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うつわもソフトもまずしい子育て

2024-05-11 19:26:40 | 日記

昨日、今日と風の強い日でした。昨日は西から北風でひんやりから寒いでした。今日は風は暖かいですが、ものが飛んでいきそうです。せっかく咲いたバラやシャクヤクがかわいそうです。連休にどこにも出かけなかったので、私の出発地点の比叡山に今日は出かけようかと思いましたが、いまひとつ身体がしゃきつとしないので在宅でした

学童クラブで仕事をするようになってから、ここは子育ての「はざま」のようなところだと思うのです。私が見たことのなる、都内の私鉄駅に隣接する学童クラブとは違うようです。公と私の運営の違いでしょうが、それにしても、まずその箱の貧しさです。小学校の一部を借りている形が多いと思いますが、小学校の教室に畳を入れて、3人すわりのような長机を入れて、子供たちは座って勉強します。この机もサイズが不ぞろい。畳の上には、ビニールござが敷かれていますが、ところどころはテープで補正されています。まず、この環境が最悪です。

私のいる長浜市では、各学童クラブによってその運営方法が違います。設備の違いにもやりますが、大別すると規律を守らせることを大事にして子供たちを管理するクラブ、子どもの自主性を重んじて、過ごす時間の使い方を自分で選択できるクラブです。管理はもちろん前者のほうがしやすいし問題も少ないのですが、学校で決まりに縛られて生活して、それから長いと3時間半くらい学童クラブで、また決まりに縛られて過ごします。保護者が労働等により昼間家庭にいないケースはこの地方でも当然のようになっています。その子供たちに「適切な遊び及び生活の場を与えて、健全な育成を図る」が事業の規定です。

北欧のように学校とは別のところにある施設で、年代別に、またやりたいこと別に過ごせたり、おやつも食べられるのとは違いますし、研修を受けた指導員がいるのも大きな違いです。

都内では中学受験が増えて、塾通いというまた違う生活が子供たちを待っています。地方と都市部の学力の格差はおそろしいほど大きいですし、経済的な面での過ごせる場所も大きく違います。もともと、海外とは個人という単位と家という単位の家族への考え方も違いますが、いまの状況での「子育て」はパスとと言いたくなります。


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