峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

命の輝き

2011年12月22日 | 私と孫
土曜日から一昨日まで、絵理子さん、有紀さん、それに天使さんの3人が来遊していた。

天使は11月で2歳になった。こちらの言うことはだいたい理解できるようになり、伝えたいこともずいぶん言えるようになってきている。

彼女の、我が家での一番のお気に入りの遊びが滑り台だ。

その昔、女房どのの父親が、私たちの子供たちのためにプレゼントしてくれた滑り台が長く寝室に眠っていた。
それをいったん分解して教室に運び込み、再び組み立て使うのだが、それを手伝うところから天使の遊びは始まる。

今回もすぐに「すべりだい する」と言い出す。
「よし、やるか」と応えると、滑り台がどこにしまってあるかを覚えていて、まだ覚束ない足取りながら真っ先に駆け出す。

私が、しまってあるところから滑り台の各パーツを運び出すと、天使はその中の軽い物を手に持って教室まで運ぶ。

部品をすべて教室へ運び込んだところで、天使が「ミッキー!」と訴えた。

滑り台の組み立てに必要な金具類を、まとめて空き缶に入れ、しまっているのだが、その缶の蓋【ふた】にミッキーマウスが描かれてある。それが必要だと言っているのだ。
これには驚いた。

前回、天使がやって来たのは11月の3・4・5日だから滑り台で遊んだのは優に1ヶ月前のことになる。

実は前回、滑り台を組み立てる段になって、私は金具類をどこにしまったかしばらく思い出せず困っていた。

天使の記憶の方が私のそれより、よほどしっかりしているということになる。
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