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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

希望の虹

2017-01-05 22:40:43 | 日記
 年が明けてもう五日経ってしまいました。大晦日から家にいないことが多く、やっと今日暮れからの片付けになりました。大晦日は、母が私に付き合ったのか、私が母に付き合ったのか紅白歌合戦を観ていました。「関ジャニは昔のメンバーのほうがよかったね」という母の言葉に、TVも観ないで働いていたのだなぁ と思うのです。冷えてくる部屋にいると、どこから直したらよいかわからないようなあばら家を放っておいたことが悔やまれました。母が眠ったあと、火の気のない二階の部屋で私の人生は、なにをしてきた人生なのか と悲しくなるのでした。今頃、子供や孫に囲まれて過ごすことができたいたのに・・・と。布団にもぐりこんでしばらく天井を見ていました。

 3日からは京都へ。今年は日帰りではなく取材のあと1泊することにしました。京都で会うサッカー仲間も「みんな友達」という感じで、気分を明るくさせてくれました。これが私の宝物なのかもしれません。4日は行きたかった酬恩庵一休寺へ。「一休」という人に興味があったのです。朝早い時間の寺は参拝客もなく、ただ苔の緑が美しく輝いているようでした。何も考えずにカメラのシャッターを切りました。一休さんのお話をしてくださった方にお見せしたかったのです。この時空はなんと素敵なのでしょう。幽玄な空気が漂います。

 午後は延暦寺へ。根本中堂の不滅の法灯を見ると、人の生きる道にそんなに差はないのではないのではないか と思えるのです。騒ぐことなどほとんどないような気がするのです。

 比叡からの帰り道。琵琶湖に大きな虹がかかっていました。

 

 
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