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料理をつくる

2017-01-07 22:33:31 | 日記
 子供のころあまり好きでなかった七草粥。意外にこの習慣が残っているのかスーパーでも七草が売れています。今日の朝日新聞に「変わる家族 手料理も外注」という記事がありました。働いている時間や子供の勉強を見ている時間を確保するために料理を家事代行業者から派遣されてくるスタッフがするそうです。掃除の外注は聞いていましたが、いよいよ料理まで と思うのです。家族の形態も変わり、家事もお金に換算する時代になるようです。そうでなくても、コンビニやスーパーへ行けば、なんでも料理はそろっています。

 もう20年近く前でしょうか。冷蔵庫の前に座り込んでなにを料理していいのかわからなくなったのは。どんなに忙しくても料理は好きでしていたのに・・・。夫のために何を作っていいのかわからなくなったのです。いや、作れなくなったのです。もちろん料理は続けましたが、私の中のメッキが剥がれだしたのです。

 「今夜、なにを作ろうか?」「これは美味しそうだから食べてくれるかな?」などと考えて暮らしていました。それは楽しみであり、生きがいでもあり、「愛情」であると思っていました。

 時代は変わり、家族の形態も変わり、お金で買えるものが増えました。「愛情」なんて死後かもしれませんし、そんなことを考えないのかもしれません。NHKドラマ「ばっちゃん」は

悪いことをときは「飢えていくとき」だと語り、食べること、そして手作りのもの食べることがないよりだ と話していました。だれが作っても手作りならいいいのでしょうか。

 
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