峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

愛と平和と信頼と

2006年06月08日 | 学校教育
長崎県教委は5日、生徒に体罰を繰り返しけがをさせるなどしたとして、佐世保市の中学校教諭と長崎市の中学校教諭をそれぞれ懲戒戒告処分、両校の校長を文書訓告処分にしたと6日付けの長崎新聞が報じています。

県教委によると、佐世保市の中学教諭は2月6日午後、当時3年の男子生徒が眉【まゆ】を剃【そ】る校則違反をしたとして、体育館で顔を平手で20回以上殴り、髪をつかんで体育用具に約5回押し付けたといいます。生徒は鼻血を出し、顔面打撲のけがをしました。
この教諭は、昨年12月以降、この生徒に校則違反などを理由に平手打ちやひざをけるなど計5回暴力をふるっているとのことです。
この「先生」は「指導力のなさを自覚している」と語っているそうです。なんともやるせない思いです。

一方、長崎市の中学教諭は昨年4月から今年2月にかけて計7回、顧問を務めるバレーボール部の複数の女子生徒にプレー内容が悪いと顔を平手打ちにしていました。2月4日の暴行では生徒の1人が左耳鼓膜を破るけがを負い、県教委は同月末付けで同教諭を文書訓告処分としていましたが、処分後の調査で他6件が判明し、今回の処分となっています。

教員の中には人間として優れた方もいらっしゃるのでしょうが、全体的に人間的に問題のある方が多く教員になっていると思われても仕方のないような事件が連日報道されています。
とても残念なことですなどとノンビリしたことを言っておれないほど事は急を要しています。私たちは今、あらためて学校の存在を問い直さなければならないのかもしれません。もっとも、今に始まったことではないようにも思いますが。

私たちは、いつになったら愛と平和と信頼で溢れる社会を創り出せるようになるのでしょうか。
その始めの一歩が家庭であり、地域であり、学校なのです。
ガンバレ!私たち

今年も、はかなくとも美しいサボテンの花が咲いています。
いつの間にかタイサンボクの芳【かぐわ】しい大輪の花も咲いていました。
コメント
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