?「精進潔斎、お供え物を絶やさない!」今さら変節しても逆に疑われてしまうから、『お供え物』は『もっけ』で良いのよと開き直る…「オバケなんていないさぁ♪」ホントは今でも怖いくせに(笑)

コメント
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