2月1日・日曜は、くるみさんにとって最後の小学生将棋名人戦長崎県大会の日でした。
思えば、くるみさんを始め、私たち家族は将棋のおかげでずいぶんと良い思いをさせてもらっています。
くるみさんが小学名人戦の県大会に初めて参加したのは小学2年生の時でした。
将棋を全くの0から始めて10ヵ月、くるみさんは並み居る上級生・男の子を負かしてしまい、いきなり初優勝を飾ってしまったのです。
その年の春休み、大学生になっていた絵理子さんは別に、私たち家族は西日本大会に出場するくるみさんと一緒に大阪まで行き、楽しい3日間を過ごすことができました。
さらに翌年も、くるみさんは県大会を勝ち抜き、見事に連覇を成し遂げ、再び私たちを大阪へ連れて行ってくれました。
結局くるみさんは、小学名人戦県大会に4回出場し2回も優勝したのです。
我が子ながら、すごい人だと思います。
くるみさんをすごい人だと分からせてくれた将棋にあらためて感謝します。
手ほどきをいただいた松山先生に感謝します。
2004年2月2日(月)記
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くるみさんの小学名人戦県大会3連覇を阻んだのが現在プロ棋士として各棋戦で活躍中の佐々木大地四段だ。
県大会の決勝戦で戦っているあの日の2人の表情、駒を動かす手つきがこうしていても鮮やかによみがえってくる。