「かむな」は小さき貝を好む…
三年程前のテレビドラマを観ていたら、冒頭にそんな一文のテロップが…「ただ静かなるを望みとし、憂え無きを楽しみとす。」と結ばれていたから、恐らくは「方丈記」の一節ではないかと調べてみると確かにそうだった。鎌倉時代の隠棲、五年目頃の作であり、俗世を離れたとは言いつつも、世情についてもあれこれと記述があるようだから、未練たらたらといったところか…『狐狸庵山人』の雅号を名乗った遠藤周作さんにも通じるものがあるなどと感じたところであります。
我が在所、高畠町の町議会議員選挙も残り2日…各候補(選挙カー)の音量も、この猛暑の中、さらに上がって来たようにも感じております。以前であれば、選挙カーに応援車まで連ねて、各集落を回っていたような記憶でありますが、どうも今回ばかりは単独の選挙カーが多く、新人候補者が多く、組織戦でもなく、集落推薦もなく、ましてや65歳定年制という現状では、応援する支持者も平日に一緒に回っていられないというところが原因かなどと考えているところであります。俗塵を嫌い…などと格好をつけてみても、やはり未練たらたら^^; 職を離れ人から忘れ去られる人生かなどと思いつつ、今回ばかりは、人を動かし、人が動いてくれるということに『凄いこと』と感心しているのでありますけれどね(笑)
シンプルだけれど、これが良い^^;
さて、抑制きゅうりの苗もかなり伸び始め、何とか植え付けを終わらせなければいけないのだけれど、30分動いただけで汗が吹き出し、その汗を鎮めるために1時間の休憩を取るという体たらく、怠惰のツケが今回っているのだけれど、ハウスの近くを気になっていた「黒柴♂」が通ると「飼い主さん♀」に声を掛け、名前が『ゆきまる君♂』であることを知る…暑い最中の『声掛け』では、『変質者』と受け取られるに違いないなどと思いながら^^;
はてさて、恒例の『晩酌会』では、明日こそはとは思うのだけれど、朝を迎えると意欲が萎えてしまう暑さよ…迷犬『半三郎君♂』もこのところの暑さの中でのお仕事で少々夏バテのようであります。『犬も歩けば棒に当たる』…①出歩けば幸運に出会う。②何かをしようとすれば災難に遭うことも多い。という二つの解釈が成り立つそうである。『①何もしないで後から後悔するよりは、②少々災難があってもやってみる。』と前向きに捉えたいのだけれど、今、『おやじぃ』が確実に言えること…『犬も歩けば熱中症』^^; 『①何もしないと食っていけない』『②働いたら熱中症になる』の二つの解釈…『何もしなくても命までは取られまい』とさっさと逃げている。いいじゃないの『変質者』に間違えられるよりは(笑)