モクモクと入道雲湧き出でて

残暑お見舞い申し上げます。

遅れてやってきた夏を取り戻すかのように、佐々町はこのところ厳しい暑さが続いています。

毎朝、いの一番にキュウリの成長を見に行くのが日課となりました。
すでに、私が頭上に手を伸ばした高さをはるかに超えるまで丈を伸ばしています。
支柱を継ぎ足したり、茎が支柱にはうように導いたり、ツルを支柱にかけてやったり、虫を払い落としたりと世話をするのが本当に楽しくて、１日に何度もキュウリの前に立ち、うっとりしています。

まだまだ暑い日が続きそうです。くれぐれもご自愛専一にお過ごしください。

世界陸上ベルリン

ボルト「不可能なことは何もない」(産経新聞) - goo ニュース

連夜、ベルリンで開催されている世界陸上に魅せられている。
中でも圧巻は、男子１００メートル決勝でのボルト選手の走りだった。

これまで、ボルト選手は１００メートル走で２度の世界新記録をマークしている。
最初は２００８年５月３日、ニューヨークで行われたリーボック・グランプリでの９秒７２、２度目がまだ記憶に新しい同年８月１６日の北京オリンピックでの９秒６９、そして３度目が今回の世界陸上での９秒５８だ。いったい記録はどこまで伸びるのだろう。

２着に入ったゲイ選手が自己新記録で９秒７１、３着のパウエル選手でも９秒８４というハイレベルなレースだったが、ボルト選手は彼らをまったく相手にしなかった。

「不可能なことは何もない」
彼の異次元の走りに人間の果てしない可能性を見る。

佐世保対局の夢

初代永世竜王となった渡辺明竜王への挑戦権をかけた挑戦者決定三番勝負が、我らが深浦王位と森内九段との間でいよいよ始まり、第１局を深浦王位が鮮やかに制した。

何といっても、三番勝負で先勝したのは大きい。
森内九段と彼のファンの皆さんには申し訳ないが、このままの勢いで一気に２局目で決めたい。
深浦王位が挑戦者になれば、佐世保市での対局の可能性が出てくる。

もう、７年前になるが、当時の羽生竜王に阿部八段が挑戦したシリーズで佐世保対局が実現したことがあった。なんでも羽生名人のお父さんが佐世保にゆかりのある方だそうだ。羽生名人が佐世保で対局に臨まれる際、前夜祭では毎度その紹介がある。

渡辺竜王と直接お話できる日も、そう遠くはなさそうだ。

ガンバレ、深浦王位！

キュウリらしく

お盆が明け、再び日常の生活が始まった。
子供たちも、大学生の有紀さん以外はそれぞれの今の生活の拠点に戻っていった。
有紀さんは読書三昧だ。

あっという間にキュウリの株が大きく育った。すでに私の身長を超えている。花もたくさんつけ、可愛らしい実は次第にキュウリらしくなってきている。

終戦記念日

昨日、父の１３回忌の法要を、父が晩年を過ごし、今は母が１人で暮らす父母の家で営んだ。

法要の後、お墓に参り、春日神社に詣【もう】でた。

夜、テレビで映画「硫黄島からの手紙」を観た。
言いようのないやるせない思いが今も胸をしめつける。

お盆

お盆休みに入っている。

昨日、研二くん・絵理子さん夫婦が帰ってきた。くるみさんは３日から帰省している。きょう、有紀さんが帰って来る。久しぶりにみんなの顔がそろう。

昨日、女房どのは朝から食材を求め、あちらこちら駆け回っていた。私の昼食を準備するため、昼にいったん帰宅したが、自身は昼食もとらず再び買い物があると出かけ、午後は、料理作りに励んでいた。
ときおり台所から鼻歌が聞こえてきた。

昨夜は、そのご馳走をいただきながら、積もる話に花が咲き、おつもりは午前３時を過ぎていた。

59,7－16.3

キュウリの花

梅雨明けしたようだと報じられてからも、あのモクモクと沸き起こる入道雲とカッと照りつける陽射しが戻ってこない。

今朝、いつものようにキュウリの様子を見に行くと、意外にももっとも伸びの遅い株が黄色い可憐な花を咲かせていた。

夕方、雨が降り始め、３本のキュウリの株がいっそう強くなった風にあおられている。
見ると、補強のために留めておいたつっかい棒が２箇所ほど外れている。急いで留め直し、さらに１本補強した。

明日はあるか

集中豪雨の次は台風、そして地震。自然の猛威が容赦なく日本列島を襲い、呑み込もうとしている。それは、壊滅への序章か。

元も子もなくす前に、私たちはその愚かさに気付くことができるのだろうか。
とっくにカウントダウンは始まっている。

国と国、人間と人間とがいがみ合っている暇などないはずだ。

生きている 精一杯

朝、いつものようにキュウリを見に行ったら、小さなクワガタが支柱にとまっていた。

午前８時半過ぎ、お借りしていたカキ氷器のお礼に東町の町内会長さん宅を訪ねた。
その後、その足で過日、ある企業から依頼を受けていた社内研修の打ち合わせに、総務課のＳ氏を訪ねた。
雇用対策の一環として、政府が補助金を出して行っている事業らしい。

午前８時半から１１時５０分まで３コマ、９月の第２週まで週末金曜・土曜の集中講義形式で計１８時間、基礎数学概論・物理基礎・化学基礎、それに英語基礎をという内容での依頼だった。

それでなくても多忙なこの時期に面倒なことをと思いながらも、お世話なっている知人からの話であり、講義そのものを目的にできるという面白みもあり、結局引き受けることにした。

いったん帰宅した後、やはり夏祭りのためにお借りしていたカラオケ用のモニターの返却とお礼に水道町内会長さん宅を訪ね、さらに、いつも、冷えたビールを用意していただく野村商店さんに、その保冷ケースをお返しに伺った。

帰宅して昼食。午後からは夏期講習、そして夜の通常の授業と続いた。

生きている。生かされている。精一杯の夏だ。

クワガタは写真を撮った後、再び支柱に戻しておいた。明朝も会えるだろうか。

８月９日・長崎の夏

朝、庭に出ると、ホテイアオイが薄紫の可憐な花をつけていた。

きょうは日曜日だが、８月９日は長崎県民にとって特別な日だ。県内の小中学校も、この日を登校日とし、子供たちに戦争と平和について考える機会を設けている。
女房どのは、通常通り午前７時、自ら作った弁当を持ち、出勤していった。

午前中、町内会のみなさんと共に、昨夜の夏祭りの後片付けに汗を流した。
昼食は、女房どのが朝に作っておいてくれていたものをくるみさんと２人でいただいた。

午後も、あれこれやっているうちにすぐに夕方となり、お招きをいただいていたお隣の町内会の夏祭りに、あわただしく出かけた。

ここ数日、猛暑が続いている。あの日も暑かったことだろう。