ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

お彼岸は裏切らない

2024年09月23日 | 散歩

今年はもう秋は来ないのかと思ったけれど、お彼岸は正直だった。昨日の雨で空気が入れ替わり、俄然秋の気配が訪れた。

空も秋色

 

ヒマワリもそろそろお役御免?

 

銀杏もゴロゴロ。そろそろ茶碗蒸しが恋しい

 

お彼岸の真打といえばやはりこの花

 

昼間はまだ暑い時もあるけれど、朝夕はかなり過ごしやすくなってきた。

高い山の小屋にはストーブが入り、初氷も観測された。そろそろ3000Mの稜線を歩きたいところだが、最近ちょっと弱気な今日この頃

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夏雲 ひまわり スプラッシュ

2024年09月17日 | 散歩

9月も半ばというのに暑い。8月とほとんど変わりのない暑さだ。

それでも日陰を選んで散歩

空には夏雲

 

ひまわりもまだまだ元気

 

カモたちもしきりに羽繕いで涼やかにスプラッシュ

おばさんもそこに入れてくれぇ

 

 

 

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ついでの石山寺

2024年09月07日 | おでかけ

笹間ヶ岳に上るため石山に来たついでに今何かと話題の石山寺へ行ってみる。

京阪石山寺駅は紫一色

 

 

石山駅から10分ほど歩いて山門へ

 

紫式部ゆかりの寺とあって、参拝者でにぎわい、境内は「光る君へ」一色。ただ京都のお寺ではないので外国人観光客の姿はほとんどなし

 

平安時代は一大観光地の石山寺。重文、国宝もいっぱい

 

 

 

 

境内は広く、ドラマ関連の展示もしていたが歩き回っている間に時間切れで見られず残念。

ドラマ上の話なのに、まひろと道長がこの辺で逢引きしたのかなどと想像をたくましくしてしまって反省したのだった。

 

 

 

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笹間ヶ岳でサギに出会う

2024年09月07日 | ちょっと遠出の山

ヤマレコで見たサギソウの写真がきれいだったので見に行くことにした。場所はご当地アルプスのひとつ湖南アルプスの笹間ヶ岳。本来は8月の終わりにいくつもりが台風騒ぎもあって9月になってしまった。時期的に少し遅すぎるかもしれないが行ってみることにしてJR石山の駅からアルプス登山口行のバスに乗る。

麓の大津市のマンホール

 

近くの団地まで運行しているバスの転換地のような空き地が終点のアルプス登山口だった。今日のスタートは12時過ぎ。暑さが頂点の時間に歩くことに。

巨大な建造物は第2名神高速道の工事らしい。この下をくぐって登山道入り口に向かう

 

水の流れは意外にもきれいだ

 

水が染み出る大きな岩があったり

 

ちょっとした湿地があったり

 

シダが多い道を行く

 

緑がきれいな苔

 

噴き出す汗を拭い突き進むと、笹間ヶ岳への分岐付近に湿地がありこの辺りに目当てのサギソウが咲いているらしい

あった!思ったよりずっと小さく、ぼうっと歩いていたら見落としそうだった

本当にサギが羽を広げたような美しい形だ。やはりすでにシーズンは過ぎてわずかに3輪ほどしか見つけられなかった

 

 

湿地には睡蓮の花も

 

目的は果たしてあとは頂上を踏んでおくことにしてさらに進む。

小さな上り下りを繰り返して14時前に山頂到着。三角点は下の地面にあったが、眺望はこの岩を登ったところのようだ

 

よっこらしょと上ると

 

岩の上からの眺め

 

下りは周回ルートを行くことにしたが頂上直下は結構急坂だった。それを抜けると舗装した作業物資運搬用の舗装道に出てあとはだらだら下っていく。こちらはずいぶん近道で名神の工事現場を抜け1時間ほどで登山口のひとつ手前のバス停に1450時着。ちょうど来たバスで石山駅に出て半日登山終了。

とにかく暑かったが一応目当てのものも観られたので満足して家路に着いたのだが

後日、暑さの中はるばる観に行ったサギソウのきれいな写真を友人に見せたところ、「うちの庭にも咲いてるよ」といわれてしまった。ガーン、サギソウってそんな身近な花だったのか・・・。

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渡辺貞夫グループ2024 「ランデブー」

2024年09月04日 | おでかけ

この何年か、年末に兵庫県立芸術文化劇場で渡辺貞夫の演奏を聴いていたが、広いホールではなく昔聴いた新宿のピットインのような小さなライブハウスでの演奏を聴いてみたかった。ホームページをチェックしていたら大阪ビルボードでのライブがあることがわかったのでさっそく予約して行ってみた。

 

ビルボード大阪はピットインよりは広いが、どの席からでも間近に観られるくらいのこじんまりとしたライブハウスだった。飲んだり食事もできるのでナイトクラブのような雰囲気でもある。

今回はピアノ、ギター、ベース、ドラム,パーカッション、そしてナベサダのアルトサックスという6人編成。舞台と観客席が近い分、一体感があって楽しい雰囲気で、演奏時間1時間15分があっという間だった。短い分少々物足りなさはあったが、御年91歳の御大はこれを2ステージ務めるというのだ。

歳にばかりこだわるのはなんだが、91歳で観客を楽しませる演奏ができるパワーに脱帽。爪の垢を少しだけもらいたいものだ。

12月にはまたここでライブがあるようなのでこれも聴かなくては。

ビルボード大阪付近で発見した大阪の新しいマンホール

 

 

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六甲山の災害展

2024年08月21日 | おでかけ

六甲山を歩いていると実に多くの堰堤に出くわして高巻きを強いられる。同時に雨で崩れた登山道の迂回路にもよく出くわす。さらには、せっかく大きく成長した木でも伐採して植樹し直しているところも多い。そこで人と防災未来センターで開催中の六甲山の災害展をのぞいてきた。

堰堤がないとどうなるかの模型での実演

 

各種パネル展示

 

 

 

 

神戸では昭和13年の大規模な水害で、山からの大量の土石流の被害があったことを受けて、堰堤の建設が進んだことは知っていたが、その後昭和42年にも大きな水害の被害があったことは知らなかった。山を歩くのには堰堤はあまりありがたいものではないが、昨今の災害の多さを考えると山に人の手を入れていく必要性をあらためて考えさせられた。

ついでに阪神淡路大震災関連の展示も見学。最初に4階で震災時の様子を再現した映像を観たのだがそのおどろおどろしさに少々違和感があった。ビルや高速道路が崩壊したあの時の様子はすさまじいものではあったと思うのだが、再現された映像に大音量と光の点滅などの演出を加えたものはゴジラでも出てきそうでかえって現実離れを感じさせるものになっている気がした。

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耐暑登山で六甲山

2024年08月15日 | ちょっと裏山

8月の山の日に敬意を表して六甲山に何度か登っているが、今年はあまりに暑くて二の足を踏んでいた。もう少し気温が低くなったらと思っていても一向に低くはならない。もうこうなったら暑さ覚悟で登るしかない。

いつもならぐずぐずしているのだがさすがに今日は少しでも涼しいうちにと8時前に歩き出す。私としては異例の早さだ。

住吉谷を歩くので基本的には森の中なので陽当たりは強烈でないのが救いだ。

いつも通る小さな池だが、この日照り続きでは水量が少ない

 

栗のイガにわずかな秋を感じる

 

道の真ん中の石の下にちょうどこもれびが当たってちょっと不思議な感じ

 

汗だくにはなるが、水と塩分はたっぷり持ってきたので順調に上がっていく

西おたふく山との分岐付近。水音は涼し気。

 

本庄橋跡、七曲と進んで頂上直下の休憩所へ。あとはここから頂上へのビクトリーロード

 

1030時頂上到着。この暑さではさすがに人は少ない

 

西おたふく山方面。花はヒルガオか

 

休憩所へ下って昼食。登山者は普段より少ないが、サイクリストがけっこういる。歩くのもしんどいが自転車の上りの方がさらにしんどい気がするのだが

頂上付近はこの花が多く咲いている

サラシナショウマに似ているがググるとフサフジウツギらしい

 

あとは有馬に下って終了。有馬温泉はこの暑さでも観光客でいっぱいだった。

太閤さんがお出迎え

 

耐暑登山は耐寒登山より体に堪えるが、とにもかくにも無事に登って下りられたことに感謝。

今月11日に一人で新神戸から穂高湖に行くといって出かけた70歳代の女性が未だ行方不明なのが気にかかる。12日夜中には再度公園にいるという電話があったとの情報もあるようだが、見つかってはいない。たかが六甲山、されど六甲山、油断は禁物、決して他人ごとではない。

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横尾忠則 寒山百得展

2024年08月14日 | おでかけ

友人のお付き合いで灘の横尾忠則現代美術館へ。

唐の時代の寒山、拾得に触発されて横尾忠則が1年で102点の作品を描いたものの展示

 

 

とにかく多作の人らしい。インスピレーションが湧けば2、3時間で1作描き上げてしまうこともあるそうだ

 

 

 

 

なぜかトイレットペーパーがお好きなようで多くの作品に出てくる

 

 

 

ということのようだ。あまり作品が多いと印象が薄れてしまい記憶に残りにくいというのが正直なところ。こ大きな多くの作品を保管しておくのも大変なことだと要らぬ心配までしてしまう。

1936年生まれということなので88歳。画家の創作意欲、情熱には感嘆するばかり

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曜変天目茶碗

2024年08月08日 | おでかけ

藤田美術館に前回行ったときは国宝曜変天目茶碗は展示されていなかったが、今回は出展されるということで観に行った。

JR東西線の車内は冷房がよく効いていて思わず居眠り、最寄り駅へ着いて外へ出るとそこは赤道直下の暑さ。美術館は駅近なのですぐに逃げ込む。

照明を落とした館内は静かで涼しさもいっそう増している。展示品は茶道具など渋いものが多く素人にはよくわからないが、皆それなりの逸品なのだろう

 

 

その中でひときわ目立つ曜変天目茶碗。

中之島の東洋陶磁美術館で観た油滴天目茶碗より青みがあって美しい

 

 

この美しさは昔から折り紙付きだったようだ

 

 

ヘチマから作った花入れ、蔓付き

 

今の季節らしい桃の作品の由緒

 

館内から外に開いた窓

 

暑いけれどいったん外へ出てお庭を巡る

 

写真で見ると涼やかだがひたすら暑い

 

また館内に逃げ込んで名物のお団子を

 

そのまま駅へ逃げ込もうかと思ったが、せっかくなので大川沿いを歩いてひょうたん池のハスを観る

 

午後なので花は元気がないが、早朝に来れば花がパカッと開く瞬間を観られるかも

 

ガマの穂も

 

大汗をかいて駅へ戻り、梅田で途中下車するが、最近の梅田の変容には驚くばかり。工事の囲いがとれたと思うと、通路がつけ変わり以前とは全く別のつながりになっていたりして思わずここはどこと思う。中央郵便局のあったところに新しい商業ビルができていたりする。少しぶらついて買い物でもと思うが圧倒的な物量に何を買っていいのかわからない。何かおいしいものをと思ってもみるがこちらも目移りしてしまい結局大しておいしくもないものを食べてしまって激しく後悔。商業圏としては三宮くらいの方が落ち着いていて性に合っている気がするのだった。

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猛暑

2024年07月31日 | 散歩

梅雨が明けて猛暑が続く。以前なら梅雨明けを待って、時には待たずにそれっとばかりに山へ行っていたのだが、今年はどうもそういう気になれない。

足に不安を抱えていることもあるが、今年の夏山は遭難の報が多い、さらにはこれまでに何度か行ったことのあるよく知ったところでクマ出没のニュースがあったりしてテンションが上がらない。標高の高い稜線に上がれば涼しいのだが登山口まで行くのが暑いなど、何年か前なら考えられないほど後ろ向きになってしまっている。要するにやる気がなくなっているのだ。歳のせいかな・・・。

しかし悪いことばかりではない。おかげで7月はたまっていた家の雑用が片付いた。

とりあえずもう少し涼しくなったらどこかへ行くことにはしたいのだが。

夏の花は色彩が強烈、暑苦しいが美しい

 

 

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