峰野裕二郎ブログ

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2006年06月02日 | スポーツ
桜井マッハ速人暴行受けてもプライド守る (日刊スポーツ) - goo ニュース
5月30日の長崎新聞、社会面の左一番下のすみっこに、小さく採り上げられていました。
「自分は道場で子供たちにも教えている立場。格闘家が素人を殴るわけにはいかない。よけたりしても相手を逆上させるだけ。あえて殴られるしかなかった」
桜井さんの言葉です。
カッとなってすぐ子供たちに暴力をふるう教員のみなさんに、ぜひとも聞いていただきたい言葉です。

ずいぶん前になりますが、かつてボクシングの世界チャンピョンだった井岡弘樹選手も同様なことがありました。
亀田3兄弟のように闘志むき出しのボクサーもいますが、私の知る限り、ボクシングや空手・少林寺拳法・合気道など格闘技をやっている人間は、その実、穏やかで心優しい人が多いようです。
格闘技をやっている者は決してむやみに暴力を振るわないよう教えられています。

心が強くなると、暴力的にならずにすみます。
心が強くなると、暴力的なものを怖がらずにすみます。
心が強くなると、他者に寛容【かんよう】になれます。

マスコミは、今回の桜井さんのような人に勇気を与えてくれる出来事を、もっと広く大きく伝えるべきです。
コメント
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