先週の土曜日、午前9時から正午までいつものように町公民館の集会室で佐々町将棋同好会の例会を開いた。
この日は、来月23日まで5回に分けてのリーグ戦のスタートの日だった。最終日は表彰式、賞品がみなさんに行き渡るよう世話役の方々にあれこれ算段していただいている。
例会後、午後1時から3時まで「ミラクル青葉」で忘年会を開いた。
この忘年会、以前は夜に開いていたが、3年ほど前、町外からの参加者の方から、夜だと帰りのバスの便が無くなるとの声が上がり、現在の時間帯にした。
年に2度の懇親会、佐々木大地四段や藤井聡太四段の活躍、それに竜王戦でここまで3勝1敗と王手をかけている羽生棋聖の永世七冠なるかなど、将棋の話題で盛り上がった。
会員数を順調に伸ばしている佐々町将棋同好会だが、課題もある。それは、どうしたら佐々町の子供たち多くに将棋に親しんでもらうかだ。
小学校に出かけて指導をしたり、公民館フェスティバルに参加してブースを設けたりの活動をし、同好会の例会にまでつなげることはあるが、将棋の本質的な面白さが分かるところまで続けて来てくれる子はほとんどいない。
勝ち負けだけではない将棋の面白さを、どうすれば子供たちに知ってもらえるか、仲間と共にその手立てを考えていきたい。