先の土曜日、天使たちの顔を見に女房どのと福岡へ出かけた。
その前に、午前中、学校に出かけていた有紀さんと落ち合い、昼食を共にし、お茶を飲み、あれこれ話した。
その後、3人で天使たちの所へと向かった。
妹天使の結理ちゃんが4ヶ月になった。久し振りに赤ちゃんを胸に抱いた。
私たちの子供らがまだ赤ちゃんだった頃、私はよく娘を胸に抱いた。赤ん坊を抱っこして散歩に出かけ、赤ん坊を抱っこして晩酌をした。
それは、限りないようで限りある愛しい黄金の日々。生命の輝きそのものを包み込む営みだった。
一昨昨日、お姉ちゃん天使の彩理ちゃんが3歳の誕生日を迎えた。可愛い盛りだ。
孫は、責任がないから可愛いと人は言う。
彩理ちゃんと私たち夫婦の3人だけで過ごした真夏の3日間、あの時ほど彩理ちゃんが可愛く思えたことはない。両親から離れ、私たち夫婦を頼りにするほかない天使が愛おしかった。その天使を守らなければならない責任感が彩理ちゃんへの思いの強さにつながった。あの時から彩理ちゃんは、私たち夫婦にとって特別な存在になった。
無責任はつまらない。責任を持つことで思いは深まる。