ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

ヒルにひるまず霊仙山

2020年06月21日 | ちょっと遠出の山

久しぶりに県を跨いだ山登りに出かける。以前から行きたかった鈴鹿山系の北の端の霊仙山に行ってみることに。鈴鹿山系はヒルの生息域なのでヒルの出ない気温の低い時期に行きたかったのだが、今年はそうもいかず今の時期になってしまった。

ヒル対策のためスパッツ、長袖着用、念のため塩水スプレーもかける。0940時醒ヶ井養鱒場から歩き出すがしばらくはダラダラ上りの林道歩きだ。

車が10台ほど停まっているところで道が2つに分かれていて右は通行止めになっていたので左に進むと道が下り始める。これまで上ってきた分が帳消しになるほど下るのでさすがにおかしいと引き返す。

分岐へ戻ってよく見ると霊仙山へは右という看板があったのだが、停まっていた車の陰で見えなかった。通行止めは車のためのもので、歩行者は脇をすり抜ければよかったのだ。私の後からきた4人組も間違えていたので他にも間違えた人がいるに違いない。これで50分ほどロスをしてしまう。暑いのに大汗かいてまったくやれやれだ。

気を取り直して歩き出すが林道歩きが長い。やっと榑ヶ畑という廃村から登山道に入る。汗拭き峠を過ぎ五合目の見晴らし台に出る

 

霊仙山の特徴である石灰岩が出初めた斜面をジグザクに登っていくと眺望が開け広いカルスト地形の台地に出る。

 

七合目お猿石とあるがどれが猿なのかよくわからない

 

台地に出た途端、風が強くなり汗でぐっしょり濡れていたシャツがあっという間に乾き心地よい

 

カルスト地形といえば秋吉台が有名だが関西にもこんなところがあったのだ。独特の地形の眺めがすばらしい。

水が流れる道にある石はいい具合に磨かれ優美な曲線美を見せている

 

 

こんな鋭角に削れた石も

 

穴の開いたのも

 

1340時霊仙山(1084M)到着

 

久しぶりの本格的な山行で、道間違いのロスのおまけまでついてしまったがお天気がよく、いつもとは違う珍しい地形を堪能できたのでよしとしよう。心配したヒルは対策が功を奏したのか、何らかの理由でお出ましにならなかったのか、吸われることもなく無事生還。

 

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ミツマタ咲く愛宕山

2020年03月24日 | ちょっと遠出の山

愛宕山といえば落語で有名な京都の山を思い浮かべるが、今回は丹波篠山の愛宕山に行く。和紙の原料として知られるミツマタが群生していてその花が見頃らしい。

お彼岸も過ぎて日が長くなったので起きる時間も少し遅くなってもいいのがうれしい。

尼崎を9時台の丹波路快速で南矢代へ向かう。田舎の無人駅だが今はイコカも使える。駅から1時間ほど歩いて龍蔵寺へ向かう。

マンホールは桜か

 

ミツマタ目当てか車が何台か停まっているがお寺はひっそりとしている

苔がいい感じのアプローチ

 

 

愛宕山へのルートは、東、中央、南ルートと3つあってお目当てのミツマタは東ルートに多くあるらしい。中央ルートは傾斜がきついとヤマレコの記事にあったので下りは避け、上りに取って帰りに東ルートを取るというプランで中央ルートを上り始める。

ここが入り口

 

立派な大木があったりして静かないい道だ。今のところは

 

あまり頻繁には通る人もいない気配で道はいい感じで苔むしている。

しばらく行くと大きな石垣があり壊れた古い鳥居と石段が現れるが、石段の傷みが激しく通行止めになっているので迂回道を上っていく

 

やがて愛宕堂に到着。建物は比較的新しい。さっきの傷んだ石段はここへの直登のためのものだった

 

道は落葉の多い尾根道に入るといきなり傾斜がきつくなって、張られているロープを頼りにしないとなかなか登りづらい。これはやはり下りには適さないと納得 。いろいろな山道を経験しているつもりだが、この傾斜はかなりのものだ。

上り切って頂上到着。眺めがすばらしいが低い気温に強風が加わり寒い。あとはここから東ルートに入りミツマタを見て、と思ったのだがその東ルートに入る分岐がよくわからない。

 

 

とりあえず腹ごしらえをしてということで少し下がったところで風を避けて昼食となったが、止まっていると猛烈に寒い。箸を持つ手が震えるほどだ。早々に切り上げて歩き始める。

ねじねじの木

 

どこかで東ルートへの分岐があるものと思って下り始めるが途中から道がはっきりしなくなる。時折目印のテープがあるのでそれを頼りに強引に下りていく。

結局分岐はよくわからず南ルートをとって下ることになるが、このルートの杉の植林された斜面でもミツマタの木を見ることができた。

 

枝が3つに分かれているのが名前の由来らしい。ボンボンのようでなかなかかわいい

 

出発点の龍蔵寺に戻って改めて東ルートを上ってミツマタを見に行く

 

ひとつの谷がミツマタに被われているところもあってなかなかの群生だ

 

またお寺に戻りあとは駅まで歩いて終了

愛宕山は標高600M台の里山で詳しい登山地図もなく、ネットで見た記事だけでなんとかなるだろうと来てみたが結局当初のプラン通りのルート取りができなかった。急坂でずれ落ちることもなく無事に戻れてやれやれだが少々里山を舐めていたと反省しきり。同行のお2人さん、お疲れさま。

帰ってから国土地理院のサイトで地図を確認してみたがやはり分岐がどこだったのが判然とせずスッキリしないのだった。

 

 

 

 

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ササユリ咲く二上山

2019年06月13日 | ちょっと遠出の山

足に少々痛みがあってさぼっていたが、お天気に誘われて久しぶりの山歩き。二上山のササユリが見頃とのことなので上りに出かける。

11時過ぎに近鉄当麻寺駅からの歩き出し。駅前に何もない田舎の小さな駅だが、あんころ餅を売る店があったので昼食代わりに2個購入。静かな住宅街を當麻寺に向かって歩いていく。

マンホールモノクロ版

 

カラー版

 

相撲館という建物がある。説明を読むと、ここ葛城市は相撲発祥の地とか。日本書紀によると、垂仁7年、天下一の豪傑、當麻蹶速(たいまのけはや)と野見宿禰(のみのすくね)が垂仁天皇の前で力比べをしたのが相撲の始まりなんだとか。

 

敬意を込めてこれを一突き、ドスコイ!

 

當麻寺仁王門。国宝、重文も多い名刹だ

 

二上山へは北門を出て道標に沿って車道を上っていく

途中の池にアヒル二羽 

 

鳥谷口古墳を右にとって緩やかに登っていく。すでに下ってくる人も多い。時間が時間だけあって日差しが強く汗だくになる。午前中に上るのが大正解。

ホタルブクロが涼やかに咲いている

 

車道からやっと山道に入ると水場あり。この暑さでは先が思いやられるのでここで補給していく

 

岩屋峠を経て2時間ほどで雌岳(474M)到着。けっこうな急登で大汗をかく。新しい大きな石造りの日時計があって展望もよし、ここで昼食。

 

駅前で買った中将餅。赤福に似ているが餅は草餅だった

 

食べ終わってここからいったん降りて雄岳へ向かうと、登山道の脇にササユリが咲いている

 

 

高山でよく見るニッコウキスゲのように群生しているわけではなく数も少ないので見つけにくい。ユリにしては色も淡く清楚で涼やかだが、街に近い里山なので盗掘も多いらしく、昔より数も減っているようだ。

雄岳(517M)の方が標高が高いが展望なし。そのまま二上神社口駅まで下りていくがこちらもなかなかの傾斜だ。

久々に見るドクダミの花。これを見ると子供の頃に煎じて飲まされたあの独特の臭いと味が甦ってくる。これとカイジンソウは子供にとっては強烈な味覚の思い出として半世紀以上経っても忘れられない。

 

 

などと考えているうちに駅に到着。そろそろ低山歩きは汗だくで厳しくなってきたのを実感して終了

 

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雲山峰

2019年04月03日 | ちょっと遠出の山

4月に入ったというのに花冷えという優雅な言葉とはかけ離れた真冬の寒さが続いている。とてものんびりのどかにお花見という気分ではなし、ならば山へ登ろうということで紀泉アルプスの雲山峰へ足を延ばす。1月に行った大福山の続きの山だがなんとなく名前の響きがいい。

スタートは阪和線山中渓(やまなかだに)駅。ここは桜の名所でもあるので駅周辺は五分咲きぐらいか

 

1130時スタート。出だしからけっこうな急登だが、気温が低くあまり汗をかかない。30分ほどで第一パノラマ展望台到着。眼下の森がほんのり桜色をしているがまだ少し早いようだ

 

ミツバツツジ

 

足元にはスミレ

 

四ノ谷山を過ぎると道は小さな上り下りを繰り返し、なかなか標高が上がらない

 

標高にして500M 足らずの雲山峰だが、細かい上り下りのせいで思ったより時間がかかり1340時到着

 

何回も上ったり下ったりして気を持たされたが、名前の割にはあまり特別感もない普通の山だった。雲山峰、うーん残念。頂上にカクレミノという変わった名前の木あり

 

お天気はいいのだがわずかに風がありひんやりしている。4月とは思えない冷気のなかを下山。

大福山でもそうだったがこの辺り、倒木が多い。けっこう立派な根を張っていてももろいものだ。倒れた幹から新芽を出しているのがなんとなく哀れ

 

 

展望広場では

 

ヤマザクラが少し咲き始めている

 

道の両側をイノ君が掘りまくっているが、ここのイノ君は六甲山とは違い本分を守り夜行性なのだろうか、出会うことはなかった

 

イノ君のヌタバ

 

帰りは紀伊駅に出て無事下山。めでたしめでたしの紅白。それにしても寒い1日だった

 

 

 

 

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綿向山再び

2019年03月09日 | ちょっと遠出の山

暖かい日が続き、近郊の山の雪もいったん少なくなったがまた少し寒くなり、昨日のヤマレコを見ると綿向山に積雪があったようなので行ってみることに。運がよければ霧氷も見られるかも。

JR近江八幡駅から0820時発の北畑口行のバスに乗って1時間。下りてから登山口まで車道を40分ほど歩く。

登山口からは杉林に付けられたジグザクの道を上っていく。

これが花粉症の素。まだ花粉が飛び出ていない状態か。憎き花粉症の敵、踏んづけてやろうかと思ったが踏めば花粉が出てきそうなので止めておいた。

 

4合目あたりから雪が出てきて5合目の避難小屋の辺り

 

6合目から冬道に入り8合目あたり。この辺り前回は霧氷がきれいについていたが今回は無氷。時間的にもう少し早ければ見られたはずなので残念

 

登山口から2時間10分で頂上着。今日は風もなく穏やかなのでここで昼食。

 

向いに見えるのは雨乞岳とちょっと尖った鎌が岳

 

頂上直下の急斜面の下りはチェーンアイゼンを付けるが、あとのジグザグ道は歩きやすいので登山口まで1時間15分ほどで到着。あっという間に雪が融け、帰り道は泥でぬかるんでこのありさま

 

この時点で1350時、あとは車道をバス停に歩くだけなのでギリギリ1423分発のバスに間に合いそうだ。そう思ったら脱兎のごとくバス停を目指して何とか間に合った。

バスは1時間に一本なのでゆったり次のバスにすればいいようなものだがせっかち人間にはそれができない。これでずいぶん人生を損しているところがあると思うのだが。まあ体力的に無理になればいやでものんびりしなくてはならないのだから、今のうちだけかもねと自嘲するのだった。

 

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大福山

2019年01月10日 | ちょっと遠出の山

鉄道旅から帰ってきたが、まだ18切符が残っていて今日は期限最終日。もう十分に元がとれるほど乗ったが最後まで使い切ろうとどこへ行くか考える。

どうせならちょっと山へ登れるところがいいと、年の初めらしく縁起のいい名前の山として以前山雑誌に紹介されていた紀泉アルプスの大福山に行って見ようと思う。

大阪から紀州路快速に乗り和歌山の手前の六十谷で下車。だがいつものように朝が遅いので駅に着いたのが12時頃。記事ではそこから往復4時間25分ほどの行程なのであまり余裕はない。

マンホールは手毬。♫てんてん手毬の手がそれて♫

 

千手川沿いの車道を上って行く。頂上は427Mの里山だが、最初は緩やかな道であまり高度が上がらず少々焦る。しばらく行くと記事で紹介されている道以外の標識が出ていたのでそちらに行ってみるがすぐに立ち入り禁止の札が出ている。仕方なく戻って地元の人に訊くと山を削って大規模太陽発電所の計画があって立ち入り禁止はその工事予定エリアなのだそうだ。地元ではあまり歓迎されていないようだ。自然エネルギーには賛成だがその立地場所についてはなかなか難しい問題もありそうだ。

しかたなく元のルートを歩いて行くとまたまた登山口の標識が出てくる。里山だけあって登山口が多いようだ。そこへ入っていくと道にはゴミがあったりして荒れているが時間がないので突き進む。

ここでやっと本格的な上りになって道も登山道らしくなってくる

 

傾斜もけっこうあるので一気に高度を稼いでいく

季節外れのツツジ

 

立派な桜が台無しだ

 

これ以上倒れないようにつっかえ棒

 

2時間ほどで頂上到着。

 

紀伊水道も見え眺めがいいところなのだが今日はかすんでいる

 

アップの大福山。こんなに大きい福などと大それたことはいわないので並みの福をよろしくと撫でておく

 

大福山に因んでコンビニで大福を買ってきたので急ぎほおばり下山。予定より早く1543時の電車に間に合って帰宅。

最後まで18切符を有効に使ったのだった。

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秋の御在所岳

2018年11月05日 | ちょっと遠出の山

低山の秋を求めて御在所岳に登る。登山道はいくつかあるが奇岩が見られるという中道を登り、下山は裏道を歩くことにする。

バスをロープウェイ駅で降りて旅館街を歩き登山口へ向かう。

渓流は流れも紅葉も美しいのだが

 

渓流沿いの旅館のなかには廃業し、朽ちて無残な姿をさらしているところがあり、なかには瓦が落ちてきそうなところもある。昔ながらの温泉街では同じような状態を抱えているところが多いようだ。

1020時登山口から登り出す。先日の武奈ヶ岳は樹林帯の急登だったが、ここは花崗岩の岩の道の急登だ。

 

燃えるような赤!

 

今日は降水確率30%という微妙な数字。まだ雨は降っていないがだんだんガスってくる

 

これが有名な負ばれ岩

 

そして地蔵岩

 

アップするとこういう具合。これは奇岩中の奇岩。以前行った金勝アルプスもいい岩があったがこれにはかなわない。どうしてこんな形になったのかつくづく不思議

 

地蔵岩を過ぎるとキレットに出る。ルートはずっと上りだったがここだけは下ることになるので慎重に行く

 

この後も岩ゴロの急登が続き、なかなかタフなルートだ。なんとか登り切ってロープウェイ山上公園に着くが、山頂はさらに先だ。道はいったん下って最後はスキー場のなかを上って1240時山頂(1212M)に到着。残念ながらガスが濃く眺望なし

 

昼食を食べ、山上駅まで戻り下山は裏道ルートを行く。中道より勾配は緩やか、黄色の色づきが鮮やかな道だ

 

ウサギの耳岩。これを過ぎると藤内小屋が近い

 

藤内小屋の周囲もなかなかきれい

 

紅葉、澄んだ流れ、白い岩が美しい

 

出発点に戻って16時台のバスで名古屋に出て予定終了。

お天気はいまいち、ガスって眺望なしだったが、岩好きとしてはあの岩を見られたのでよしとしよう。こうなるとあとは延岡市にあるパックン岩をぜひ見てみたいものだ。

 

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秋の武奈ヶ岳

2018年10月28日 | ちょっと遠出の山

最近になってやっと天気が安定してきた。標高の高い山の紅葉は終わってしまったが、低い山ではまだまだ楽しめる。

ということで今日は湖西の武奈ヶ岳(1214M)に出かける。何度か行っている山だが雪のある時期ばかりで今の季節は初めてだ。

登山口の坊村には堅田からバスに乗るのだが、今日のバス乗り場は長蛇の列。満員の客をなんとか押し込んでバスは出発。途中の平のバス停で蓬莱山方面へ行くのか3割ほどの登山客が降りて0930時ごろ坊村到着。

0940時登山口を出発。しばらくは杉林の急登が続く。ここも先月の台風で多くの木が倒れ登山道をふさいでいるのでくぐったり跨いだりしながら進む。

森も次第に秋色に

 

1時間50分ほどで御殿山に着く。ここからの武奈ヶ岳の稜線は魅力的だ

 

いったん下って最後の上りにかかる。赤く鮮やかなのはドウダンツツジだがこんなにドウダンツツジが多い山だとは初めて知った。雪のある時期にはわからないので当然といえば当然だが

 

御殿山を振り返る

 

東方向

 

さすがに今日の頂上は人が多い

 

 1210時頂上到着。ここで昼食を食べて八雲ヶ原方面に下りていく。

この辺りはススキもきれい

 

燃えるモミジ

 

八雲ヶ原から北比良峠に上がる。

 

ここからは琵琶湖を一望

 

岩が露出しているのはカラ岳の南斜面か。

 

あとはダケ道を下ってイン谷口に下山、1525時発のバスで比良駅に出る。今日のルートは針葉樹も多いので全山紅葉とは行かないがそれはそれで十分きれいだ。特にドウダンツツジの紅葉はなかなか素晴らしかった。やはり山は季節を変えて登ってみるものだ

 

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金勝アルプス、もう一度

2018年06月17日 | ちょっと遠出の山

先月行った金勝アルプスは奇岩鑑賞が楽しいところだったのだが、岩に見とれて、気づけば主峰竜王山にも鶏冠山も上らずに下りてきてしまったのが心残りだった。来週はまた天気が悪そうなのでこの週末に急ぎ登りなおすことにした。

この前は気づかなかったが駅前の、マンホールというにはかわいい蓋。仕切弁というらしい。

 

10時ごろ上桐生のバス停に到着。今日はこの前行かなかった狛坂摩崖仏経由のルートを上る。こちらはあまり人がいなくて静かなルートだ。

平安時代に掘られたという摩崖仏

傍らにはお寺もあったようだが今は石垣のみになっていた

 

こんな岩の間を抜けたり

 

重岩(かさねいわ)という大きな岩の下を通り

 

茶沸観音という小さな観音様を見て

 

1時間半ほどで竜王山到着

 

一段下がったここでは雨乞いが行われることがあるそうだ。なるほど竜は水の神

 

 

 ここからはハイライトの天狗岩を経由して鶏冠山に向かう

天狗岩付近は今日も人がいっぱい

 

スヌーピーに見える?

 

鶏冠山(トサカヤマではなくケイカンザンと読むらしい)に上り、あとは上桐生に下り、1430時のバスで草津駅に戻る。

狭い範囲に多彩なルートがあってなかなか見どころ満載なので、登山者が多いのも納得できるのだった。

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金勝(こんぜ)アルプス

2018年05月27日 | ちょっと遠出の山

5月も終盤、そろそろ梅雨入りかということで、来週あたりからお天気はパッとしなくなりそうだ。今のうちにひとつ登っておくかと滋賀県の栗東市にある金勝山に出かける。写真で見ると岩の露出したなかなか楽しそうなルートだ。

JRの草津駅で降りて上桐生行きのバスに乗る。

草津市のマンホール。最近手の込んだマンホールが多いなかの正統派

 

終点で下車。まずは落ヶ滝を目指す。

 

ここから急斜面を上ると滝の落ち口が見える

 

尾根通しの道を上っていくと天狗岩が見えてくる

 

岩のトンネルだがここはくぐらずに進む

 

天狗岩の辺りは岩も人も多い

 

巨岩の右に人が小さく見える

 

一番高いところからの眺め

 

 

天狗岩から耳岩方面に下りて行くが道はザレて急こう配なので慎重に下る

手前の岩が足の指のように見えたりして

 

落ちそうで落ちない

 

岩の中に顔があるような

 

ゴリラ岩と言われているらしいが私にはダルマ落としのダルマに見える

 

いくつもにも分かれているルートのうち天狗岩尾根ルートを辿って出発点に戻っていく。

出発点近くに逆さ観音というところがあるというので見に行く。

 

なるほど確かに逆さだが、以前はもっと上にあったのが落っこちて逆さになったのだとか。なぁーんだ。

明治時代に作られたオランダ堰堤とそれを指導したヨハネス・デ・レーケ氏

 

この辺りは気持ちのいいキャンプ場になっていて大勢の家族連れでにぎわっていた。

標高はせいぜい600Mほどの金勝アルプスだが岩好きにはたまらない危楽しいルートだった。しかし岩に気をとられて下りてきて気づいてみれば最高峰の龍王山に登るのを忘れていたのだった。

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