峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

ひな祭りに

2018年08月18日 | 子育て日記

昨日は33日のひな祭りの日、我が家は、裕理子さんも含め4人も娘がいるのにお雛様を出していませんでした。お雛様を飾るのは私の担当です。

この日、あれやこれと片付けなければならない仕事の合間を縫って、昨年末以来、体調を崩している母親の所を訪れ、昼食を共にとりました。
かねてより健康に気をつけている母ですが、食欲がなく体重が35kgまで落ち、死が目の前にちらついたと言います。
しかし、徐々に回復傾向にあるようで、この日のおしゃべり具合では、もう心配要らないようでした。

母親宅で2時間ほど費やして帰宅、掃除を終えたのが6時頃、相次いでくるみさん、有紀さんが帰宅、しばらくして女房どのが帰ってきました。

我が家には数組のお雛様があります。廊下の壁に1つ、女房どのが飾っていましたが、私は大慌てで、すぐに取り出せるお雛様を引っ張り出してくると、食卓の上には、お鮨屋さんから届いた散らし鮨が乗っていました。
さすがに女房どのです。心を亡くしていたのは、やはり私だけでした。

と、その時、有紀さんのボーイフレンドのO君から、お客さんからいただいたケーキをあげたいのだがというメールが入りました。
O
君のお宅は自動車の修理工場を営んでおられます。それから、有紀さんは女房どのの携帯を利用しているのです。

すぐに、今度は携帯電話が鳴って、すでにO君は我が家の玄関の前にケーキを持って立っていました。お母さまと一緒に車で来たようで、女房どのがお礼を申し上げに出ました。
もちろん、姉のボーイフレンドと、そのお母さんに興味津々のくるみさんもくっついて。

O
君と、そのご家族のお陰で、我が家は豪勢なひな祭りとなりました。

ところで、女房どのが求めてきたケーキと、O君宅からいただいた大きなケーキ、とてもとても我が家だけで平らげることはできません。
そこで、O君宅からいただいたケーキの半分は女房どのの勤務先に今朝、向かいました。
ケーキを作られた方は、そのケーキが巡り巡って、江迎小学校の職員のみなさんの今日のおやつになるとは思ってもいないことでしょう。

たくさんの人を仕合せにしたケーキを作られた方、ご馳走さまでした。ありがとうございました。

               200534日(金)記

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女房どのの誕生日

2018年08月17日 | 子育て日記

226日は女房どのの誕生日でした。

その日、私は宇久町教育委員会のお招きで、宇久島で開かれた「おはなし広場」に佐々の図書ボランティアの仲間と共に参加していました。

誕生日と重なるのは前もって分かっていました。すまないなと思っているところ、女房どのは気持ちよく「行って来たら」と言ってくれました。

私が、あれこれと地域で応分の役割を担わせていただけるのは、女房どのの理解と応援があってこそです。

女房どのへの誕生日プレゼントは、心からの「ありがとう」です。

写真の花束は、女房どのの友人から昨日届いたものです。
女房どの、誕生日おめでとう!

               200531日(火)

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船出

2018年08月16日 | 子育て日記

女房どのの携帯電話に、絵理子さんから久しぶりにメールが届きました。

先週、東京での研修に参加して来たそうです。そして、いよいよ今週末には勤務地が決定するとのこと。
「ドキドキしている」とありました。

また、絵理子さんの新たな船出が訪れようとしています。

               2005218日(金)

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有紀さんの初恋

2018年08月15日 | 子育て日記

「つづく」から早くも1週間が経とうとしています。日々が「スーホの白い馬」のように駆け抜けていきます。心して11日を大切に生きなければなりません。

さて、15日が有紀さんの誕生日です。
1
6日、O君は有紀さんへの誕生日のプレゼントを抱えて我が家を訪ねて来てくれました。

「おじゃましています」「ようこそ」そんな言葉を交わしたでしょうか、私は、そのとき初めてO君と顔を合わせました。
O
君は、いがぐり頭で瞳が大きく、柔和な表情をしていました。

くるみさんもそうですが、有紀さんは、土日にどこかに遊びに行くなどということがほとんどありません。「付き合っている」といっても、どんな付き合いをしているのだろうと思って訊いたことがあります。

有紀さんの話では放課後に話したり、学校の帰りに手をつないだりするんだそうです。

なんと微笑ましいことでしょう。

有紀さんは、O君からのプレゼントの1つであるマグカップで毎日、牛乳を飲んでいます。

つづく

               2005218日(金)

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新しい人たち

2018年08月14日 | 子育て日記

有紀さんにも、家族公認のボーイフレンドがいます。クラスメート公認でもあるようです。
そのボーイフレンドのO君とは3年生になって同じクラスになりました。
O
君のことを私が知ったのは昨年の11月です。

11
月のある日、有紀さんのクラスでは席替えが行われました。
ところが、その日の昼食時、一人ぼっちで食事をする女の子が2人、男の子が1人いました。
いつも、席の近くの者同士で数人固まって食事をとるのですが、席替えのため孤立する子が出たのです。

その状況をまずいと思ったO君は「先生は当てにならないけん(から)、自分たちで解決しようよ」と有紀さんに声をかけてきました。
有紀さんもO君と同じ気持ちでいました。早速、周りの友達にも声をかけ、一人ぼっちで食べていた2人の女の子を招き寄せました。
O
君も、同様に一人ぼっちの男の子を仲間のところに呼んで一緒に食べたのでした。

クラスメートの思いやりがよほど嬉しかったのでしょう、女の子の1人は涙を流していたといいます。

その話を聞いたとき、2人はまだ仲の良い友人だったそうですが、やがて、お互いの友人を通して、お互いが好意を持っていることを確認していきました。
そして、クリスマス・イブの日に特別な存在となったのです(このことは、先ほどくるみさんが教えてくれました「ロマンチックやろ~」と。)

なんと素敵な少年でしょう。

                                                           つづく

               2005212日(土)

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赴任先は

2018年08月09日 | 子育て日記

2月中旬頃までには絵理子さんの勤務地が決まると聞いています。もうそろそろでしょうか。

有紀さん、くるみさんがこの春から家を出ることになりますが、入れ替わって絵理子さんが帰ってくるかもしれません。

勤務地は、九州地方の中心・福岡市か、現在住んでいる山口市か、実家のある長崎県の佐世保市か長崎市のうちのいずれかだそうです。

さて、新社会人の第1歩を絵理子さんは何処で踏み出すのでしょう。

               2005211日(金)

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授業参観

2018年08月08日 | 子育て日記

きょうは、くるみさんの授業参観の日です。
これが小学校最後の授業参観日らしいのですが、午後から保護司会の研修が入っていて残念ながら参観できません。

そんなわけで「ごめんねぇ~」と言うと、「お父さん、よかったね」と、くるみさん。
今回は音楽の授業で、なんでも、先生はお母さん方にも低音と高音に分かれてもらって合唱に参加してもらうと言っていたというのです。

「うわぁ~、かんべんしてよ。よかったぁ~」と私。「そうさ、家に帰ったら親子で合唱できるからって言よらすとよ」と、あきれた顔のくるみさんでした。

               200529日(水)

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有紀さんの合格

2018年08月04日 | 子育て日記

27日、有紀さんへ橘香館(きっこうかん)から封書がが届きました。

胸を躍らせ開封すると「あなたは向陽橘香館に合格されましたので通知いたします。」とありました。
続けて「あなたは成績が優秀でしたのでスーパー特待になりました。これは入学金と3年間の授業料及び下記の諸経費が免除となります。」と付記されてありました。

夏季に開かれた橘香館の1日体験入学に参加した有紀さんは、橘香館の受験を決めました。
中学校での3者面談に臨む前、有紀さんの意思を確認すると、橘香館以外は受けないというので、それならばということで推薦試験を受けることにしました。

橘香館の推薦試験には「A方式」「B方式」の2種類があります。有紀さんは「A方式」、いわゆる単願(受験の際、1つの学校のみを志願すること)です。
橘香館「推薦試験A方式」の推薦の条件は下記の通りでした。
 ① 中学校を平成17年3月に卒業見込みの者
 ② 推薦基準を満たす者
 ③ 中学校長が推薦する者
 ④ 合格した場合は必ず入学する者
選抜方法は「面接試験」だけとなっていました。

有紀さんは私の塾の塾生ですが、学習に関し私がこうしなさい、ああしなさいということは一切ありません。まったく好きに自由にさせています。質問をしてくることもほとんどありません。
普通の学習塾がやるような中間テスト・期末テスト対策もまったくしません。かといって、先取りした学習をさせるようなこともやってきませんでした。
有紀さんいわく「普通に」やりたいことをやっているだけです。だからでしょう。家で勉強するのは楽しいといいます。

橘香館には有り難いことに「特待制度」があります。どうせ橘香館の進学を希望するならば、その特待でいってくれるならば助かるからと、有紀さんにたった1度だけ檄(げき)を飛ばしたことがあります。体験入学の後、彼女が橘香館の受験を決意したときです。

有紀さんは私の言葉を受けて、夏休み山形県・天童市で行われた将棋の全国大会から帰って以降、それまでとは異なる期末テストの得点を意識した取り組みを始めました。
その頑張りが実り、2学期の期末テストでは文句のつけようのない結果を出し、通知表も見事な成績を収めました。

けなげにも私の言うことを聞き入れ、精一杯努力している有紀さんの様子を見てきていただけに合格の、しかも最高の評価をいただいての合格通知書を見て、私は涙がこみ上げてくるのを禁じることができませんでした。

なんと親孝行な子供たちでしょう。
有紀さん、くるみさんだけでなく絵理子さんも高校生時代、奨学生として採用され、入学金と3年間の授業料、それに寮費の一部を学校より奨学金として給付されました。

我が家の子供たちと、有り難い制度を提供していただく学校に感謝せずにおられません。

2005年1月30日(日) No.304

 

 


千間丸  2005/01/30/20:23:28   No.305

有紀さんの合格おめでとうございます。
より高い目標を目指し、日々の精進の賜物ですね。
峰野家の女性からは、ものすごいパワーを感じます。
その力の源は、峰野さんの真の教育なのでしょうね。
いつの日か、どこかの世界で、峰野家の子供さんの名前が聞こえてくる気がします。

 

 


峰野裕二郎  2005/01/31/18:56:25   No.306

千間丸さん、折に触れてお祝いの言葉をいただき有り難うございます。
温かいお気持ちが、じんわり心にしみます。

弱い人の痛みに心を添わせることができるような人間に育ってほしいと願っています。

 

 


sato tomonori  [E-Mail]  2005/02/01/15:03:40   No.307

 有紀さん合格おめでとうございます。早めの春が来ますね。ほっとされたでしょう。ご両親下を離れるのは一大決心が必要だったことでしょう。でも、近いところだから土曜日曜は帰って来れますね。
 橘香館にはわたしの尊敬する先生がおられました。学校を代表される存在でした。学校にもなんどか訪ねさせていただきました。残念ながら夭折されました。ごいっしょに酒を酌み交わしたこともあります。懐かしくなりました。有紀さん高校部の勉強を楽しんでくださいね。

 

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有紀さんの高校受験

2018年08月03日 | 子育て日記

きょうは有紀さんの高校受験でした。
早朝650分、我が家を出発しました。自宅から通学できないような高校を受験する生徒には学校の先生は付き添ってくれません。我が家の子供だけでなく、塾生が地元以外の高校を受験するときは私が引率します。

絵理子さんの佐賀清和高受験は佐賀県の武雄市会場でした。当日は雪で、予定していた山越えのルートが路面凍結のため通行できず、平地を行ったので余裕を持って明け方5時くらいに出発したものです。

くるみさんの佐賀清和中受験は学校のある佐賀市でした。ラッシュアワーを見込んで、やはり早朝5時くらいに自宅を発ちました。

きょうは日曜日でしたから、女房どのもくるみさんも一緒でした。家を出る頃小雨が降っていましたが、次第に青空が広がり、いいドライブ日和でした。
有紀さんは、まったく緊張しなかったといいます。リラックスして受験を楽しめたようです。

佐賀清和学園までは、のどかな山道を往復約80km。橘香館までは穏やかな大村湾沿いを往復約60kmです。

絵理子さんの高校時代、彼女が帰省する度、その山道を家族で何度行き来したことでしょう。道中、食事をしたり、野球やバトミントンをしたり、車中、しりとりやなぞなぞをしたり、それは私たち家族の大切な思い出として、家族一人ひとりの胸に深く刻まれています。

これから6年間と3年間、どんな楽しい思い出を作ることができるのでしょうか。楽しみです。

               2005123日(日)記

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合格発表の日

2018年08月02日 | 子育て日記

今朝、速達が届きました。佐賀清和中学校からです。
きょうは、くるみさんが1月6日に受験した佐賀清和中学校入学試験の合格発表の日なのです。

実は、今回の受験、くるみさん本人が言い出したものでした。高いレベルで勉強したい・宿題がたくさんある方がいい・寮生活がしたいというのがその理由です。
もう一つ、絵理子さんを見ていて、「お姉ちゃん、楽しそう」とかねがね言っていました。お姉ちゃんのような学生生活を送りたいと思っているのです。
この春から「有紀ねえちゃん」も寮生活を始めるので、高校生になるまで待てず、「私も!」となったのでした。

大いに結構なのですが、ただ一つだけ問題があります。学費です。
私の稼ぎが少ないのです。これは、どうしようもありません。私が営む塾で、私が子供ひとりひとりと向き合える人数は10人から20人までです。これ以上の人数は塾生にも私にもよくありません。これも主体的に取り組める子供たちが半分いたとしての数字です。これから主体性を育てていかなければならない子供たちと向き合うには手間も暇もかかります。今のところ生徒募集をしていません。
子供を育てる上にも、私がお金儲けに一生懸命であるより、その情熱をボランティアなどに向ける方がいいと信じてここまできました。

そんなわけで、今回のくるみさんの中学受験に際しては高いハードルを設けていました。
佐賀清和学園には「奨学制度(人物・学力共に優秀と認められる者は、本校の学力奨学生として採用いたします)」というのがあります。つまり、奨学金が授業料分毎月給付されるのです。
実は、単に合格するだけではなく、この奨学生として採用されることを清和中への進学の条件にしていたのです。

清和中から送られてきた封筒を開くと合格通知書と共に、その学力奨学生採用決定の通知書がありました。

くるみさんには、かないません。

2005年1月9日(日) No.298

 

 


千間丸  2005/01/09/22:16:46   No.299

くるみさんの合格おめでとうございます。
サクラの頃、峰野家の御子様方は巣立ちの季節ですね。
チョッピリ寂しい食卓になるかもしれません。
いや、峰野さんなら静かな時を楽しまれますね。

 

 


早紀☆  2005/01/09/22:17:49   No.300

くるみちゃん、おめでとう!!
あんなに大きな目標を達成するのんすごいね(>▽<)早紀も負けずにがんばるで↑♪

 

 


sato tomonori  [E-Mail]  2005/01/10/16:59:24   No.301

くるみさんおめでとうございました。高いハードルを越えた気分っていいでしょう。前途洋々って感じ実感でしょ。若いときにうんと勉強をしておくことは素晴らしいことですよ。勉強した分だけ人生が素晴らしく感じられますから。お父さんも側面のご苦労大変でしょうが、かじられる脛にサロンパスを貼り付けて力んでくださいね。わたしの長女は清和中高一貫の3期生でした。後輩になりますね。また絵理子さんの後輩にもなりますね。お姉ちゃんの後ろ姿を見ていたなんて、目の付け所がよかったね。お姉ちゃんがその分輝いていたんだね。おめでとう!

 

 


峰野くるみ  2005/01/10/21:43:28   No.302

ありがとうございます。今までの頑張りが報われてうれしいです。これからも、いろいろな事に挑戦していきたいと思っています。

 

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