ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

なるかわ園地のツツジ回廊

2022年05月02日 | ちょっと遠出の山

気持ちのいい五月晴れのなか、大阪府民の森・なるかわ園地のツツジが見頃を迎えたようなので見に行く。

スタートは近鉄瓢箪山駅

 

東大阪市マンホール

 

路上の正体不明物 不発弾の再利用?

 

ルートはいくつかあるが今日はなるかわ谷を上る

キノコが2つ。雨宿りには最適

 

1時間15分ほどでツツジ園へ

昨日の雨のせいか近くで見ると若干傷んでいるところもある

 

上から見下ろせば見事な回廊

 

 

ツツジを観ながら昼食。帰りは旗立山からぼくらの広場経由で

この辺りが一番高そうだ

 

大木に寄り添う真っ赤なツツジ

 

新緑のなか神津嶽コースを下る

 

枚岡山展望台からの大阪の街

阿倍野ハルカスもよく見える

 

最後は枚岡神社から枚岡駅へ

神戸の森林植物園といい、ここ大阪府民の森といい、春の新緑、秋の紅葉を街から少し足を延ばすだけで手軽に楽しめるのはお金のかからないなかなかの贅沢ではないだろうか。

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深雪に懲りず賤ヶ岳

2022年02月26日 | ちょっと遠出の山

2週間前の湖北の小谷山の深雪に懲りず湖北で捲土重来。今回はスノーシューも持って万全の態勢で臨む。

湖北の雪はさらに増えたようで車窓の雪景色を楽しみ、余呉の駅で下車。小谷山ではほとんど登山者に遇わなかったが、今回は意外にも登山姿の乗客10名程度が一緒に下車。皆待合室でスパッツの用意をしている。

登山口を上がってすぐのところに梵鐘があって平和を祈って撞けるとのことだったので控えめに小さな音で一撞き。

平和の祭典オリンピックが終わったとたんロシアのウクライナ侵略。平和という言葉の軽さに唖然としてしまう。

 

賤ヶ岳への道は確かに深雪だが、歩いている人も多くトレースはしっかり踏み固まっていて外さない限り踏み抜くこともなくスノーシューは要らず、文字通りのお荷物となる

この辺りも史跡がいっぱい。大岩山には中川清秀の立派なお墓がある、といっても知らない人だけど

 

 

この辺り、カーブミラーがあるところからすると車道のようだ

 

道は緩やかで下りになることもあるので一向に高度が上がらないが、空が見えてくれば頂上は近い

 

結局標高422Mの賤ヶ岳まで2時間弱もかかってしまった。

頂上には誰かお疲れのご様子の方が

 

三等三角点の表示と眼下の余呉湖

 

前に見えるのは山本山か

 

あとは余呉湖畔方面に下って湖畔の道を余呉の駅に戻って終了。

今日はずぼることもなく快適に雪山を歩き、六甲山では決して味わえない湖北の雪道歩きを楽しんだのだった。

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湖北の山

2022年02月13日 | ちょっと遠出の山

今年の滋賀県は積雪が多いとのことなので雪山ハイキングを楽しむことにする。せっかくなので寅年に因んで虎の字のつく山に登ろうと湖北の虎御前山へ行くことに。

長浜の次の虎姫駅から歩き出す。

 

虎姫マンホール。虎はいない

 

上り出しは矢合神社

 

この辺りは戦国時代の浅井長政の小谷城攻めに纏わる信長、秀吉等戦国武将関連の旧跡がいっぱい

 

さらには古墳が点在する山でもある。

 

頂上には真新しい標識が

 

伊吹山の眺めがいい

 

隣の小谷山を望みながら下山は河毛側の登山口へ

 

あっという間に下りてきてしまったのでついでに小谷山にも登ることにして北陸自動車道をくぐる。

なんだかすごい石屋さんがある

 

小谷山へは尾根通しの道を登っていくが、虎御前山に比べると雪が多く、あまりたくさん踏まれておらず沈み込みも深く、ついでの山にしてはなかなかタフな上りとなる。時々の踏み抜きで予想以上に時間がかかる。

こちらも旧跡が満載

山崎丸跡

 

福寿丸跡

 

ここからは湖西の山並みが望める

 

小谷山(494.5M)山頂

標高500Mに満たない里山だが、雪が深いと意外に上り甲斐があった

 

下りは小谷城址の方に下りていくが、雪はさらに深く、上りよりははるかに踏み抜きの頻度が増す。今回はスノーシューまではいらないと思って持ってこなかったことを後悔する。

大きなスノーシューの跡とずぼる私の足跡。違いが歴然だ

 

小谷城本丸跡

見どころ満載の戦国時代の旧跡の山だが、現代の私はひたすら雪道との戦いが続く

 

最初はずぼっても雪と戯れるという感じだったが、あまりに多いと弄ばれているようで腹が立ってくる。

雪道歩きを楽しみに来ているはずなのだが。

なんとか終点の資料館に下りてくる。やれやれ、疲れた。

 

あとは河毛の駅まで歩いて終了。湖北の雪の里山、なめたらあかんと思うのだった。

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明神平から明神岳

2021年02月20日 | ちょっと遠出の山

台高山脈の明神平の霧氷の美しさはしばしば写真で目にする。しかしバスの便が不便なので今回はツアーに入れてもらうことにした。

当日の天気は上々だが条件的に霧氷は難しそうだ。日が決まっているツアーなのでそこはやむなし、梅田からバスに乗り込む。

途中立ち寄った宇陀町の道の駅のせんとくんもマスク姿

 

林道の終点までバスは入り、そこからスタート。今日は初めから雪がある。さっそくのツララも

 

途中渡渉が3度ある。けっこう水量もあって夏ならともかく、この季節絶対にボチャンは避けたいので慎重に渡る。ガイドさんのサポートが心強い。

 

明神滝

 

 

森をジグザク登っていくとだんだん風音が強くなり、ひょいと平らなところに出ると明神平だ。やはり霧氷はなかった。残念

 

ここからさらに30分ほど登ると明神岳(1432M)頂上だ。頂上とはいうものの稜線の途中のポイントであまり頂上らしくないところだ。風が強く冷たい。

 

明神平に下り休息の後下山するが、その途中私にとっては痛恨の出来事が。

今回の山行ではチェーンアイゼンで間に合うのではと思ったが、ツアーでは6本爪以上のアイゼン携行の指示があったので10本爪を持っていった。しかし実際にはチェーンアイゼン着用の人も多かった。

ツアーなのでアイゼンの着脱のタイミングはガイドさんの指示に従うことになる。自分が付けたい、外したいタイミングというわけにはいかない。午後の下りになると一部雪が融けて木の根や石が露出しているところも出てきて10本爪では非常に歩きづらく自分ではもう外したかった。そんなところでついアイゼンの爪をスパッツに引っかけて転んでしまったのだ。

引っかけて転ぶのは絶対に避けなければいけないのはアイゼン歩行の鉄則であることはよくわかっていたし、自分ではけっこう場数も踏んで自信もあったのだが、一瞬の油断からの転倒。幸いケガはなかったのだが、転んだ痛みより心の傷みが大きくしばらくは落ち込んでしまった。

ということで今回は期待の霧氷も見られず、自分の失敗もあって心から楽しめなかった。

ツアーに乗れば帰りのバスの時間も気にしなくていいし、温泉にも寄ってくれる、ガイドさんのサポートもあったりしていいところももちろんある。しかし自分の速度では歩けないし、普段一人で行くことが多い身としては自由が利かないところがつらいのだった。

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三峰山

2021年02月11日 | ちょっと遠出の山

三重と奈良の県境の山三峰(みうね)山へは今の時期、榛原駅から臨時バスが出ている。霧氷ができることで人気なのだが、今日の天気では期待できない。平日もバスが運行されていればチャンスも増えるのだがいたしかたない。

三峰山の他、高見山行きも同時に出ているので駅前は大勢の登山者でにぎわっていた。バスは密を避けて余裕を持って乗車できるように今日は三峰山行きだけでも4台運行されるそうだ。

登尾登山口から登り始める。以前来た時は下から雪があったが、今日はずいぶん上になってからようやく雪が出てくる。

 

雪だるまかと思ったら雪アヒル

 

ここにも

 

くちばしまでちゃんとできているのでどうやって作ったのかと思ったら製造中の人がいた。たい焼きのような型に雪を詰めればあっという間にできるそうだ。アマゾンで入手したとか

 

登山口から2時間ほどで頂上到着

 

俱留尊山方面の眺め

 

頂上付近は風があって寒いので一段下がったところで昼食。その後八丁平へ下りるがここは南向きで日当たりがいいので霧氷どころか雪も皆無

 

下山は不動滝経由で。滝も淵がわずかに凍っているだけだった

 

跡は林道を歩いて出発点にもどる。この辺り木々の感覚が密!

 

先日の綿向山に比べれば雪も少なく霧氷もなく残念だったが、凛とした冬の冷気に触れ、ひととき気分がシャキッとしたのだった。

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霧氷を求めて綿向山

2021年01月20日 | ちょっと遠出の山

冬の山でのお楽しみのひとつ霧氷はいろいろな条件が整った時だけに見ることができる貴重な自然現象だ。

ということでまた綿向山である。何回か来ているが、前回の2年前もまったく見られなかった。今回は条件がよさそうなので期待して早起きをする。

陽が高くなり気温が高くなるとすぐに融けだし落ちてしまうのでなるべく早く行きたいところだが神戸からだとどうしても時間がかかってしまい登山口のスタートは11時頃になってしまう。

今回は雪も下の駐車場の辺りからあり、平日でも30台ほど停まっている。

すでに多くの足跡がある杉林のジグザク道を上って高度を上げて行く。

1時間ほどで5合目の避難小屋へ

 

誰が描いたかアンパンマン

 

ここからさらに登っていくと木々に雪が付いているようになる。これは霧氷も期待できそうだ。7合目から道は夏道をはずれ尾根を行く急登の冬道に入るのでここでアイゼンを装着

天気は上々、高度を上げるに連れお目当てのものが

 

 

8合目辺り

 

エビの尻尾も

 

1300時頂上到着

 

今日は陽が高くなっても気温は低く霧氷がよく残ってくれている。もうどちらを見ても気分はムヒョー!

霧氷の後ろに白いのは雨乞岳、尖っているのが鎌ヶ岳か

 

遠くには御嶽が

 

どちらを向いてもきれい

 

 

 

 

昼食を食べながら30分ほど眺めを堪能。後ろ髪を引かれるように下山する。

いくら見ても見飽きない自然の造形美

 

 

今日は気温が低かったこともあり登山口まで雪があまり融けず残っていたので前回のように足元も汚れず快適な雪道歩きだった。

地元日野町のマンホール

 

 

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秋の吉野山

2020年11月05日 | ちょっと遠出の山

サクラの名所吉野の秋は紅葉もきれいかと出かけてみた。

吉野の駅前のポストは桜模様

 

マンホールはいたって地味

 

サクラは紅葉もきれいかと期待したのだがもうほとんど落葉していて当てがはずれるが快晴の下、世界遺だらけの参道を歩いていく

金峯山寺蔵王堂はなかなか重厚

 

陀羅尼助を売る薬屋さん

 

看板も立派

 

筑波のガマガエルにも負けないカエル様が鎮座

 

青い空に映える紅葉

 

 

サクラの展望台花矢倉の辺りから見下ろす

 

 

 

 

桜以外の木が燃えている

 

高城山まで上がるとモミジの紅葉が見事

 

 

 

高城山から金剛山、葛城山

 

ひときわとんがっているのは関西のマッターホルン高見山

 

 

ゴールは奥駆け出発点の金峯神社。思ったより質素だった

 

山間なので陽が傾いてくると、思ったより気温が低い。暖かいうどんでほっとする。看板犬にもホッとする

 

参道の店でついあれやこれやを買い込んで駅まで戻る。当てにしていた桜の紅葉は殆ど観られず残念だったが、お天気さえよければ遠出の散歩もいいものだ

 

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初秋の伊吹山

2020年09月21日 | ちょっと遠出の山

4連休の3日目、今日は天気がよさそうだ。ちょっと足を延ばして伊吹山に登る。バスの時間に合わせると登山口の出発は10時と少し遅くなってしまうのが難だが、今日は終日天気がよさそうなので問題ないだろう。

連休中ということもあり近江長岡駅からのバスは登山者でほぼ満席だった。前回来た時にはなかったが、登山口に案内事務所ができていて入山協力金300円の支払いが必要になっていた。

天気は上々、風さわやか、ススキがそよぐ。この時期に登るのは初めてなのでこんなにススキの多い山とは気づかなかった。

 

 

3合目あたりだったか、草むらで音がしたと思ったら大きなシカが飛び出してきて登山道をジャンプして横切っていった。一瞬の出来事だった。シカもびっくりしたのだろうがこっちもびっくりだ。

6合目の避難小屋に着いた時点で相棒がリタイア宣言。テレワーク続きの運動不足が堪えたようだ。一緒に下ろうかと思うが相棒が待っていてくれるというのでつい欲が出て一人頂上を目指す。

積雪期ならこの辺りでアイゼンを履いて直登するところだが、今はジグザグについた夏道を上っていく。8合目からはガレ場の急登となるが下ってくる登山者が多くすれ違いに時間がかかる。

6合目から1時間ほどで頂上に着くが、営業している売店もあって人が多い。ドライブウェイを上がってくる観光客が多いようだ。思わぬ「密」にびっくりだ。

 

 

ソフトクリーム、かき氷の誘惑を振り切って下山開始、6合目に戻って相棒と合流、下っていく。

傾いてきた陽に照らされ輝くススキ

 

蝶が2羽

 

シャジンの仲間か

 

ハクサンフウロ

 

オヤマリンドウ

 

1合目でかき氷を食べると火照った体が冷やされ心地よい。17時バス停まで下りてきたがバスの時間まで待たずに駅まで歩きだす。前回通った廃線跡を歩きたかったのだが入り口を間違えたようで後から来たバスに拾ってもらって駅まで戻る。

マンホール

夏と冬にしか登ったことのない伊吹山だが、季節を違えて上るとまた違う魅力に出会えるのだった。

 

 

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ぬかた園地アジサイ園

2020年07月04日 | ちょっと遠出の山

アジサイには雨がよく似あう、ということで梅雨のさなか大阪府民の森のひとつぬかた園地のアジサイ園を見に行く。

出発は近鉄石切駅から。東大阪市のマンホール

 

 

興法寺を目指し雨のなか辻子谷ハイキングコースを上っていく。園地という名前にだまされてはいけない。府民の森はけっこうな山道である。

花弁のように見えるが実はキノコ

 

要所要所に標識あり

 

幸いアジサイ園に着くと雨は止み、ジグザクの道をアジサイを観ながら下っていく。種類はそれほど多くはないがその広さはなかなかのものだ。

 

 

 

その花の量に圧倒される

 

 

 

 

雨の予報だったので人はほとんどおらず、花は密でも人は疎、静かなアジサイ鑑賞を満喫したのだった。

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ヒルにひるまず霊仙山

2020年06月21日 | ちょっと遠出の山

久しぶりに県を跨いだ山登りに出かける。以前から行きたかった鈴鹿山系の北の端の霊仙山に行ってみることに。鈴鹿山系はヒルの生息域なのでヒルの出ない気温の低い時期に行きたかったのだが、今年はそうもいかず今の時期になってしまった。

ヒル対策のためスパッツ、長袖着用、念のため塩水スプレーもかける。0940時醒ヶ井養鱒場から歩き出すがしばらくはダラダラ上りの林道歩きだ。

車が10台ほど停まっているところで道が2つに分かれていて右は通行止めになっていたので左に進むと道が下り始める。これまで上ってきた分が帳消しになるほど下るのでさすがにおかしいと引き返す。

分岐へ戻ってよく見ると霊仙山へは右という看板があったのだが、停まっていた車の陰で見えなかった。通行止めは車のためのもので、歩行者は脇をすり抜ければよかったのだ。私の後からきた4人組も間違えていたので他にも間違えた人がいるに違いない。これで50分ほどロスをしてしまう。暑いのに大汗かいてまったくやれやれだ。

気を取り直して歩き出すが林道歩きが長い。やっと榑ヶ畑という廃村から登山道に入る。汗拭き峠を過ぎ五合目の見晴らし台に出る

 

霊仙山の特徴である石灰岩が出初めた斜面をジグザクに登っていくと眺望が開け広いカルスト地形の台地に出る。

 

七合目お猿石とあるがどれが猿なのかよくわからない

 

台地に出た途端、風が強くなり汗でぐっしょり濡れていたシャツがあっという間に乾き心地よい

 

カルスト地形といえば秋吉台が有名だが関西にもこんなところがあったのだ。独特の地形の眺めがすばらしい。

水が流れる道にある石はいい具合に磨かれ優美な曲線美を見せている

 

 

こんな鋭角に削れた石も

 

穴の開いたのも

 

1340時霊仙山(1084M)到着

 

久しぶりの本格的な山行で、道間違いのロスのおまけまでついてしまったがお天気がよく、いつもとは違う珍しい地形を堪能できたのでよしとしよう。心配したヒルは対策が功を奏したのか、何らかの理由でお出ましにならなかったのか、吸われることもなく無事生還。

 

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