gooブログはじめました!

あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

母なるゆえに

2017-01-23 17:11:11 | 日記
 首都圏の中学受験は2月1日から始まります。最後の追い込みになりました。最近の傾向は、発表が早くなり、午後受験ができるようになりました。午前中に4教科の受験をしても午後の3時ころから他校を受験することができます。12歳の子供に酷なことだと賛成ではないのですが、塾サイドも平気で午前午後の受験を進めています。

 中学受験は、どしても親が勉強をみないと自分ではできないようです。(出来るのですが・・・・)今でもよく父兄にお話しする賢い母親は、なにも勉強には手を出しませんでした。私はお金を準備するのと食事を作るだけ という線を最後まで崩しませんでした。ご自身は、英検の勉強とすてきな水色の糸でご主人のセーターを編んでおられました。仕事の出来る几帳面な母親は、受験までにしなくてはと思うことを日割りにしそれをきちんと進めることに全力を尽くします。子供の体調やストレスを見ることができません。どんなにお母様が優秀でも「教師」にはなれないのです。なれたとしたら「母親」は失格なのです。私が親なら絶対にわが子の勉強をみることはできません。よくお医者様がご自分のお子さんに注射できないのと同じかもしれません。

 いままでたくさんのお母様とお会いしてきましたが、すてきだと思った方は最後まで子供を守りぬいた(守ろうとした)方でしょうか。親になれなかった私は思うのです。子育ては仕事ではないから、1+1=2にならないことのほうが多いということです。そのいい加減さを楽しめないと子育てはつらくなります。まぁ、私がいい加減な人間だからかもしれませんが。

安心して子供が飛び立てる基地(いつでも自分を見てくれているという安心感を与えられる)あれればいいのではないでしょうか。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする