峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

寒気緩み

2011年03月01日 | 夫婦

木々の芽が膨らみ弥生三月に入った。
先週金曜日に開いた町内会のご高齢者のための地域デイサービス、70歳・80歳代のご高齢者の方々が三々五々集会所まで歩いてお見えになる。それまでの厳しい寒気を心配していたが、この日、頬に感じる空気は冬のそれとは明らかに異なりやわらかかった。季節は確実に移ろっている。

地域デイサービスの翌日26日は女房どのの誕生日だった。
その日の朝「きょうはどうしよう?」と女房どのに尋ねると「班長会が終わった後、インド料理屋さんに行こうって言ってたじゃない」と女房どの、数日前酔っ払った際、誕生日には食事に出かけようと言ったのをすっかり忘れていた。まったくとぼけた男だ、私という人間は。

ある方に、佐世保市の「インディアンレストラン・カリカ」という店に何度かお連れいただいている。かねてより本場のインド料理を女房どのにも味わってほしいと思っていた。誕生日はいい機会だった。
午後7時から始めた町内会の班長会は1時間ほどで終了。帰宅すると女房どのは用意万端ととのえ、私の帰りを待っていた。

毎日三度三度の食事の支度をするのは大変なことだ。相手の立場になって考えれば容易に分かることだが、それがなかなかできない。女性が外食を好むのは無理からぬことだ。

この日は、くるみさんの大学入試2日目でもあった。
センター入試で5教科8科目を受験し、個別試験の初日に英語100分、数学2時間、化学・物理160分を受験し、2日目の面接に臨んでいた。医学科の受験は想像以上に厳しい。

困難なことに果敢に立ち向かう娘をまぶしく誇らしく思う。また、1人の人間として尊敬の念すら抱く。と同時に、そんなに頑張らなくてもいいよとも思う。

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