その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

花を見て怒るひと…

2023-08-21 08:33:43 | 転職

「タマスダレ(ゼフィランサス)」ですかねぇ…

夕刻、地区行事への参加者を募るために公民館に集まったのだけれど、途中、ブロック塀と舗装道路の間に咲いた白い花を見つけましたよ。すごい生命力と感嘆しつつも、はて、花を見て怒る人は居るのだろうかなどと、また下らないことを考えていた。(花を見て怒る人は居ないと思うのだけれど、花を見ている『おやじぃ』を不審者と疑って怒った人は確かに存在した…ノゾキをした訳じゃないのにねぇ^^;)
『一生懸命』に生きている人や『精一杯』生きている人は頼もしくもあるのだけれど、『一杯一杯』で生きている人の姿は切なくも見えてくる。塀と道路に咲いた花も『一生懸命』咲いていると思えば感動もするけれど、他の植物を寄せ付けないが如く『一所懸命』に咲いていたとすれば、憎しみこそしないだろうけれど、感動も薄いような気もするなどと、また『言葉遊び』をしております。『子どもたちの歓声』も『公共交通機関内でのベビーカー』もまた然り…それはお互いさまと譲り合っていたものが、許容範囲外と指弾される始末。それは、連日の猛暑や3年間のコロナ禍がもたらしたものでもなく、自分たちが『一杯一杯』で生きている結果かも知れない…折角咲いた花を見ても、邪魔なモノと踏む潰す人が現れたりしてねぇ…。


ヨシ、メンバー票を作りますか…

さて、地区行事の参加者名簿を作る段になって、集落の子どもたちの数も大幅に減っていることに気付くのでありまして、3チームほどの参加枠も1チームしか編成できない。ましてや、子どもの数が少ないくせに顔と名前が一致しないのでありますよ。(あの子はどこそこの子くらいは分かりますが…。)「育成会」という組織を卒業して20年ほど経ちますから仕方のないことかも知れませんが、関わり合いが希薄になっているということは間違いないようでありますよ。
はてさて、子どもたちの名前が分からないということは、逆に『おやじぃ』も子どもたちの目からすると知らないオジサン(ジジィ)という存在なのかも知れない。気さくに「お帰り~ぃ。」などと声を掛けたら『不審者による声掛け事案』として通報されてしまったりしてねぇ…田舎でもこんな具合なのだから、都市部ではどうなんでしょうねぇ?『許容範囲』というものが、次第に狭められていったりしてねぇ…その内に、要らない存在として無視されて、最後は踏み潰されたりしてねぇ。「花を見て怒る人は居ない。」とは思うけれど、『ジジィを見て怒る人』は今後も増えるような気がして来たぞ…何も悪さをしていないのに(笑)

コメント
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