その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

持ち物検査ですか?

2023-08-09 08:17:43 | 転職

捜査官『シロ♀』の勘は鋭い^^;

小中学校を通じて、いわゆる『持ち物検査』というものを受けた経験はございません。田舎の学校で皆、素直に過ごしていたに違いない。高校時代に自転車の傘さし運転をして警察官に呼び止められ、「お前生意気だなぁ。タバコ持っていないか?」と突然、学生服の両ポケットに手を突っ込まれた。(どうやら、学生服の詰襟のホックを外していたのが気に入らなかったようである^^;)今なら「任意でしょう?」と食ってかかるかも知れないけれど、警察官職務執行法第2条では「何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしている疑うに足りる相当な理由のある者は…。」と規程されており、既に「安全運転義務違反」に問われている『おやじぃ』は、職務質問を受けざるを得ない。(やっぱり任意だけれど^^;)でも、同意のない突然の『所持品検査』は違法捜査だと思っていますけれどねぇ…。
夕方になっても気温が下がらず、日大の記者会見模様を観ていたのだけれど、はて、捜査権のない大学側に学生の『所持品検査』が可能なのかと疑問に思った次第であります。一般企業でも安全確保(情報漏洩も含む。)や貴重品の持ち出しを防止するために、労働契約・服務規律に基づく検査は一部可能なようであるから、「入寮規則(契約)」等が存在すれば可能なのかも知れないなぁと納得したのだけれど、長期にわたる任意の検査ならば、悪知恵の働く『おやじぃ』の場合は、『危険なブツ』は捨てているはずである(笑)


「アタシャ、とぼけますけれどねぇ…」

さて、以前このブログでも書いたのだけれど、現行の「大麻取締法」では、「吸引に関する罪」はなく、「違法栽培」「違法所持」について罪を問われるのだから、任意の『所持品検査』前に、『微物』をちゃちゃっと捨ててしまえば、学生の逮捕は免れたはずである。(罪の意識というものとは別物としてではあるけれど…。)
はてさて、明らかに『譲渡人』から具体的な供述が得られた場合や『不法所持』の現行犯でもない限り、警察とて強制捜査は出来ないはずであるから、大学側が行う『任意の聞き取り』などどれほどの効力があるのかどうか不明である。『自首』とか『隠ぺい』とか、それぞれの立ち位置で都合の良い『言葉遊び』をしているけれど、「みんな目をつぶって。先生しか見ていないから心当たりのある人は手を上げてください。」などと小学生に語り掛けるドラマのようである。成人に達した学生を、小学生並みに大学側は守り続けるのか?マスコミは大学側のガバナンスを問いたいのか?論点が定かでもない。もっと『論点ずらし』をするならば、「日大アメフト部は無期限活動中止」…またも出ました「連帯責任」…罪を問われ、罪を償うのは一体誰なのかという問題だと思うのだけれど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする