峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

途方に暮れる

2008年02月16日 | 学校教育
不登校状態が続いた場合、学校や地域はどのような対応を心がければよいか、昨日、学校心理士の齊藤さんのお話を紹介したが、佐々中学校がどのような対応を取っているのか記すのが落ちていた。

教頭によると「担任が家庭訪問しても居留守を使われる」「緊急先のケータイに連絡を入れても通じない」ということだった。残念ながら、それ以上の話は聞けなかった。
齊藤さんの話と比べ天と地ほどの開きがあるが、民生委員・児童委員になって以来、いわゆる「教育関係者」のみなさん方と接してきて、この開きをなくすのは無理だと最近思うようになった。

不登校の生徒を「怠学」「義務教育違反」と切り捨てる人たちには齊藤さんの声は決して届かない。

きょうの新聞に「授業時間数30年ぶり増加」の見出しが躍っている。文部科学省は「ゆとり教育」路線を転換した。
学校が子供たちが理念なき教育行政に翻弄【ほんろう】され続けている。
コメント
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