昨日は3月3日のひな祭りの日、我が家は、裕理子さんも含め4人も娘がいるのにお雛様を出していませんでした。お雛様を飾るのは私の担当です。
この日、あれやこれと片付けなければならない仕事の合間を縫って、昨年末以来、体調を崩している母親の所を訪れ、昼食を共にとりました。
かねてより健康に気をつけている母ですが、食欲がなく体重が35kgまで落ち、死が目の前にちらついたと言います。
しかし、徐々に回復傾向にあるようで、この日のおしゃべり具合では、もう心配要らないようでした。
母親宅で2時間ほど費やして帰宅、掃除を終えたのが6時頃、相次いでくるみさん、有紀さんが帰宅、しばらくして女房どのが帰ってきました。
我が家には数組のお雛様があります。廊下の壁に1つ、女房どのが飾っていましたが、私は大慌てで、すぐに取り出せるお雛様を引っ張り出してくると、食卓の上には、お鮨屋さんから届いた散らし鮨が乗っていました。
さすがに女房どのです。心を亡くしていたのは、やはり私だけでした。
と、その時、有紀さんのボーイフレンドのO君から、お客さんからいただいたケーキをあげたいのだがというメールが入りました。
O君のお宅は自動車の修理工場を営んでおられます。それから、有紀さんは女房どのの携帯を利用しているのです。
すぐに、今度は携帯電話が鳴って、すでにO君は我が家の玄関の前にケーキを持って立っていました。お母さまと一緒に車で来たようで、女房どのがお礼を申し上げに出ました。
もちろん、姉のボーイフレンドと、そのお母さんに興味津々のくるみさんもくっついて。
O君と、そのご家族のお陰で、我が家は豪勢なひな祭りとなりました。
ところで、女房どのが求めてきたケーキと、O君宅からいただいた大きなケーキ、とてもとても我が家だけで平らげることはできません。
そこで、O君宅からいただいたケーキの半分は女房どのの勤務先に今朝、向かいました。
ケーキを作られた方は、そのケーキが巡り巡って、江迎小学校の職員のみなさんの今日のおやつになるとは思ってもいないことでしょう。
たくさんの人を仕合せにしたケーキを作られた方、ご馳走さまでした。ありがとうございました。
2005年3月4日(金)記