こころをかるくしてくれたもの

春が来たような陽気です。花粉症なのか風邪なのか？夜になると目がしょぼしょぼして、頭がぼんやりとしています。寒気がするので風邪かもしれない？などと思いながら過ごします。ひどい花粉症ではなく、軽い花粉症のような気がします。朝夕の気温と昼間の気温差もあるので、体調管理が難しいです。

今週から自立して生活ができるようにと家事の支援をしているSさんから電話がありました。病院に一緒に行ってほしいと言われていました。電話でいけるようになったことを伝えると、信じられないようでした。彼女の家からタクシーで行く約束でしたが、彼女は自分は朝早く出るから、私は9時に病院に来てくれればいいと。えっ！病院名も正確にわからないから場所もわからないのです。ちぐはぐな会話が続きました。（表現がうまくできない子です）わかったことは、私が早いのは気の毒なので9時でいいということでした。そんなことを考えてくれていたのか・・・。今週、来てくる？とまた質問され、一から時間が互いにあわないことを丁寧に再度説明しました。「うん、わかったよ」と可愛い返事です。

Sさんの話をすると、親友はなんでまた？！という感じでした。これが最後の仕事で、彼女が自立できるまで続けると伝えました。話を聞いた人は、また大変なことを！とあきれることでしょう。でも、違うのです。私は心がかるくなったのです。こだわりはなくなり、素直な心でひとを想うことができます。肩の力も抜けました。

彼女とやっていくと（もちろん仕事として）決めたことで、私は救われました。どこか歪んでいたこころが直りそうです。きっと、彼女に何も期待したりしないからだと思います。純粋にただ純粋にひとを想うことができます。