厚手の綿シャツでは寒い朝だった。それでも日が差してくると暑くなる。日傘を差して出かけたが、風が強くでダメになった。骨はしっかりしたものを求めたつもりだが、いまどきの風には負けてしまう。そういえば、昨日、湘南の駅に壊れた傘が山のように置かれていた。また、連休にかけて台風が接近するようだ。風の恐さを感じる。
取材のあとは整理することが多いのだが、夕方になると1階に下りた。この家の家事はたのしい。台所などが使い易くなったからかもしれないが、「ねばならない」からの解放が大きいのかもしれない。家事ときちんとするのが「いい妻だ」の概念が強かった。でも、そんなことはどうでもよくなった。共働きのご夫婦が増えたばかりではなく、多様化する夫婦の形もあるのだろう。男・女、とか夫・妻などでは判断できないことが多いのだろう。
10年位前に、放送大学で「家族論」を学んだときに、北欧の同性カップルの生活画像をみたことがある。さすがに「ああ、そうですか」とは受け入れられなかった。それがいまはおかしくない時代になってきた。まだ、法的な面もあり日本では少ないが、事実婚も増えているのだろう。同じ屋根の下で暮らさないカップルもあるし、弟たちのように離婚しても近所に住んで助けあっている二人もいる。同性カップルで子どもを持つこともある時代だ。
ただ、まだまだ都会を離れると「家」「家族」の存在は大きい。それを否定するつもりはないし、そういう中のほうが生きやすだろう。ものごとには、なんでも多数派と少数派があるものだ。お互いに尊重して生きていければいいと思う。自分の価値観をしっかり持って生きていけばいい時代になったような気がする。
かぼちゃがおいしく煮えた(自画自賛)。掃除はか~るくした。洗濯物は山となっているが、TVでも見ながら片付ければいい と思う。そう、人生はたのしまないとね。
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