ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

猿投山

2013年11月11日 | ちょっと遠出の山

名古屋に行ったついでに豊田市の猿投山に上った。愛知県中央部の北部は今はすべて豊田市に編入されて昔の行政区分は様変わりしていてびっくり。岐阜県、長野県に接する地域も今はすべて豊田市になっているようだ。まあ、お金があるんだからまとめてめんどうみてもらってもいいか。

今回は歩きなれていない友人もいっしょだったが、挫折せずになんとか頂上を踏めた。

頂上からは見通しのいい日は南アルプス南部、白山、御嶽などが見えるらしいが今日は残念ながら雲で被われている。

 

下りてきて、愛知では有名な某ステーキ屋チェーン店でハンバーグとリブの盛り合わせをいただく。野菜もたっぷりで満足、満足

 

ついでに友人宅の愛猫。以前よりさらに重量感が増している気がする

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晩秋に播州の山へ

2013年11月08日 | ちょっと遠出の山

姫路の奥にある雪彦山は10年ほど前の秋に行ったことがあるが、そのときは危険な岩場には行かずに下りてきた。今回はその岩場に行こうと誘われての再訪である。

長年山歩きをしていると岩場などでちょっとバランスをくずして一歩間違えば危なかったという場面にも遭遇したりする。そんなことがあると最近は「もう危ないことはしないでおこう」と思うのだが、危険なことはちょっと楽しいことでもあるので危険な香りに誘われてしまった。

登山口から急登を登ると、ロッククライミングの練習場不動岩に到着。なかなかのオーバーハングである。

 

覗岩の下は何とか通ることができる狭い隙間になっている

 

大天井岳で昼食後岩場を通り、地蔵岳に登り虹ヶ滝へと下りていく。

クサリさえ離さなければ大丈夫だが細心の注意で下る

 

 

 

地蔵岳に3人クライマーがとりついている

 

秋をまとった地蔵岳

 

斜面の紅葉も今が見頃

 

クサリとロープに助けられ、天然のフィールドアスレチックを堪能し、無事に下山でき、めでたしめでたし

 

 

 

 

 

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カラッカラッ

2013年06月13日 | ちょっと遠出の山

このところ天気の週間予報が目まぐるしく変わっている。6月に入っても雨は降らず、やっと台風3号の影響で雨マークが入ったと思えば、東に逸れて雨マークがまた消えてしまった。台風で遠出をあきらめたのにこんなことなら行っていればよかった。

しかたないのでアルプス縦走に出かけることにした。JR加古川線の小野町駅、市場駅沿線の「小野アルプス」は、標高100M~200Mの超低山が連なっている。今の時期は暑いだけ、とわかってはいるがとりあえず行ってみる。

まずは小野駅で下車、1000時、鴨池を目指して歩き出す。小野市のマンホールは特産のハサミとソロバン模様

 

こりゃなんだ?

 

照り返しのきつい車道をテクテク歩くこと30分。鴨池の脇からアルプス西部の登山道に入り、まずは紅山に登る。

 

いろいろ注意しないとね

 

 

 

紅山(182M)着。名前のとおり岩がピンクっぽい

 

縦走路はいったん下りて岩倉峠から始まる。アルプス最高峰、惣山(198M)から紅山を望む

 

その後はアンテナ山、総山、安場山、愛宕山、前山と、150~160M程度の山を登ったり下りたりして終点の高山へ向かう。まったくこのクソ暑いのに・・・。しかし他にもいくつかのグループに出会ったので世の中には物好きがいるものだ。

六甲山ではほとんど見られなくなったササユリが咲いているのがせめてものなぐさめ

 

1330時終点高山(127M)着。ここから下ればお風呂が待っている。

 

白雲谷温泉「ゆぴか」は新しくてきれいな入浴施設だった

 

汗を流して市場駅に下る。市場駅は新装成って、おしゃれな外観になっていた

 

季節さえ選べば、快適なハイキングが楽しめるコースだが、今の季節はただただ暑いだけだった。最後に飛び込んだお風呂でなんとか報われた。

小野町駅、市場駅とも周辺にはなにもない。加古川駅でお弁当を買っておいてよかった。コンビニとは都会のものだとつくづく思った。

帰ってきてみると、本日の神戸の最高気温は35度だったそうだ。

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大洞山と三多気の桜

2013年04月09日 | ちょっと遠出の山

以前訪れたときは少し遅かったので今回は見頃にと思って、三多気の桜を観がてら近くの大洞山を登りに行ってきた。

普段はバスの便がないが今の時期だけ名張から臨時バスが出ているので0910時のバスに乗車。1時間ほどで杉平着。ここから真福院へ上っていく。このお寺の参道の山桜が三多気の桜。花も見事だが幹も古木の風格があって、平地の桜とは一味違っている。

下の方はすでに散り始めていたが上へ行くほどに見頃を迎えている。

下の駐車場から大洞山を仰ぐ

 

茶畑と桜

 

おあつらえ向きのわらぶき屋根

 

 

シュモクレンも満開

 

水の入った棚田に桜が映るここがビューポイント

 

 

真福院山門の大木3本。2本は杉、1本は欅

 

立派な欅

 

真福院の裏から大洞山に登る。途中からはかなりの急登となるがその分高度は稼げる。1時間ほどで大洞山雌岳に到着。目指すは雄岳

 

いったん下って上り返し10分ほどで雄岳到着。見えているのは隣の尼子岳

 

尖がったのは関西のマッターホルン高見山か

 

雌岳まで戻り林道に出る別ルートで真福院に下る。美杉村というだけあって手入れされた杉林は見事

 

バスの時間まで余裕があったのでバス停付近をブラブラ。対面の山桜もお見事

自宅から三多気まで電車とバスを乗り継いで4時間、現地滞在5時間弱、帰りにまた4時間かかるが、その価値は十分ある日帰り旅だった。

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武奈ヶ岳

2013年03月03日 | ちょっと遠出の山

近場の雪山ということで滋賀の武奈ヶ岳に遠征。最近のヤマレコへの投稿でも今年の武奈ヶ岳は雪が多いという。これは行って見なければ。

湖西線の比良から八雲が原を経て行ければいいのだが日帰りではちょっと時間的に余裕がないので坊村から南西稜を往復することにする。

出だしから杉林の急勾配をツボ足で上っていくが、上りでも滑りやすくなったので40分ほど行ったところでアイゼンを着ける。この時期の武奈ヶ岳は今回が3回目だが確かに今年は雪が多い。御殿山の手前の樹林帯はこの時間帯でも十分雪がついていてまるで迷路の中を歩いていくようだ。

 

蔵王のモンスターとまではいかないが木々に付いた雪の造形は見事

 

 

 

2時間ほどで御殿山に到着。ここから眺める武奈ヶ岳への稜線はなかなか魅力的

 

いったん下って稜線へ出る。晴天ではないがそれほど風もないので快適な稜線歩きとなる。ここは東側にいくつも立派な雪庇ができるところなので東に寄り過ぎないようにだけ気をつける。

 

40分ほどで頂上に着くが残念ながら遠くはかすんでいる。

 

頂上付近の木々の雪化粧

 

 

帰りのバスの時間があるのであまりゆっくりもできず、来た道を引き返す。雪庇を避けるように歩く先行者

 

日曜なのでこの時間でもまだけっこう登ってくる人が多い

 

頂上を振り返る。雪の着いた稜線のこのカーブ、たまらなく美しい

 

今回は念のためスノーシューも持ってきたが、登山者も多くトレースもあるので出番がない。しかしせっかく持ってきたのだからと御殿山からの下りで着けてみる。トレースを外れて新雪をバホバホと踏んで行くが調子に乗ってルートから外れてしまうと戻るのが大変だ。斜面をトラバース気味に戻ろうとするが、そのままずれ落ちて戻るのがさらに大変になってしまう。バスに間に合わないと困るのでほどほどのところでスノーシューははずすことになる。せっかく持ってきたのになぁ。

下りてくると登山口手前の杉林の登山道はすでに雪が融けて泥道になっている。今日は気温が比較的低かったが明日からは気温もグッと上がるようだ。そうなると雪解けも一気に進む。雪はまことにはかなく美しいもの。そう感慨にふけりながら帰宅すると、北海道では暴風雪で死者が何人も出たとの痛ましいニュース。雪とは怖ろしいものでもあると頭を冷やされる思いだった。

 

 

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観音峰に登る

2013年01月31日 | ちょっと遠出の山

今の時期、日本中が高気圧に覆われお天気の崩れの心配がない日はそう多くない。そんな貴重な1日、家にじっとしているわけにはいかない。日帰りで雪の踏めるところということで奈良県天川村の観音峰に行く。

休日なら下市口から臨時直通バスの霧氷号が出ているが、平日なので路線バスに乗っていく。往復とも1便だけなので時間に融通が利かないのがつらい。下市口から約1時間、観音峰登山口で降りて1030時出発。

登山口の吊り橋から雪がある。このルート、何年か前の秋に登っているがそのときは洞川温泉の方から上ってここへ下りてきたので今回は逆を辿ることになる。

 

すでに陽は高いので凍結場所はなくツボ足で樹林帯を上っていく。

雪のドーナッツ発見。それにしてもよくできている。思わず食べたくなる。

 

観音平を過ぎ、枯れススキが見えてくると展望台に着く

 

 

展望台から稲村ヶ岳を望む

 

昼食を摂って、帰りのバスの時間を気にしつつ先を急ぐ。ここまでは登山口から往復する人も多くトレースもはっきりしているがここから先はトレースが少なくなる。ただ目印のリボンやらテープはたくさんあるので迷うことはなさそうだ。昔「ボタンとリボン」という歌があったような気がするがこれはなぜか「やかんとリボン」

 

観音峰頂上は平で標識がなければ頂上とは思えない

 

この辺りから雪が増えるが深いところでヒザ下、大体足首程度なのでそのままツボ足で進む。途中狭い尾根もあるが、行き交う人もなく静かで快適な雪道歩きとなる。法力峠へ下る直前、少々傾斜が急なところもあるが、そこはこけたり、尻すべりをしながら楽しく下る。

 

ここまで下ればあとは森の中の緩い巻き道となる。バスの時間にも余裕で間に合いそうなのでのんびり行く。途中斜面から雪が落ちているプチなだれのところもあるので要注意

 

1435時、洞川温泉に出る。今回山の中ではアイゼンが必要なところはなかったが、この道路の方が使いたくなるぐらいだった

 

冬の温泉街は静かなもの

 

アンパンマンの中の水も凍っている

 

天川村マンホール

 

バス停前の見事な吊り尾根

 

バスの時間まで余裕があったので温泉でさっぱり。「やっぱり雪のある山はいいなぁ」と思いながらゆっくりお湯に浸かって余韻を楽しんだのだった。

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大台ケ原

2012年10月20日 | ちょっと遠出の山

紅葉もだんだん高度が下りてきて、近畿では1500Mくらいのところでもピークを迎えてきている。そんななかどこへ行こうかと迷うところだが、今年は大台ケ原へ足を伸ばすことにした。

大台ケ原付近はけっこう等高線が詰っていて険しい山容だが、西大台、東大台の辺りは等高線が緩み典型的な台地の地形を見せている。車で行けば1500Mくらいまで登ってしまうのであとは高低差200Mくらいを歩けばよく、ハイキング気分で行けるところである。しかし神戸から行くとなると電車とバスで片道5時間ほどみておかないといけない。5時間かけて行って、4時間現地滞在、また5時間かけて帰るという突貫日帰りツアーである。

日出ヶ岳、正木ヶ原、大蛇(だいじゃぐら)、シオカラ谷吊橋と見所満載。おまけに紅葉とくればこれは行かねばならない。

朝7時、環状線のホームで待っていると、ユニバーサルスタジオ行きの賑やかな電車が入ってきた。

 

天王寺で下りて阿部野橋駅から0740時発の吉野行きの特急に乗って0850時大和上市着。駅前のマンホール。泳いでいる魚は何かな

 

0900時発のバスに乗ることになるが、さすがにこの時期乗客が多く、増発も入れて全部で4台で出発。終点の大台ケ原のバスセンターが近づくにつれ、上の駐車場に入れなかった車の路上駐車でバスも立ち往生。なんとか切り抜けて2時間ほどで到着。

まずは日出ヶ岳(1694M)へ向かう。笹の下生えのなかの色づき

 

列を成して登っていく

 

30分ほどで日出ヶ岳到着。展望台からは360度の眺めあり

 

展望台が2つあって、上の展望台に上っていく途中振り返ると対面の紅葉が美しい

  

 

ひっくり返った木の根っこもなんだかさまになっている

 

昼食後正木ヶ原方面へ。木道を歩いて振り返るとこんな具合

 

正木ヶ原は伊勢湾台風のときに倒れた木々で独特の景観を作っている

 

 

大蛇(だいじゃぐら)は突き出た細い岩の突端への道だが、突端の直前は下りになっていておまけに大勢の人の足跡で磨かれ岩が磨耗しているので足の踏ん張りに自信がないとちょっと怖いかも

 

先端の先には色づいた岩がきれいに見える

 

見えるのは東ノ川か

 

台地の端は切り立った崖

 

青空に映える木々のなか、次のハイライト、シオカラ谷の吊橋へ

 

 この辺りの紅葉も見事

 

静かな森の中を歩いてスタート地点まで戻る

 ドライブウェイを行く帰りのバスの中からも通り過ぎる山肌の紅葉ショーを堪能したのだった。

 

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蓬莱山

2012年03月14日 | ちょっと遠出の山

今日はバリバリの高気圧張り出し日。この3日ぐらい寒い日が続いていたのでまだまだ湖西の山は雪が多いはず。蓬莱山に登ることにする。

琵琶湖バレイの山麓駅から金毘羅峠を目指す。期待通り登山道入り口付近からしっかり雪がある。

 

平日なので先行者はなくトレースがない。登山道を入って夏道のつもりで歩いていたが、こんなところに出てしまう。左はかなり落ち込んでいてちょっと危なそう。これが道とは思えない。読めないなりに地図を出してみると明らかに方向が違う。やむなく引き返すが結局入り口からすぐのところで間違えていた。もっと早く地図を見るべきだった。30分くらいロスをしてしまう

 

あらためて登り出す。けっこう鹿の足跡が多いが、これは何だろう。まさかクマ!?

 

高度が上がるにつれて雪が深くなってきて膝下ぐらいになってくるのでカンジキを履く。800Mくらいのところでロープウェイの山頂駅が見えてくる。この辺りからまた道がわからなくなってくるが尾根を忠実に詰めていく

 

2時間半ほどで金毘羅峠着

 

ここからが急で時々踏み抜き大穴に嵌る。カンジキで嵌るとなかなか抜けなくて困る。

 

かなり斜面が崩壊しているところがあるので要注意。時々崩壊して土砂が落ちていくする音がして不気味である

 

快晴無風!琵琶湖が見えてくる

 

何かの巣穴かな

 

きれいなウサギの足跡

 

やっとスキー場ゲレンデの稜線に出た

 

右は落ち込んでいるのでなるべくゲレンデの淵を歩く

 

ひときわ白いのは武奈ヶ岳か

 

下山はキタダカ道を下るがここも上部はけっこう雪が多くて何回踏み抜いたかわからない。今回はカンジキを使ったがやはり接地面積の広いスノーシューの方がよかったかもしれない

 

2時間ほどで志賀の町に出る。マンホールはしゃくなげとヨット

膝の高さとはいえやはりもぐると消耗し、久々にしんどい上りだったが、天気は上々、雪山歩きの楽しさと大変さをあらためて実感した充実の一日だった。

 

 

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蛇谷ヶ峰に登る

2012年02月22日 | ちょっと遠出の山

  

  今年の冬は寒く、日本海側は豪雪に見舞われたが、その割には六甲山には本格的に雪が積もる日はない。去年の2月には六甲にもけっこう雪が積もって雪景色を楽しむことができたのだが、今年は期待できそうにない。近畿でも琵琶湖の西も東もけっこうな積雪があって、伊吹山などは一時雪崩の心配で入山禁止になったほどだ。

  朝起きるとお天気がいい。昼間はお天気が持ちそうなので急遽、湖西の朽木村の蛇谷ヶ峰(901M)に登ることにして飛び出す。JR湖西線で安曇川駅迄行き、そこから江若バスで朽木学校前下車、登山口へはそこからさらに「くつき温泉てんくう」へ行くシャトルバスを利用する。

くつき温泉から蛇谷ヶ峰を望む

 

  登山口は標高310Mなので600M弱の登りだが、平日でバスの便が悪かったせいで登山口が1130時という遅いスタートになり少々気がせく。

 

冬でも最近はけっこう登る人が多く、トレースははっきりしている。スノーシューあり、かんじきあり、アイゼンあり、ツボ足ありといろいろ

 

途中小さな沢を渡ると傾斜が急になってくる。大穴が開いているのではまらぬよう慎重に

 

下山してきた子どものグループは皆昔なつかしいカンジキを履いて尻スキーに夢中

 

私は結局ツボ足のまま最後まで登り、2時間ほどで蛇谷の頂上着

 

 

時間がないので大急ぎで昼食を食べる。今日はカップラーメンに野菜を入れたもの

 

  尻スキーに備えてカッパのズボンとブレーキ代わりのスノーシューを履いてバタバタと下り始める。先行者の尻スキーで斜面が磨かれているのでけっこうよく滑る。調子に乗って滑っていたらストックのリングやら手袋の片一方を落としてしまってもったいないことをした

  1時間10分ほどで温泉まで下ってくる。バスが出たところで次のバスまで時間があったのでついでに温泉にも入って、1615時のシャトルバスに乗せてもらう。

 

  温泉の下のグラウンドには雪遊びで作った小さなカマクラがトーチカみたいになっている。こんなところで雪合戦をしたら楽しそうだ

神戸まで戻ってくるとすでに雨が降りだしていた。いいタイミングでの山行きだった。

 

 

 

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残雪の荒島岳

2011年04月06日 | ちょっと遠出の山

  

  海外の気象台が、日本中に放射能が舞うといっていた6日は、列島がすっぽり高気圧に覆われ、どこもかしこもお日様マークが出ていたので、早朝ザックに荷物を詰めて大阪を朝一番の「サンダーバード」で福井に向かった。そこからさらに越美北線に乗り換え、勝原(かどはら)に着いたのが10時33分。そこから標高1523Mの荒島岳に登る。スタートは遅いが帰りの列車も14時台と18時台にしかないので、18時台に乗ることにすれば余裕で戻ってくることができる。

  登山口はスキー場だがすでに廃業していて、かっての電話ボックスも今は登山届けボックスになっている

 

  リフトがあればゲレンデの終点まで300Mぐらいは稼げるのだが、地道に下から行くしかない。雲ひとつないお天気なので、すでに大汗が吹き出る

 

ブナの木の周りはすっかり春になっている

 

  しゃくなげ平には登らず斜面をトラバース。「もちが壁」の入り口で昼食。しゃくなげ平の斜面を見上げればどこまでも青空

 

  ここからいよいよもちが壁を登る。部分的に急斜面があるのでアイゼンを履いて、ストックもピッケルに持ち替える

 

直径1M、深さ2Mほどの大穴。危ない、危ない

 

途中いくつも偽ピークを見ながらの上りは息が上がる

 

 

果てしなく空に向かって登っているような気がしてくる

 

右の端がやっとピークらしい

 

15時30分到着。遅いスタートだったので山頂には誰もいない。途中であった人も6名ほどだった。

 

白山がその名の通り白く輝いている

 

  「もちが壁」の下りさえ気をつければあとは軽快に下って17時にはゲレンデまで戻れた。電車は18時45分発なので駅の周辺を歩いてみる。出番の終わった雪囲い

 

こんなものにも雪囲いが

 

駅は無人駅

 

電車が来たときにはすっかり日も暮れて月が出ていた

 

  20時過ぎに福井駅に着いたら、もう駅弁屋も閉店。コンビニでなんとかお弁当を買って20時32分のサンダーバードに乗って遅い夕食。

 

23時20分ごろ帰宅。さすがに疲れたがお天気は上々、このところの気の沈みも忘れた最長記録の日帰り登山だった。

 

 

 

 

 

 

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