峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

「オレも」ですか、ワタシ。

2006年06月19日 | 暮らし
脱税の摘発274億円 昨年度、手口国際化の傾向 (共同通信) - goo ニュース
着服、横領、インサイダー取引、そして脱税…。
摘発された214件・274億円は国税庁の摘発によるものです。1件につき1億円、一体日本全国でどれだけの額が脱税されているのでしょう。

今、銀行に1,000万円預けると1年で100円の金利が付くそうです。
日銀総裁は1,000万円を村上ファンドに投資していました。こちらは、1年で数十万から百数十万円の金利が付いたといわれています。

さぁ、そこでどうするかです、私は。

偽メール事件で崩壊寸前だった民主党が頭を取り替えただけで、何事も無かったかのようにしら~っとした顔で、ホリエモンから今度は村上ファンドがらみで攻勢に出ています。いいですよね、いくらでも自民党を追求するネタは尽きませんから。
それにしても、私たちの国のマスコミの節操【せっそう】の無さにも笑ってしまいます。

村上ファンド関連会社、民主議員の秘書給与肩代わり
でも、民主党と自民党の国会議員は同じ穴のムジナですから、たたくと同じほこりが出ます。
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嬉しい日

2006年06月18日 | 民生児童委員
中学校の期末テストが間近になりました。
最近は中学校も忙しいようで学期の中間テストがカットされ、期末テスト1回だけとなってきました。
以前から、子供の学力2極分化(いわゆる、出来る子供と出来ない子供の格差問題)ついて言及してきましたが、それにますます拍車がかかる仕組みとなっています。

というわけで、きょうの午前中は補習を希望する子供たちのために時間を提供しました。
午後は、今日中に片付けなければならない民生児童委員としての仕事のために社会福祉協議会を往復し、書類を作成しました。
その後、21日の町内会バス旅行のためのとりまとめと訪問先との打ち合わせ・確認作業、さらには23日のご高齢者のための地域デイサービスのご案内をしました。

地域デイサービスの案内は町内会の40軒ほどのご高齢者のお宅を一軒一軒お訪ねして参加不参加を伺います。実は、これが私の民生委員としてのお一人暮らし見守り支援活動の貴重な柱となっています。

私のような者の月に1度の訪問を首を長くしてお待ちいただく方がいらっしゃいます。1日に1度も他者と顔を合わせることなく、話することなく過ごしておられるご高齢者がいらっしゃいます。
80歳を過ぎ、90歳を過ぎ、患【わずら】った病状が回復なさることなく衰えていかれる方が、現状をこれから先を悲観されるとき、私はおかけする言葉を見つけられません。ただただ、お話を伺うだけです。こんな調子だから1日に5軒お訪ねするのが精一杯す。
良好な人間関係を作るためには手間隙がかかるります。私は、それを厭【いと】わないように心がけています。

ご高齢者訪問に一段落をつけて、22歳になる保護観察中の青年の元を訪ね、ひとしきり話をして帰宅すると、もう夕方の6時でした。

裏庭が、それに続く果樹畑が藪【やぶ】になっていました。桃がなり、ビワが実をつけていました。
7月2日は年に一度の佐々町大清掃の日です。その準備にかからなければなりません。その前に、花壇の春の花の抜き取りと夏の花の苗の植え付けもあります。26日の班長会の準備もあります。

私にお役に立てることがあるなんて、こんな嬉しいことはありません。
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子供を育てる?子供を守る?誰が

2006年06月17日 | 暮らし
道財務局、北門信金に改善命令 着服など3件報告せず (北海道新聞) - goo ニュース
昨日、たまたまgooニュースで目に留まった銀行職員による着服のニュースを取り上げ、銀行員による着服は昔からあったと記したばかりのところへこのニュースです。
ほとんどの銀行で着服・横領が現在進行形で行われていることが推し量れます。さらに想像をたくましくすれば、私たちの国のほとんどの会社で着服・横領・脱税等が行われているようです。

でも、仕方ないですよね。だって、日銀の総裁が村上ファンドへ投資し、法外の利益を得ていたといいますし、庶民の味方、なおかつ正義の味方のような顔を見せていた弁護士が巨額な脱税をしていたというのですから。

まじめにコツコツ努力するのはあほらしいですか。
楽して金儲けできれば最高ですか。
正直者はバカをみてもしょうがないですか。
他者のために尽くすのはおろかなことですか。
きれいごとを言うなですか。

どうですか。私。
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僕たちの苦悩はいつから始まったのだろう

2006年06月16日 | 暮らし
熊本の信金女性職員、15年間で3億8000万着服 (読売新聞) - goo ニュース
私が社会人として物心【ものごころ】ついた頃から、女性に限らず銀行員の着服【ちゃくふく】(他人の物をこっそりと自分の物にしてしまうこと)は行われていました。
今はともかく、かつては銀行員の着服は表に出にくく、やった者がひっそりと銀行を追われていました。
銀行は今のサラ金のような取立てをやって金儲けをしていましたから、相当な金額を使い込まれてもたいしたことはなかったのでしょう。それよりマスコミに不祥事が出ることにより、銀行のイメージが下がるのを恐れたのです。

銀行だけではありません。20年ほど前、私は地場の企業が多角経営の一環【いっかん】として始めたフランチャイズの塾頭【じゅくとう】を務めていたことがあります。俗に言う雇【やと】われ塾長です。
その県北では地場大手の経理部長が生徒から集めた授業料を着服していました。はっきりとした証拠を元に代表取締役に報告しましたが、握りつぶされてしまいました。
着服した経理部長は鳴く子も黙る辣腕【らつわん】経理部長で間もなく取締役に名を連ねました。
同時に私は会社を辞め、自宅に教場を開きました。

今日、現象として現れているさまざまな問題の根っこは、20年前確かに存在していました。いや、私が知らないだけで、もっとさかのぼるのかもしれません。
だとすれば、さまざまな事柄が簡単に解決するはずもないのです。
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きょうも子供たちの悲鳴が聞こえてくる

2006年06月15日 | 学校教育
児童をつかみ教室引きずる 札幌の小学校教諭 (北海道新聞) - goo ニュース
小学2年生といったら本当に小さく愛らしい年端【としは】もいかない子供ではありませんか。
その子供を57歳のおじさんが襟首【えりくび】をつかんで引きずり回したというのです。
これを、例えば公民館で囲碁を教えているおじさんがやったら大変な騒ぎになるでしょうね。

児童は土、日曜を挟んだ週明けの22日、ショックで学校を休んでいるようです。

学校は、信頼という絆【きずな】を自ら断ち切ろうとしているのです。

女生徒を平手打ち 男性教諭 指導行き過ぎ認める 島原・有明中
きょうも長崎新聞には「先生」の暴力が報じられていました。

もしかすると、彼らは自らを殺そうとしているのかもしれません。
哀れです。

だからといって子供を傷つけることが許されてよかろうはずがありません。
暴力を振るわれた生徒は精神的ショックから体調不良を訴え、保健室でしばらく休んだといいます。
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大切なのは制度の改革か

2006年06月14日 | 保護司
保護観察、訪問拒否を禁止 法務省の会議が最終提言に (朝日新聞) - goo ニュース
保護観察を受けている人のことを「対象者」と言いますが、保護観察が始まると、対象者は月2回ほど保護司の元を訪れることになります。これを「来訪」と言います。
逆に対象者の生活実態や行動を把握したり、特に対象者が少年の場合、少年の保護者と話をするために保護司が対象者の元を訪れることがあります。これを「往訪」と言います。

一昨年でしたか、保護観察中の男性が重大な事件を引き起こしたことを契機に、保護観察制度の在り方が問題となり、制度の改革が論議されてきました。

実際に保護観察に当たっている者として、昔のままの感覚の保護観察の在り方には疑問を感じます。現代社会が高度に複雑化しているからです。

犯罪を犯した者に対する処遇には、刑務所などの刑事施設や少年院で矯正【きょうせい】を行う「施設内処遇」と、施設には収容せず、一般社会の中で通常の社会生活をさせながら自発的な改善更生、社会復帰を促進しようとする「社会内処遇」とがあります。
保護観察は私たちの国における社会内処遇の中核をなすものですが、その保護観察が十分に機能していないとすれば大きな問題です。

保護観察は来訪と往訪がすべてです。ところがその重要な来訪と往訪が保護司にとって、ままならなくなっているのが現状です。
人間関係「希薄に」80%…読売世論調査
対象者と保護司も人間です。現代社会の風潮から逃れられるはずもありません。私たちの社会の人間関係を今こそ、社会全体で考えてみることこそ大切ではないのでしょうか。

きょうは午後から、佐々町の民生児童委員協議会の定例会に出席し、その後、佐々町の保護司会の総会に出席しました。
毎日のブログを記すのが精一杯で、いただいたコメント拝読はしておりますが、返事を書けず心苦しく思っております。ご寛容のほど、お願い申し上げます。
余談ですが、昨夜は「峰野宅」掲示板の方にサッカーワールドカップの日本チームのことを書き出したところ止まらなくなりました。ようやく、明け方5時頃結べるようになったところでミスをしてしまいました。一瞬にして消えてしまったのです。何時間もかけて書いた文章が…しばし、茫然自失【ぼうぜんじしつ】でした。それでも気を取り直し、手短に記しました。さすがに「寝なければ」と思ったのです。
これを時々やってしまうのです9日のブログも何かの間違いで消えてしまいましたあ~あ、きょうも深夜の2時を回ってしまいました。それでは休ませていただきますなさい。
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菌と仲良し

2006年06月13日 | 暮らし
土曜日の長崎新聞の「言論」という欄は、解剖学者の養老孟司さんのカビに勝てない人間の話でした。
高松塚の壁画にカビが生えて問題になっています。養老さんの有名なあの虫の標本にも年中カビが生えてご苦労なさっておられるそうです。

養老さんいわく「人間はカビには勝てない」。したがって、高松塚の古墳の壁画は、できるだけそっとしておくべきだというのが彼の考え方です。

養老さんの文章を読んでいて、やっぱりそうなんだと思いました。カビに勝てないように、人間はほとんどのものに勝てないのではないか。私はそう思っています。
病気にだって勝てません。現代医学でさえ風邪のウイルス一つ克服できないではありませんか。

自分のガン患者の治癒率が、インドの鍼【はり】治療の医者の治癒率に及ばないことを知った名外科医と呼ばれた医者がそれ以降、東洋医学を学ぶようになり、その後、近代医学一辺倒の治療から「気」などを取り入れた治療を行うようになったという話をかつて聞いたことがあります。

私は健康診断なんて、ここ何十年も受けていません。病気にかかっているかどうか調べてみても始まらないと思うからです。
先日もバリウムとか胃カメラとかを飲んだ人たちの話を傍【そば】で聞いていました。肛門から指を入れられる触診【しょくしん】の話もありました。
もう、そんなことされるだけで病気になる因子が確実に増えると思います。くわばらくわばら…。

そんなことされて危険因子が増えるのと、お笑い番組観てナチュラル・キラー細胞増やすのとでは、ずいぶんとその差は大きいと私は考えます。
それに、ナチュラル・キラー細胞もストレスがあると十分な働きをしないそうです。古くから「病は気から」と言われてきたようですが、その通りのようです。
科学的に証明されたものでないと信じることができない人たちがいます。しかし、世の中には科学的に証明されていないものの方が圧倒的に多いようです。

同じ土曜日の午後、秀楽先生とEMについてあれこれと話をしていました。EMとは「有用 (Effective)」と「微生物群 (Microorganisms)」を組み合わせた「有用微生物群」の略で、EMの開発者である琉球大学農学部 比嘉照夫教授により名付けられた造語です(EM研究機構HPより)。
EMには乳酸菌群、酵母群、光合成細菌群、発酵系の糸状菌群、グラム陽性の放線菌群などが含まれています。
そうです、EMに含まれている菌はあのカビやウイルスと同じ微生物の仲間なのです。ただ、微生物にも善玉菌と悪玉菌とがいて、EMは善玉菌によって構成されているのだそうです。

私は微生物について全くの門外漢【もんがいかん】ですが、数年前、秀楽先生から比嘉教授の著書を借りて読み「これだ」と思い、この微生物たちと共生しています。

体に好いとされる発酵食品、「口に入れた米を出して放置したら発酵して酒になった」「革の袋に入れた牛乳がヨーグルトになった」など、その多くは偶然から始まったとされているようですが、このEMができたのも実はほんの偶然からだったそうです。
通常、微生物は単一種類で用いられるそうですが、EMは数十種類の働きの異なる微生物の集まりだそうです。
やはり、常識は疑わなければなりません。
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悲しみは深く

2006年06月12日 | 暮らし
長崎で原爆死没者の記帳 今年新たに1132人 (共同通信) - goo ニュース
あらためて戦争でなくなられた方々、原爆死没者の方々、そして残されたご家族の方々の心のうちに添わせていただきました。いくつかの言葉が浮かびますが、ありきたりの言葉を記すことがためらわれます。

有無を言わせず、問答無用とばかりに相手を力で屈服させようとするどのような暴力にも私は反対します。
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体罰禁止徹底通知

2006年06月11日 | 学校教育
長崎南高校野球部監督・体罰重ね指導自粛・県高野連の副理事長・「怠慢」と平手打ち
長崎県高校野球連盟副理事長で県立長崎南高野球部監督を務める教諭(47)が、監督に就任した1998年以降、多くの部員に平手打ちの体罰を繰り返していたことが10日に分かったと、きょう付の長崎新聞が報じています。
記事によると、長崎南高は9日に県教委と県高野連に事実関係を報告。教諭は5月29日から2週間、部活動の指導を自粛すると共に、本人や保護者会に謝罪し、同30日付で「二度と体罰はしない」との誓約書を同校に提出したとのことです。
教諭は5月5日、練習試合で怠慢【たいまん】プレーがあったとして部員の顔を1,2回たたいたといいます。さらに同8日、前日のプレーが怠慢として、授業開始前の教室で、他の生徒がいる中、部員の顔を5回にわたり平手打ちしました。体罰は常態化していたといいます。
同20日、保護者からの相談で体罰が発覚、学校は同22日に教諭に事実確認していたにもかかわらず、保護者会と協議し、27日の公式戦に部員に動揺を与えたくないと県教委への報告をしていませんでした。
学校は体罰を把握【はあく】した場合、速【すみ】やかに県教委に報告する義務がありますが、報告書提出は事件把握【はあく】から20日後でした。市原校長は「生徒のためを思って遅れた。すぐに報告すべきだったと反省している。体罰の常態化は気付かなかった」と話しています。
そんな重大なことに気付かない校長が、毎日出勤してきて学校でいったい何をして過ごしているのでしょう。
まさか、退職まであと何日とカレンダーの日付に印を付けるだけを仕事にしているわけではないでしょう。

体罰があったことを速やかに県教委へ報告しなかった学校長の責任はさておき、体罰が常態化していたことに気付かなかったという校長の管理職としての適性・責任は厳しく問われなければならないと思います。
実は、6日付の長崎新聞に県教委・体罰禁止徹底を通知・市町教委県立学校に・根気強い指導促すという見出しが躍ったばかりでした。
県教委は5日、教職員による体罰が続発しているとして、県内の市町教委と県立学校に対し「体罰禁止と適切な生徒指導」の徹底を求める文書を通知したと記事は伝えています。
体罰は学校教育法で禁止されています。県教委は通知文で「児童生徒の人権尊重」「学校教育への信頼回復」の二点を挙げ注意喚起し、「体罰で適正な教育効果を得ることは期待できず、逆に教師や学校への根強い不信感を生む」「体罰と指導の厳しさは異質なもので、いかなる場合も正当化できない」としています。
さらに、教職員に対しては「一時の感情に流されず発達段階に応じた根気強い指導」を促し、校長には校内研修会の開催や組織的な指導体制など防止策の確立を求めたとあります。

以上のお達しが教育のプロである「先生」方に伝えられたそうです。

ただし、ここで明確にしておかなければならないことがあります。それは「体罰」と「暴力」とは似ているようで全く異なるという点です。今回の県教委の発表にも明らかにまやかしがあります。「体罰」禁止ではなく、「暴力」禁止とすべきなのです。
もちろん、「体罰」も法律によって禁止されているのですから、教師は、いかなる理由があったとしても児童・生徒に、こらしめのために身体的な苦痛を与えることは許されません。
たとえば、宿題してきていないからといってグランドを走らせたり、廊下に立たせたり、耳をひっぱたり、手をつねったりしてはいけないのです。
しかし、私が問題にしているのはそのような「体罰」ではありません。「体罰」に名を借りた一方的な「暴力」です。リンチまがいのことが白昼【はくちゅう】堂々学校という密室の中でふるわれているということを私たちは知らなければならないし、止めなければならないし、どうしてそのような「先生」が存在するかを考えなければならないと思うのです。

連日マスコミに取り上げられている「先生」の生徒に対する行為は暴力以外の何ものでもありません。被害届を出せば、立派に傷害罪・暴行罪として成立する犯罪であることを私たちは正しく認識すべきです。
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失われた人間性を回復させる所を どこに見つける

2006年06月10日 | 学校教育
発覚後、処分なく退職 小学校長が給食費流用 県教委と市教委 主張に食い違い (西日本新聞) - goo ニュース

一方で給食費未納の家庭の子供たちに向かって「お前ら、ただ食いする気か」と口汚くののしる「先生」がいて、一方で給食費を着服する小学校の校長「先生」がいます。
子供たちにとって、失われた人間性を回復させることができるかもしれなかった砦【とりで】が音を立てて崩壊【ほうかい】しています。
ガンバレ先生
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