正式名称は「カップヌードル カレー」だった^^;
1973年に発売されて50年…醤油、シーフードに続いて第3位の売り上げというから人気のカップ麺に違いない。夜中に目が覚めて、小腹が空いて食べてしまいましたよ。通称「カレーヌードル」…タイプミスを装って『加齢ヌードル』で検索してみたら、92歳の現役最高齢のモデルさんや文字通り『加齢ヌード』のサイトがヒットしましたけれど、『おやじぃ』は興味が無いのでパス。そういった趣向の方にお任せいたしますわ^^;
お盆を機会に町内に住む叔父を見舞ったのだけれど、春先から見るとさらに体力が落ちているようにも思える…とは言え、頭の方は未だスッキリしております。「もう十分に生きた。」と語る叔父に、「向こうに行けば、また婿勤めをしなければならないから、もうしばらくこの世にいた方が良い。」と軽口を叩いて笑わせるのだけれど、「老衰」「朽ち木」という言葉が頭をよぎるのでありますよ。我が義父もまた同じ…確かに心疾患を持ってはいるのだけれど、これといって重篤な病気を持っている訳でもなく、多少の介助は必要でも、家族を悩ませるような『介護』が必要な訳でもなく、「もう少し」と皆声掛けするのだけれど、果たして明晰な頭脳で日々何を考えているのやら?自分もなってみないと分からない世界がそこにはある…。
開花時期の調整が難しくてねぇ…
さて、カップ麺売上の第3位がカレーヌードルならば、日本人の死因第3位は「老衰」とのことである。長いこと「脳血管疾患」だったから、いつの間に逆転してしまったのか?医療技術の進歩と高齢化社会の影響ではあると思うのだけれど、主たる死因(病気)が見当たらないというということだから、その年齢も定義も曖昧とのことではある。「天寿を全うした。」とも言えるのだろうけれど…。
はてさて、延命治療を受けずに、自然な衰弱にまかせて死亡することを『平穏死』と呼ぶらしい。我がお袋の場合も、認知症で意識回復の見込みもなく、点滴の補液のみで最後を迎えたから『平穏死』と言えるのかも知れないけれど、その期間が思いの外長かったので、果たしてその選択が正しかったのかどうか今でも悩んでいるところではあるのだけれど。(看取りは出来ましたけれどね。)長引けば、看護・介護に恨み節が漏れ始め、短ければ、もう少し何か出来たのではないかとまた悔やむ…「もう十分に生きた。」と本人に言われたとしても、本人の希望に沿って充分手は尽くしたと送る側にも、ある種の『満足』を与えてもらえないとねぇ…送る立場が、その内に送られる立場になるのだろうから、もうそろそろ考えておくかね?こればかりは、その時になってみないと分からないのよねぇ(笑)