さほど寒くない1日だった。大津の法務局まで出かけた。法務局というのは難関で、提出する書類が1回で済むことはない。会社の登記が多いので、NPO法人ことはわからないことも多い。(では困るのだが)今日もそんな感じで、なにしにいったのか?と思った。仕方なく近くにある滋賀県庁のNPOの担当のところへ質問に行った。前にも相談しているので、親切に対応してくれた。そのお人柄にほっとした。
法務局から滋賀県庁へ行くときに考えた。そうだ、石山寺に寄って帰ろうと。そうすれば気分が晴れるだろう。法人の設立と解散は気分的には結婚届と離婚届のようなものだ。石山寺はまだほんの少ししか紅葉していない。これが紅く染まったら見事だろうなと思った。人も少なくのんびりと回ってあるいた。
「好きなようにしてくれればいいと思う」などという人がいる。奥さんに対しても「これから自分のやりたいことを好きなようにして楽しんでくれればいい」と。まぁ、覚めた関係なのだろうが。でも、それはなんとなく責任逃れのような気がしている。夫婦でなくても「好きなようにしていいよ」という言葉はあまり好きでない。違うところとかおかしなところは意見を言ってほしいと思う。自分があまりなにも言われず、ひとりで判断して生きないとならなかったから、ちゃんと見ていてほしいという、甘え?がある。
少しおしゃれして、革靴などで行ったことを反省した。石山寺の階段やら高低差のある所をそれでも歩いた。一人味わうのも時間が自由でいいが、腕を組んで寄りかかりながら歩いてみたくなった。甘え不足のおばあさんはなんとも頼りないことよ。
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