きょうは「将棋界の一番長い日」、A級順位戦の最終戦の一斉対局が今朝午前9時から行われている。
全ての対局が挑戦権を得られるか、降級の憂き目にあうかに絡んでいる。
われらが深浦康市九段は勝てば残留が決まるが、負ければ他の対局の結果次第では降級もあり得る。
相手は、久保王将、ここまで6勝3敗のトップを並走していた豊島八段が先ほど広瀬八段に敗れたので、久保王将は勝てば名人位挑戦権を得ることができる。もちろん、この時点で彼は豊島八段の負けは知らない。
AIの評価値では午後10時頃まで深浦九段の+800くらいまでいっていたが、一時、+-が逆になり、午後11時半近くの現時点では再び深浦九段の+982となっている。
ここで行方八段が投了、勝った稲葉八段が6勝4敗と星を伸ばした。
このまま、もし、久保王将が負ければ、6人によるプレーオフという前代未聞の挑戦権争奪戦が繰り広げられることになる。
深浦さん、ガンバレ!!