峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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行動に駆り立てられる要因

2014年08月01日 | 暮らし

5月末、行き付けのフランス料理店・伊万里の「ヴァンサンク」でいただいた梅の実を赤紫蘇と一緒に漬けていた。
梅雨が明け、晴天の続いた今週の火曜・水曜にそれを天日干しにし、独自の梅干しが完成した。梅酢もコーヒー用の紙フィルターで漉し、保存ビンに入れ、あれにこれにと早くも重宝している。昨日の午後、叔父と弟の3人でラウンドした際も、ペットボトルの水に梅酢をスプーン3杯加え持参した。

4、5年前、町内会の副会長さんから梅の実をたくさんいただいたことがあった。そのことがきっかけで初めて梅干し作りを試みた。結果、これが思った以上の出来で、子供たちも帰省するたび美味しい美味しいと口にしてくれた。

そのことがあって、再び梅干しを作りたいと思ってはいたのだが、自ら梅干しを買い求めてきてというところまでは至っていなかった。それが、ヴァンサンクのママさんとシェフに背中を押されるような格好で再び梅干しを作ることができた。自身で作った物が当然、安心・安全であり、何より特別の思いがあるのだから味も格別である。

それに先立ち、あるとき女房どのの買い物のお供がてら、梅干しを作るために必要なものを揃えるためにスーパーへ行って驚いた。大中小、それぞれの用途に応じた立派な梅の実が所狭しと並べられている。加えて、関係するさまざまな物が整えられているではないか。その店側の巧みな戦術にはまり、梅干し作りに必要な物とは別に、大きな梅の実を始めとして梅酒作りに必要な物まで買い込んでしまった。
スーパーのおかげで初めて果実酒を作ることになった。1年後が楽しみである。

来年、どなたかに梅の実をいただくことがあるだろうか。それとも、梅の実のなる時期にスーパーに出かけることがあるだろうか。

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